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2011.05.19

不妊の子宝漢方相談/29歳女性結婚5年子宮内膜症。 人工授精5回。体外受精1回

昨日の午後8時から午後10時までテレビ電話・不妊漢方子宝勉強会がありました。

お茶の間講座でギンガネットの回線を利用して全国の薬局の先生方と双方向性の症例検討会が開かれました。

中医師の先生(陳先生)をチューターにしています。

私のメモ書きをまとめていきたいです。


「38歳の女性のかた 冷え性だけど基礎体温高め。

低温期は36・5度代、高温期は37度を超えます。

生理痛がかなり辛く、肩こり、生理前後の頭痛、生理に塊がある。」


「29歳 女性 結婚5年 子宮内膜症がある。

人工授精5回 体外受精1回」



○この女性には特徴がある。一つは29歳と若いこと。もう一つは39キロと体重が少ないこと。

体重が少ないことは気血不足の傾向で胃腸が弱い。体質的な問題や仕事が不規則、ストレスなどで胃腸機能が低下する。そして仕事を辞めたら規則正しい生活になって体重が増えた。薬だけでなくて生活習慣の改善のアドバイスも大切。薬と同じ効果がある。」


○子宮内膜症と診断されている。生理痛が辛いことは活血化淤がメイン。活血化淤は陰血を消耗しやすく、プラス気血を補うものを一緒に使ったほうが良い。胃腸が弱いと補うものを受け付けない。胃腸を整える健胃錠、健脾散、逍遥丸などと活血剤の併用がいい。淤血が取り除かれないと新しい血が生まれない」


○漢方薬をのんで蕁麻疹がでた?

服用してすぐに蕁麻疹ならわかるが、服用して2か月後の蕁麻疹は薬とは関係ないであろう。


○子宮内膜症による不妊→一つは卵巣機能の低下。卵(らん)ができるかどうか。

○子宮内膜症による不妊、もう一つは卵管が通っているかどうか。通っていないことがよくある。


卵巣機能も良くて卵ができる、卵管も通ってるときには、子宮内膜症だから体外受精でなくて、年齢も若いので自然妊娠を目指すことも可能。


〇 「処方の組み合わせについて」

二至丹(潤性)と爽月宝(燥性)

二至丹…胃腸にやさしい、血熱を冷ます、アトピー、顔が赤い、ほてりにも使える。ホットフラッシュ、坑精子坑体陽性、血熱による不正出血にも。滋陰血熱。体質改善にもつながる。

ピクノジェノール製剤は燥性なので併用のバランスは良い。


〇 「掻爬は不妊の原因」

流産→掻爬→不妊の原因になる。


〇 「ストレス、睡眠時間など日頃の生活習慣について」

ストレス、睡眠時間は?

BBT→高くて不安定→本当のBBTかどうか、6時間きちんと眠ることが大切

12時に寝て6時に起きる。

夜寝ないと陰が消耗される。→BBTが冷え性でも高くなる。

日頃の生活が大事


〇 「冷え性を漢方のタイプ別に分ける」

冷え性→陽虚、血虚、気血不足


〇 「胸の張りが強いことは、ベースにE2がしっかりしていることがある」

胸の張りが強い人→E2がある。つまり卵巣機能は悪くない。


〇 「強い排卵誘発剤を使っているとき」

補腎活血養血が基本

強い排卵誘発剤→陰血↓ 陰血(いんけつ)を補うことが大切

たとえば、婦宝当帰膠+杞菊地黄丸とか瀉火補腎丸+活血

気血不足の人は消耗しないように、活血剤にも気を付ける。


〇 「冷え性だけどのぼせや基礎体温が高めのようなとき」

冷えがあるのに、熱がある。

→補気剤 たとえば星火健胃錠、帰脾湯、健脾散など

生活習慣の見直し→睡眠、飲酒


〇 「黄体期の服用方法」

黄体期 参茸補血丸+二至丹→体外受精のときなどよく使う


〇 「生理痛の軽減には?」

高温期の後半から開気丸とか冠元を加える

補陽+活血をすることが大切

早めに活血剤を使うことが大切

この方は気血不足があって、気滞血淤(きたいけつお)もある。

活血化淤の方法は妊娠促進、また流産防止にも有効である。


〇 「周期療法は、次の周期を読んで次々に改善していくことが大事」

子宮内膜が増える→経血が増える→卵胞が育つ

   ↓

陰が増えていく(補陰)


〇 「陰中に陽あり、陽中に陰あり」

血(けつ)の中で陰を補う、気を強めて陰を促す


〇 「若い人は、物が足りなくて動かせないのではなくて、動かすものが足りない。」

気虚→臓腑↓ 物を育てる↓ 


陽気が弱いので、陰を動かせない

若い人は、物が足りなくて動かせないのではなくて、動かすものが足りない。

卵胞期に補陽が必要。陽虚の人 +補血も必要、血(けつ)は陰だから


〇 参茸補血丸と杞菊地黄丸の組み合わせ

胃腸が弱くて元気がない+おりものが少ない

参茸補血丸+杞菊地黄丸


〇 誘発剤、ホルモン剤の中医弁証

誘発剤、ホルモン剤は→補陽だと考える


ヒメシャガ

<2011年5月17日 我が家の庭> ヒメシャガ

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