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2014.02.25

頸椎症の漢方相談について 中医学的な漢方認識(2)

こんにちは。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。


1週間以上に渡る仙台と山形、東根を結ぶ大動脈48号線も開通してようやく平常通りに戻った東根市です。

最近は夕暮れも長くなり、そろそろ雪解けの季節のようです。


さて、前回の「頸椎症の漢方相談について」からだいぶ期間が空きましたが、中医学的な認識について考察していきたいです。

中医痺証部会、頑張ってます。

妻と昨年は東京のイスクラ本社まで山形新幹線で通っていました。



<頸椎症 中医学的な漢方認識>


頸椎症の原因


1)加齢による肝腎虚弱→補腎が必要

2)慢性疾患における気血不足→決定的な要因ではない

3)風寒湿邪の侵入→外邪の侵入、寒さ

4)頸部の過労と外傷→デスクワークなどの事務、パソコンの使い過ぎ


頸椎症の弁証


1)外感 風寒湿


2)内傷 肝腎虚弱・気血不足

肝腎を補うには補腎陰または補腎陽

ほてりには杞菊地黄丸がお勧め

補腎陽の冷え、猫背には参馬補腎丸、参茸補血丸など


気血不足は声が弱いこと、体質が弱いこと

補中丸、十全大補湯、婦宝当帰膠など


3)過労・外傷:外傷歴→理気活血があう

デスクワーク、事務職など

怪我やムチウチによるもの

血行を改善することも大切です。



頸椎症 中医学の漢方対策


頸椎症の治則

☆扶正 補益肝腎・益気養血

☆去邪 風邪、寒邪、湿邪を駆除する、去風散寒除湿+活血化淤止痛


独歩顆粒 脾、肝、腎を補う

脾→筋肉

肝→筋、筋を柔らかくする

腎→骨を強める 「腎は骨を主る」


<頸椎症性神経根症(けいついせいしんけいこんしょう)>


症状:

☆腕から指先までの響くような激痛やしびれ

☆首の動きにより症状が重くなったり、軽くなったりする

☆指先の知覚障害、腕の運動障害


治則:去風散寒、活血通絡、益気養血

漢方:独歩顆粒+活楽宝または疏経活血湯製剤

風湿によった痛みを止める



頸椎性脊髄症(けいついせいせきずいしょう)

症状:

腕、体幹、足に運動障害や知覚障害

1)手指、歩行

2)膀胱、大腸→小水がでにくい、便がでにくい


治則:養血活血通絡、補益肝腎

漢方:独歩顆粒、参茸補血丸、水蛭製剤



<頸椎症椎骨動脈型>

症状:

1)めまい

2)突然倒れる

3)頭痛

4)眼部症状(視力減退など)

治則:養血活血、去風化痰

漢方:婦宝当帰膠、独歩顆粒、温胆湯


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<2014年2月16日 山形市 ラーメン屋さんだけど昭和の喫茶店を思い出すお店に行って、妻と一緒に珈琲とアイスクリームをご馳走になりました。美味しかったです>

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