« 奥只見の春─田子倉湖の桜 | トップページ | 奥只見の春─若宮八幡神社の桜 »

2005.05.11

リウマチ性多発筋痛の漢方療法

リウマチ性多発筋痛のお客様が、当店で漢方薬も併用しまして
痛みなどの自覚症状が楽になりましたので、この場で紹介させて頂きます。


リウマチ性多発筋痛とは、膠原病の類似疾患で
しつこい頑固な痛みが肩や首、腰などに起こることです。


病院でお医者さんに診断してもらう疾患ですので、
ここでは深く述べませんが、リウマチのように最終的に関節が変形したり、
日常生活が不便になる病気では無いということと、
ステロイド剤が奏功するということがポイントです。

50代以上の女性に多い疾患です。


メルク医学情報より


リウマチ性多発筋痛は、首、肩、股関節の筋肉に激しい痛みとこわばりを起こします。

50歳以上の成人に多く発症し、男性よりも女性に2倍多く発症します。

この病気の原因は不明です。

側頭動脈炎を併発するため、この2つの病気は、
共通した部分があるとみられています。


症状と診断


リウマチ性多発筋痛では、首、肩、股関節部の激しい痛みとこわばりがあります。

こわばりは、朝や、しばらく動かさなかった後に筋肉を動かすと悪化します。

筋肉症状に伴って、発熱、漠然とした不快な気分、体重減少、抑うつが生じます。

このような症状は、突然出現することもあれば、徐々に出現することもあります。

筋肉の損傷や筋力低下は認められません。

リウマチ性多発筋痛に側頭動脈炎を併発することがあり、
この場合は失明のおそれがあります。

また、軽度の関節炎を伴うこともありますが、
関節炎が重い場合は関節リウマチ(関節リウマチとその他の炎症性関節炎:
関節リウマチを参照)の疑いの方が強くなります。


治療


リウマチ性多発筋痛は、ステロイド薬のプレドニゾロンを低用量投与すると、
症状は劇的に改善します。

側頭動脈炎を併発している場合には、
特に失明のリスクを減らすために高用量のステロイド薬を投与します。

症状が治まれば投与量を徐々に減らして、
効果が得られる最小限の投与量まで減らします。

多くの場合は2〜4年間でプレドニゾロンの使用を中止できますが、
さらに長期にわたって、低用量のプレドニゾロンの投与が必要になる場合もあります。

アスピリンやその他の非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、
症状緩和の効果はわずかです。

~ちょっとここで一休み~

P5090005

2005年5月9日の神町の様子です。

花水木(ハナミズキ)がきれいに咲いています。

この道路沿いにある人気ラーメン屋・勘鳥居(カントリー)さんの旦那さんは、
ここの道を「勘鳥居(カントリーロード」と言っていましたが、
私は「ハナミズキロード」とも言いたいです。

さて、本題に戻ります。


2005年4月に来店です。

A子さん58歳、女性です。


154cmで、51kgです。

一昨年の11月から、左肩の痛みがあり、手のこわばりもあり、朝がつらいそうです。

筋肉痛で肩こりがつらいです。

手足のこわばりも気になります。

寒がり、冷え性で、雨降りや寒さにも弱いそうです。


今現在は、内科と皮膚科に通院中で、「リウマチ性多発筋痛症」と診断され、
プレドニン3mgを服用中です。

痛みやコリには、モーラスを使っています。


また、体全身に浮腫みもあり、体全体に痛みもあります。

利尿剤のフルイトランやほかには、リピトール、ディオバンなども服用中です。


~ここでちょっと一休み(2)~

P5090017

若木山とりんごの木。

若木山に敬意を表して、ここで一句。

「若木山にはりんごの花がよく似合う」


さて、当店からは独活寄生湯と丹参製剤をお勧めしました。


たとえ原因不明の痛みでも、「通じざればすなわち痛む」の法則により、
気血(きけつ)や経絡の詰まった流れを通していけば、
痛みは改善していきやすいです。

土屋薬局 中国漢方通信」の「痛み、しびれに中国漢方」なども参考にして頂ければ幸いです。

なお、痛みやしびれで上記のメルクマニュアルにも載っていますが、
抑うつなどのメンタル面で精神的に参らないことも治る秘訣だと思います。


独活寄生湯は、足腰の痛みばかりでなくて、
肩などの上半身の痛みにも効果がありますし、
丹参製剤は血行を良くしますので、
頑固なコリや痛みに独歩丸に併用すると相乗効果となります。

ちょうど「痛み、しびれを楽にしよう第2話 坐骨神経痛・椎間板ヘルニア」の世界です。


ちょうど1ヶ月経過した先日に、A子さんが来店されました。


小水の出が良くなり、浮腫みも楽になっているそうです。

肩の痛みも楽になっています。

便秘がちでしたが、お通じも改善されたそうです。

食生活では、養生も大切ですから、
減塩にして、体も冷やさないように気をつけています。

もう一度、独活寄生湯と丹参製剤は1日3回でお続けしてもらいます。

A子さんも喜んでいましたので、土屋薬局でもスタッフ一同喜んでいるところです。


P5090019

りんごの花はステキなんですね。

このほんのりと紅色がかった白い色の花が好きです。


P5090020

|

« 奥只見の春─田子倉湖の桜 | トップページ | 奥只見の春─若宮八幡神社の桜 »

リウマチ漢方療法」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/50545/4081359

この記事へのトラックバック一覧です: リウマチ性多発筋痛の漢方療法:

« 奥只見の春─田子倉湖の桜 | トップページ | 奥只見の春─若宮八幡神社の桜 »