カテゴリー「100歳まで元気に生きる!」の記事

2011.01.14

年末年始のニュースレターより…○カゼ薬は症状によって使い分けるもの…涼解楽と潤肺糖漿を紹介します。と老化予防のポイント

おはようございます。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

山形は今日は晴れています。

先ほど、福島から神町に転勤になったお客様と漢方相談していましたら、「山形は雪が多くてビックリしました。福島市は雪が降らないものですから」という感想を頂きました。

つららがバリバリにできて、冬の毎日を彩ってくれている─今朝に駐車場に雪かきをしましたら、鳥たちが降りてきてしきりに水遊びをしていました。

陽射しも上がってきて、駐車場からは水の温かさで「もや」が発生して、なかなか美しい風景でした。

冬を楽しんでいこうと思います。

さて土屋薬局では許可を頂いたお客様にニュースレターを配布しています。

年末年始号の私の文章より。


年末年始特別号 

今年一年間ご愛顧ありがとうございました。


クリスマスの大雪ですっかり銀世界になった山形です。

今年一年を振り返りますと、私は結納・結婚と人生のステップを踏めて良かったなあと思っています。

昨日の日曜日に妻と二人で薬局の駐車場の雪かきをしまし たが、寒い中にも一緒に作業してくれる人がいて「幸せ」と思いました。

来年も家庭に仕事にと頑張っていきたいです。

こうしてニュースレターを読んで頂けるお客様たちもいらっしゃって有難いです。

今年一年間どうもありがとうございました。

年内は31日まで営業、来年は1月3日から営業しています。ご愛顧よろ しくお願い致します。

どうぞ皆様、風邪などお召しになりませぬよう、お体冷やされませんよう、ご自愛くださいませ。

良いお年を!



中成薬セミナー


○カゼ薬は症状によって使い分けるもの…涼解楽と潤肺糖漿を紹介します。


私、土屋幸太郎が最近お世話になっている漢方でお客様にお勧めしたいものは、涼解楽(りょうかいらく)です。

涼解楽はのどの痛みや発熱、からだの痛みなどによく効き目があります。

結婚式の終わった後にハネムーン出発前日にカゼで一日倒れてしまいましたが、涼解楽でスッキリ汗をかいて治ることができました。

涼解楽12包 2100円です。

(天津感冒片と同じです。違いは天津感冒片は錠剤で、涼解楽はエキス剤です。)


次に大好きなものは潤肺糖漿(じゅんはいとうしょう)です。

咳全般に効き目のある漢方で、液体で飲みやすいです。

のどの痛みにもよく効いて、スーッとしてのどの調子が良くなります。

ハネムーンにも持って行ったのですが、150ml(1980円)なので、残念ながら機内持ち込みが100mlまででできずに、帰りのヘルシンキ空港で没収されてしまったことは懐かしい思い出ですが、ロンドンやパリでも潤肺糖漿や涼解楽にはお世話になり、お蔭で楽しい思い出に残る新婚旅行になりました。

当店のお客様でも1か月間咳が治らなかった、抗生剤を3種類も服用しても治らなかった咳がきれいに治ってファンになった方がいらっしゃいます。


そのほかのカゼの漢方の使い分けは、


○背中がゾクゾクする寒けのカゼ→葛根湯

○薄い透明な鼻水、水っ鼻→小青竜湯

○“漢方の抗生剤”インフルエンザ対策、予防に→板藍茶

○風邪をひきやすい、疲れやすいなどの体質改善に→衛益顆粒

○下痢や吐き気などの胃腸型感冒に→勝湿顆粒


漢方薬で全身の老化を食い止める!

人は「目、耳、、骨、血管、抵抗力の衰えや劣化」と年をとるにつれて、さまざな不調が現れやすくなります。

この5つのポイントをできるだけ健全に保つことがアンチエイジングの具体的な方法であると言えます。


老化予防のポイント その1→補腎(ほじん)

五臓の「腎(じん)」は目や耳、髪の毛、生殖、足腰などすべての老化に関係しています。

老化には個人差があるのは中国漢方では、「腎精(じんせい)」の差とも考えています。

代表的な方剤には、杞菊地黄丸や耳鳴丸、二至丹、海精宝などございます。



老化予防のポイント その2→活血化淤(かっけつかお)

「人は血管とともに老いる」と言われています。

体全身の血管の総延長は実に約10万キロで地球を2周半する長さになりますから、血液の流れを普段からきれいにしていくことはお勧めになります。

日本では冠心Ⅱ号方製剤として冠元顆粒(かんげんかりゅう)が中国の成都から輸入されています。

活性酸素を減らし、血圧を安定させる働きに優れています。

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<2010年11月2日 パリ カフェ>

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<2010年11月2日 パリ エッフェル塔>

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2008.06.10

漢方薬で「ロコモティブシンドローム(ロコモ)/運動器症候群」の予防にも!

