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2008.01.28

補腎薬のカゼの予防の話とウエル・エイジングの話

今日の午前中に土屋薬局の漢方薬の常連のお客様 Kさまがいらっしゃいました。

年配のかたですが、長年ずっと「腎精(じんせい)」を補う補腎薬(ほじんやく)を服用しています。

五臓の「腎(じん)」は、五臓のうちで最も重要です。


「腎(じん)」は生命力をつかさどるシステムで、生命活動力を維持する基本的栄養物質である「精(せい)」を貯蔵し、体全身に「精力(せいりょく)」を与え、粘り強さや根気を生み出します。

この「精(せい)」は、生殖の「精(せい)」でもあるのですが、下半身の元気もつかさどっています。


腎の精(せい)が不足しますと、腎精虚(じんせいきょ)、つまり一般的には腎虚(じんきょ)と言われますが、


「顔色がさえず、疲れやすい、頑張りがきかない、このところ精力減退を感じる。

若い頃と違って冷え症になってきた。

足、腰、目が衰えてきた…」などになりやすくなってきます。


さて、Kさまは、今回の当店のDMを読んで、「カゼをひきやすいので、カゼの予防をしたい」というリクエストで、当店には「勉強に来た」そうです。

有難いことです。

DMのほうには、「体の体表面を防衛する衛気(えき)」を充足していく漢方が紹介されていたのですが、思わず私は素直に

「Kさん、こちらの今の補腎薬をずっとお続けになったほうがいいです」


「五臓の腎(じん)は、若さを保つ働きもありますし、腎が根本的な陽気(ようき)の源になっています。


腎臓の経絡は、背中に大きくバイパスのように流れていて、腎虚(じんきょ)になりますと、陽気不足になりますので、のどが弱くなってカゼをひきやすくなってしまうのです。

それに、補腎していると、髪の毛や耳や目の衰え防止、腰痛や足腰の痛みの防止、骨粗鬆症、前立腺、腎臓病の予防、難病予防にも役立ちますので、お勧めです。」

と説明しました。


今までは、常用量の半分くらいを朝晩に服用していましたが、これからはもう少し量を増やして、なお補腎(ほじん)を続けていくそうです。

Kさんの目は、キラリと光っていたのでした。(笑)


私も、その補腎薬は愛用していまして、「アンチ・エイジング」ならぬ、「ウエル・エイジング」で生きていこうと決めています。


どうしても、世の風潮は「若さが一番」「若者が大切」「若者がすべて」になりやすいですが、いえいえ、年配の高齢者のかたは、「知恵の塊」ですし、「人間経験」がそこらへんの若輩者とは違うのです。


「アンチ・エイジング」は、老化は罪だというような誤った考えから始まっていると思います。


誰でも年をとるのですから、少しでも年相応の経験に見合った「良い歳」をとりたいものです。

つまり「ウエル・エイジング」の時代だと思うのです。


Kさまと私は、二人で「ウエル・エイジング」で良い歳をとっていき、若さを保っていきましょう!と妙に同士になった感じで、Kさまは納得して帰路に着いたのでした。


大石田川前地区 「雪の晴れ間」

<2008年1月20日 大石田川前地区 「雪の晴れ間」>

「川の堤防の積雪」

「川の堤防の積雪」

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