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2005.03.02

ディスプレイ症候群(眼精疲労)の漢方

こんにちわ。土屋です。


早くも3月の桃の節句の時期ですが、山形はまだまだ雪が降り続く毎日です。


さて、マザーサイトの「土屋薬局 中国漢方通信」では、「肝と腎を養って、目の疲れや老化を防止」をアップしました。

(業務の間隙を縫って、久しぶりの「中国漢方通信」の更新です)


杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)という「飲む目薬」と呼ばれる漢方薬は比較的に有名ですので、漢方に詳しい方でしたら一度耳にしたことがあるかもしれません。


六味地黄丸(ろくみじおうがん)や八味地黄丸(はちみじおうがん)という漢方薬よりも、杞菊地黄丸のほうが眼精疲労などにより専門的で効き目も期待できます。

今回は、その杞菊地黄丸を中心にして、プラスアルファの漢方療法も紹介しています。


正常眼圧緑内障なども、病院で経過を見守っていく疾患ですので、体質に合った漢方薬などをお勧めしていきますと非常に喜ばれます。


「若くして、たとえば娘が緑内障の傾向があり心配だ、、、何とか予防する方法はありますか?」などというご相談も多いです。


眼圧をコントロールする点眼剤のほかに、漢方の内服療法もさまざまあることを知って頂きましたら幸いです。


「目は口ほどに物を言う」「目は心の窓」とありますが、まさにその通りでして、中国漢方(中医学)でも、五臓六腑の「精気」が目に注がれて、体の内臓が健康な結果、私たちは物をよく見ることができると考えています。


関係する臓器(精微物質)としては、肝血(かんけつ)や心血(しんけつ)、腎陰(腎精)などです。


脾胃も関係していることがありますので、マザーサイトには、下痢や軟便気味の方…というコースも用意しました。


口臭、体臭、下痢、軟便の漢方、漢方薬

過敏性腸症候群の漢方


女性のかたで多いのは、生理不順や生理痛、不妊などとともに、目のトラブルもある方です。


これらはすべて五臓の「肝(かん)」に関係することが多く、おもに「肝血虚(かんけっきょ)」がベースとなります。


「肝は目に穴を開ける」とあり、目は肝臓の状態を表しやすく、生理の来潮に関しても五臓の「肝」が関係しているからです。


パソコンでの仕事やスマートフォンの普及により目を酷使したり、過剰なストレスや過労が続くと五臓の「肝」に大きな負担がかかります。

ブルーライトの刺激もあります。


「肝」の機能が低下すると、精神的に不安定になったり、イライラしやすい、気分の落ち込み。

そして眼精疲労や視力低下、眼の痛みなどが起こりやすくなります。


肝血虚は、精神的な不安や不眠、憂鬱、イライラなども起こしやすいですので、何らかの婦人科の悩み→目の疾患→不安、不眠、夢が多い→体が消耗→婦人科の症状の悪化→眼精疲労→……などとグルグルと悪化していくこともあります。

これは、まずは「バーン」と補血(ほけつ)していって、「急がば回れ」で体調全般を整えていくことがお勧めです。


杞菊地黄丸や婦宝当帰膠、帰脾湯など素晴らしいです。


気分の波、落ち込みがあるようでしたら、+逍遥丸または加味逍遥散

頭痛や肩こりなど瘀血(おけつ)の血行不良の状態に、丹参製剤の冠元顆粒。

冠元顆粒の成分のうちの川弓なども目に良い漢方生薬として知られているようです。


また最近のIT社会では、パソコンを仕事で必ず使いますし、メールに追われている人も多いと思います。


先日、東京に行ったときに「吉野家の牛丼1日復活祭?」があり、吉野家の前に孤独な?男性たちが携帯メールを見ながらじっと立ち続け、待っている姿を見て、私はビックリしてしまいましたが、そういえば、山形の田舎でも「自転車に乗りながら携帯メールを読んでいるそれほどあなたは忙しくもないだろう高校生または中学生」たちにも学校薬剤師としてその学生たちの知性を疑っていますが、IT社会の「ディスプレー依存症候群」のかた、また予備軍のかたにも、今回のコラムは面白いと思います。


適度に画像を見ていないと、目から心神(しんしん)が消耗していき、心がおかしくなっていったり、体調全般的も不調になっていきます。


舌の先は赤く、ストレスや不眠があることが分かります。

生理不順などのトラブルがある人も多いです。


ああ、私もパソコン気をつけよう。。

という訳でして、参考になりましたら幸いです。


朱鷺草

土屋薬局店内では、朱鷺草が咲いています。

朱鷺草

可憐な花で、きれいですね。

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