おはようございます、薬剤師の土屋幸太郎です。


昨日に引き続きまして、朝から電話のベルがリーンとなりまして、今日は「足腰の漢方相談」でした。


「友人のIさんからの紹介なんです。

Iさんがね、以前は前かがみになって歩いていたのに、先日お会いしたら、すたすたと歩いていたんです。


どうしたの?と聞いたら、秘薬を飲んでいるって言うんです。

それで、5日間だけその「秘薬」を飲んだら、私も足のつっぱりがあったのが、治ったんです。

今度お会いするときに、Iさんから、「また持ってきてあげる」と言われたんですが、もう待っていられなくて土屋さんに電話しました。」


ということでした。


78歳の女性の方Y様で、足の痛みで整形外科から、鎮痛剤の痛み止めと電気をかけてもらっているそうです。


11時と16時の時間帯に5日間服用したら、体調も良くなったそうです。

Y様との電話が終わり、しばらくしたら、ご紹介者のI様から直接にお電話がありました。


「先ほど、Yさんから電話がありましたか?

本当は、私が体調が良くなったお礼に手紙を書こうと思ったのですが、電話しました」


Yさま64歳で明るい性格の方です。


Yさま曰く、


○今年の4月から漢方を服用して、起床時の膝の痛みなど、足腰がすっかり良くなって、歩けるようになりました。


○筋肉もついて、体が丈夫になってきました。


○歩けるようになりましたので、体重が減ってきて、腰周りも減ってきました。


○嬉しいことに、昨日に血糖値が154から、103に下がりました。


IさまとYさまは、仲良しの友人で、劇場に行くために駅で待ち合わせをしたのですが、その時に、すたすたと颯爽と歩かれるIさまを見て、Yさまが「どうしたの?」と興味をもたれたことが発端のようです。


今日は痛みが良くなって、颯爽と歩かれて、劇場にも行けるし、血糖値やダイエットなど体全身の健康状態も改善されたお客様からの紹介のお話でした。


「人は足腰から衰える」とありますから、仲良しの友人同士で、自分が飲んで体に良かったものを教えあい、そして歌舞伎などの公演に出掛ける人生は素敵だと思います。


いつまでも若々しく、興味を持つことが「ロコモティブシンドローム(ロコモ)/運動器症候群」の予防にもつながっていきます。


モモバキキョウ title=

<2008年6月7日 モモバキキョウ>


土屋薬局ではロコモの予防に積極的に取り組んでいます。

さあ、元気に歩けて楽しい生活を!


中医学、漢方ではロコモティブシンドロームなどの足腰の弱り、筋力の衰えは「腎」の弱りと認識しています。


「腎」は五臓の腎に相当しますが、骨や関節などの運動器に直接に関係している臓器です。

腎が弱ければ「腎虚(じんきょ)」といい、骨や関節が弱くなり、頭髪が薄くなったり、白髪、脱毛、耳鳴り、難聴、目の老化、頻尿、精力減退など体全身の弱りに直行します。


いわば加齢、エイジングの問題になります。


補腎をすることにより鶴のような細い足で歩くにくい、前を歩くにもヨチヨチ歩きで歩行器を使うなどは、漢方で丈夫にして改善する可能性が大いにあります。


同時に「筋(すじ)」の弱りは「肝」の弱りとも認識しています。


膝痛などは「肝」の弱りも関係しています。


いわば肝腎(かんじん)要の弱りになりますので、お困りのかたは遠慮なく土屋薬局まで漢方相談をお寄せくださいませ。



膝の痛み絶対解消大辞典」です。

年配のかたの膝の痛み、若い方のマラソンやフラメンコなどの運動による膝痛、O脚による膝痛、軟骨のすり減りなど膝や足腰でお悩みのお客様が多いです。

病院の治療などうまくいかないときなど、ぜひ土屋薬局まで膝痛の漢方相談をお寄せください。

膝痛と漢方」こちらも参考にしてください。

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2008.03.07

乳がんの疫学と薬物療法まで(6)

「乳がんの疫学と薬物療法まで(6)」です。

今回は、先日に乳がんの再検査に行かれたお客様から
頂いたメールの紹介です。

許可を頂いていて、ここに掲載させて頂きます。



土屋薬局 御中

お早うございます。
今日は朝から花粉がすごいみたいで、くしゃみが
止まりません。

その後いかがお過ごしですか?
先日は励ましのメールをありがとうございました。

土屋さんが書かれた乳がんに関するブログも読んでから
検査に臨んだので、安心して検査を受けられました。

昨日、乳がんの精密検査に行ってきました。

病院付属のブレストケアセンターに行ったのですが、
20代、30代の方がかなり来ていて、驚いてしまい
ました。

食生活の欧米化の影響なのでしょうか?

マンモや触診では一切問題がなかったので、それほど
大変な症状だとは思ってはいなかったのですが、
それでも緊張しました。

医師のPCの画面上の申し送りを盗み見したら、
「乳腺炎だと思われるが、念のために再検査の方に
回しました」とありました。

人間ドック受診時の乳がん検査技師2名にも
「この影はしこりではないので大丈夫ですよ」と
言われていて安心していたら、要精密検査と指示があった
ので、この分類(要精密検査にチェックされた)に
少しオカンムリの私。それならば、要精密検査では
なくて、要再検査で充分じゃないのおお???と
思ってしまいました。←人間ができていませんね!

まあ、この位脅かさないと、検査に来ない人もいるので
しょうか?

今回も検査にひっかかった影は映っていたので、
「経過観察にしましょう」といわれましたが、細胞診を
してもらいました。
年齢で代謝が悪くなった為に、乳腺に溜まった脂でした。
100%乳がんではないですよ!と言われて、ホッと
しました。

今回の件は驚かされましたが、健康や人生を考えるのに
良い経験でした。

土屋さんやご家族・スタッフの皆様も、定期健診は
ぜひ受けてくださいね。

ご心配をいただき、ありがとうございました。



誰でも好きで病気になる人はいませんが、早期発見・早期
治療をすれば、病気を悪者扱いせずに、仲良く共存できると
思います。

乳がんなどの婦人科系の病気は、治療で生理を何年間か
止めるようになる事もあるので、子供を望んでいる人には
辛い選択を余儀なくさせられる事もあるでしょう。

そういう辛い思いをしない為にも、ぜひとも若いうちから、
皆さんに定期健診を受けて頂きたいと思っています。

本当に20代、30代の人が多くて、ビックリしました!!
大病院のブレストケアセンターなので、出産後の乳腺炎など
近所の病院で治るような患者さんは来ないところだし、、、。
食生活の欧米化は怖いですね。


定期健診や早期発見の大切さを知ったお言葉です。

メールを掲載させて頂きまして、ありがとうございました。

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2008.03.05

春の漢方相談…花粉症の漢方薬とブロムシュテットさん

今日は、24節季の啓蟄だそうです。

山形も雪解けの音が聞こえています。

風はまだ冷たいものの、日も長くなり、春を実感している今日この頃です。


さて、本日に刊行された「土屋薬局メールマガジン」から、花粉症の話題と先日にN響アワーでヘルベルト・ブロムシュテットさんに感銘を受けた話題の2つをお届けします。


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●●  1.巻頭コラム 「春の漢方相談…花粉症の漢方薬」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


記録的な暖冬の翌年の今年は、例年通りに山形ではしっかりと雪が降りました。

東を眺めれば、奥羽山脈や甑岳がそびえ、西を眺めれば、葉山連峰が美しく、ときおり天気が良ければ、名峰・月山も眺めることができます。

3月になってからは、気温も上昇して、雪解けの音を聞いて過ごしている今日この頃です。


さて、春になると冬の時期から季節が動いてきますので、体の調子も変わってきますし、花粉の飛散などにより、花粉症で悩まれる方も増えてきます。

花粉症対策の漢方としましては、衛益顆粒(えいえきかりゅう)が予防として最適です。

漢方の原典名は、「玉屏風散(ぎょくびょうぶさん)」です。

体を防衛する衛気(えき)というバリア機能をアップさせる名方で、花粉症の軽減、また風邪の予防などに役立ちます。

服用するコツは、起床後にすぐに衛益顆粒1包を服用します。

花粉症の症状がひどいときには、起床後2包にして、効き目を上げて、体の防衛力、バリア力をアップさせていきます。

これは、黄耆(おうぎ)、防風(ぼうふう)、白朮(びゃくじゅつ)と精密な、とても美しい処方です。


衛益顆粒の予防対策で、バリア力をアップさせたのに、花粉症になってしまった、あるいは症状がつらいときの対策もあります。


1)天津感冒片または涼解楽


目が赤い、目の痒み、涙目、のどがイガイガ、痒みがある、咳などの花粉症の症状があれば、天津感冒片(てんしんかんぼうへん)または涼解楽(りょうかいらく)を服用します。

これらは、もともとは風邪薬なのですが、中国漢方では、「風邪」も「花粉症」も、外邪(がいじゃ)によるものとして共通項がありますので、また症状の「のどが痛い、のどが痒い」なども「赤い風邪」と「花粉症」に共通していますので、それぞれ、天津感冒片や涼解楽が応用されるのです。


ちなみに、天津感冒片は錠剤で、涼解楽は粉薬ですが、同じ処方でして、効き目は一緒です。

風邪にも、花粉症にも使える優れた便利処方と言えます。


最近でも、ご主人が東京出張でホテルの仮住まいのときに、急な発熱の風邪になったが、天津感冒片と板藍茶(ばんらんちゃ)というウイルスに強いお茶を一緒に服用したら、一晩で熱がすっかりと下がりました!と嬉しいコメントなど頂いています。


2)小青竜湯

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)は、目の痒みなどの花粉症に使えますが、鼻水が水っぽいときに使えます。


3)まとめ

花粉症全体からいえば、風熱(ふうねつ)の証になりますので、従来の日本漢方の葛根湯、麻黄湯、小青竜湯などの風寒(ふうかん)の体の寒けがする症状には、不向きと言えます。

目の痒み、目の充血、のどの痒さ、肌の痒さなどは、「熱(ねつ)」の特徴であり、花粉は突然に飛散して舞い上がりますので、これは「風(ふう)」の特徴を持っていますから、花粉症は相対的には「風熱(ふうねつ)」の症状となります。

「風熱」には、辛涼解表(しんりょうげひょう)で、天津感冒片や涼解楽が最適処方です。


ですから、花粉症の炎症を軽減には、天津感冒片や涼解楽が、また、アレルギーや花粉症の体質改善には、衛益顆粒が素晴らしいと言えます。


薬剤師、国際中医専門員、不妊カンセラー 土屋幸太郎

(「先手必勝!花粉症」と「バリア力をアップして、花粉症を予防しよう」も
参考になりましたら、幸いです。


   // ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●● 5.編集後記 「ブロムシュテットさん」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


先日、日曜日の夜9時にN響アワーで、ヘルベルト・ブロムシュテットさん指揮のシューベルト第八番「ザ・グレイト」を聴きました。

80歳を過ぎても、まるで20代の青年のように若々しい、爛々とした瞳のブロムシュテットさんの指揮が素晴らしく、また心の奥底からのメロディーを奏でていたのでした。


まるまる1時間が、ブロムシュテットさんのインタビューと「グレイト」の曲の各楽章の解説と、そしてN響を指揮されたコンサートでした。

至福の時間です。


シューベルトの「グレイト」は、名曲中の名曲で、とても美しくて、メロディも素晴らしいので、私も大好きな作品です。

(昨日は、散歩しながら聴いたくらいです)

その「グレイト」は、ブロムシュテットさん曰く、「ウイーンの山の中を楽しく散歩している情景も歌っている」そうです。

「ですから、日本人がこのシューベルト「グレイト」を大好きなのは、きっと日本には山が沢山あるからでしょう」と解説されていました。


最後のほうの締めくくりの言葉で、ブロムシュテットさんが、80歳を過ぎても、なんでそのように若々しいのですか?

とインタビューヤーから質問がありました。


「不健康は、退屈です。(ボアード)

興味が無いことは、健康で無くなってしまいます。

私は、いろいろなことに興味があり、好奇心があります。

もちろん、私はお酒もタバコも、コーヒーも一切飲みませんが、きっと神様からの贈り物なんでしょう。(ギフト)

だから、元気で過ごしているのです。

それに音楽を指揮するということは、体全身を使うことです。

音楽を奏でることにより、体が、精神も心も、(ボディ、スピリット、マインド)、健康になるのでしょう。

もしあなたが、人生に退屈しているのでしたら、何か楽器を習って、弾くといいでしょう。

でも、一人では駄目ですよ。

仲間と一緒に音楽をするのです。

そうすると、あなたの人生がより素晴らしく変わりますよ。

私が奏でる一節一節のメロディは、私の人生そのものです。

音楽を聴いているあなたは、あなたの人生をメロディに重ね合わせるのです。

私とあなたの人生が一つに触れ合うのです。」


ああ、ブロムシュテットさん。

永遠なる果てしない道は、続いています。

いつまでも元気で指揮棒を振ってください。

あなたは、私の人生の励みです。

オーケストラがやって来た。永遠の果てしない道

こちらもお暇でしたら、ぜひご覧になってください。


編集長 土屋幸太郎

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2008.01.28

補腎薬のカゼの予防の話とウエル・エイジングの話

今日の午前中に土屋薬局の漢方薬の常連のお客様 Kさまがいらっしゃいました。

年配のかたですが、長年ずっと「腎精(じんせい)」を補う補腎薬(ほじんやく)を服用しています。

五臓の「腎(じん)」は、五臓のうちで最も重要です。


「腎(じん)」は生命力をつかさどるシステムで、生命活動力を維持する基本的栄養物質である「精(せい)」を貯蔵し、体全身に「精力(せいりょく)」を与え、粘り強さや根気を生み出します。

この「精(せい)」は、生殖の「精(せい)」でもあるのですが、下半身の元気もつかさどっています。


腎の精(せい)が不足しますと、腎精虚(じんせいきょ)、つまり一般的には腎虚(じんきょ)と言われますが、


「顔色がさえず、疲れやすい、頑張りがきかない、このところ精力減退を感じる。

若い頃と違って冷え症になってきた。

足、腰、目が衰えてきた…」などになりやすくなってきます。


さて、Kさまは、今回の当店のDMを読んで、「カゼをひきやすいので、カゼの予防をしたい」というリクエストで、当店には「勉強に来た」そうです。

有難いことです。

DMのほうには、「体の体表面を防衛する衛気(えき)」を充足していく漢方が紹介されていたのですが、思わず私は素直に

「Kさん、こちらの今の補腎薬をずっとお続けになったほうがいいです」


「五臓の腎(じん)は、若さを保つ働きもありますし、腎が根本的な陽気(ようき)の源になっています。


腎臓の経絡は、背中に大きくバイパスのように流れていて、腎虚(じんきょ)になりますと、陽気不足になりますので、のどが弱くなってカゼをひきやすくなってしまうのです。

それに、補腎していると、髪の毛や耳や目の衰え防止、腰痛や足腰の痛みの防止、骨粗鬆症、前立腺、腎臓病の予防、難病予防にも役立ちますので、お勧めです。」

と説明しました。


今までは、常用量の半分くらいを朝晩に服用していましたが、これからはもう少し量を増やして、なお補腎(ほじん)を続けていくそうです。

Kさんの目は、キラリと光っていたのでした。(笑)


私も、その補腎薬は愛用していまして、「アンチ・エイジング」ならぬ、「ウエル・エイジング」で生きていこうと決めています。


どうしても、世の風潮は「若さが一番」「若者が大切」「若者がすべて」になりやすいですが、いえいえ、年配の高齢者のかたは、「知恵の塊」ですし、「人間経験」がそこらへんの若輩者とは違うのです。


「アンチ・エイジング」は、老化は罪だというような誤った考えから始まっていると思います。


誰でも年をとるのですから、少しでも年相応の経験に見合った「良い歳」をとりたいものです。

つまり「ウエル・エイジング」の時代だと思うのです。


Kさまと私は、二人で「ウエル・エイジング」で良い歳をとっていき、若さを保っていきましょう!と妙に同士になった感じで、Kさまは納得して帰路に着いたのでした。


大石田川前地区 「雪の晴れ間」

<2008年1月20日 大石田川前地区 「雪の晴れ間」>

「川の堤防の積雪」

「川の堤防の積雪」

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