カテゴリー「不正出血」の記事

2009.12.09

テレビ電話勉強会…子宮筋腫、不正出血

おはようございます。

土屋です。

昨夜は午後8時から午後9時半ごろまで、
ギンガネットでのテレビ電話勉強会がありました。

長崎の先生の症例を各地の先生方で検討して、
中医学講師の先生がチューターをしました。

他の漢方薬局の先生がどのような相談をしているとか、
先生方の考え方を聞くことは大いに勉強になりますので、
今後との店頭に役立てていきたいと思っています。


簡単なまとめ


子宮筋腫は不正出血になりやすい。


1)気血不足タイプの不正出血には、

帰脾錠+田七人参


2)実熱タイプの不正出血には、

涼血清営顆粒+二至丹



○弓帰調血飲第一加減は、当帰芍薬散も桂枝茯苓丸も配合されている。

養血活血、行気活血、温通止痛、健脾和胃

処方の香附子、益母草は調経作用がある。


○爽月宝は、ピクノジェノール+鎮痛作用

婦宝当帰膠の併用が効果的。

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<2009年12月7日 柿の実>

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2009.11.06

不育症、不正出血の改善、そしてご出産

おはようございます。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

11月5日に土屋薬局 中国漢方通信メールマガジンVOL124号を刊行しました。

メールマガジンより転載させて頂きます。


掲載許可を頂いたHさまより。

「アルバム、ありがとうございます。

届くのが楽しみです。

私の体験談でよければ、どうぞご使用ください。

40才越えてもまだまだチャンスがありますよ~ということで。

私も他の方の体験談で希望をいただきましたから、
わずかかもしれませんが同じように希望を感じていただけましたらうれしいです。

まだ生まれて1週間ですが、子供はとても順調に進化?しています。

すごいスピードです。

早く退院しようと思っているかのようです。

ミルクをよく飲み、もう口から飲めるようになりました。

ケースからも、もう間もなく出れそうです。…」

と暖かいメールを頂いております。

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●●  1.巻頭コラム 「不正出血の改善、そしてご出産」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


掲載許可を頂きましたので、コラムを作成させて頂きます。


○2008年10月4日


Hさま 42歳 

不育、排卵痛、眠りが浅い気がする

3年前に4ヶ月で稽留流産、2年前に8ヶ月で稽留流産

排卵痛は半年くらい前より

その前は仕事上でうつ状態になり、1年ほど自律神経を崩していました。


生理周期のちょうど真ん中ごろに3日ほど
お腹がチクチク痛くなる。

生理前1週間~10日前にもお腹がチクチクする。

顔に汗をかきやすい、足は冷えています。

頭痛、めまいは時々、耳鳴りはほぼずっと。

ときどき胃が重たいときがあります。

最近、生理の周期が短くなっている気がします。

28→25日くらい。

子宝を授かるために体を作っていきたいです。

2種類の漢方をお勧め。


○2008年10月21日

飲みやすいので、続けることにしました。

睡眠も良くなってきました。


○2008年11月20日


最近はお腹のチクチクと不正出血が全くなくなりました。

排卵日のおりものに少し血が混じるくらいです。

ダラダラ続く生理も日数が短かくなってきました。

基礎体温は高温低温がかなりはっきりしてきました。

少しづつ変化がでてくるので楽しみです。


http://tutiya.cocolog-nifty.com/kanpotusin/2008/12/post-e47e.html

ここまでのエピソードは、

ココログのコラム「不正出血などがよくなられたお話です!」

にさせて頂きました。


○2008年12月26日


ココログみました。

自分が載ることになるとは思ってなかったので、不思議だけどうれしい感じです。

ところで、これはとっても先走ってるかもしれないのですが、
念のための用心ということで…

今日生理周期30か31日目です。まだまだわからないのですが、
最近は26日目にきてたのと、基礎体温が生理予定日以降
いつもより高くなってきて36.85を越えているのがいつもと違います。

もし妊娠してたとして、(思い過ごしだったら恥ずかしいですが…)

今のお薬は続けるのがいいでしょうか。

サプリメントは止めたほうがいいでしょうか。

また、以前は2回とも、かなりひどい栄養失調になるくらいの悪阻があったのですが、
何かしておいたほうがいいこととかありましたら教えてください。

あと、もし妊娠してたらしばらくダメだと思うのですが、
ラストに今日お酒とカラー(美容院)、いいですよね…


○2008年12月28日


今、病院行ってきました。袋は見えないが、妊娠でしょうとのことでした。

でも、前回の死産の時と同じ先生で、2回も繰り返している原因はわからないが、
今回がおそらく最後のチャンスだから、無理はダメとのこと。

年末年始の海外旅行も中止して、会社も辞めなさいとのことでした。


安胎法に、補腎(ほじん)の漢方を
補血調経の漢方とともにお勧めしました。



○2009年4月7日


来週からはもう6ヶ月です。

ツワリは終わりました。

胎動も先週くらいから分るようになりました。



○2009年5月24日

何かあれば入院と言われながら、母子ともに元気なので
自宅で普通に暮らしています。

羊水が少し多いかなということで次回検診で、念のため
糖の検査をします。



○2009年7月26日

こんにちは。

7月21日、無事に出産しました。

切迫早産になり、予定日より1ヶ月以上早い出産となりましたが
(前回、帝王切開したので今回も帝王切開)
2024gの元気な男の子を産むことができました。

小さいのにちゃんと髪の毛が生えています。

母乳もよく出ます。まだ、直接あげることはできませんが、
よく飲んでくれて順調なようです。


退院したらまた、お薬を再開しようと思っています。

ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いします。


○2009年8月24日

子供は順調に大きくなり、14日に退院しました。

やはり育児は大変で寝不足な日々ですが、子供の寝顔を見てると、
無事生めてよかったと思います。


土屋幸太郎より


Hさまは、42歳と高齢でしたが
過去2回の流産を乗り越えられまして、
無事に出産されましたのでスタッフ一同とても嬉しく思っています。

漢方は不正出血対策と流産予防がうまくいきました。

Hさま、どうもおめでとうございました。

ご家族末長くお幸せに過ごして頂きたいです。

薬剤師、国際中医専門員A級、不妊カウンセラー 土屋幸太郎


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<2009年11月4日 大日尊・東根市>

山形は例年よりも16日も早く冬将軍が2日の夜から1泊2日で訪れました。

山形を守る山々の景色は冠雪となりました。

我が家からの近所の大日さまから月山を眺めてみます。


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麓の紅葉の山の奥には、雪景色の月山が鎮座しています。

私の好きな風景です。


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Hさまのお子様も、月山のように優雅でそして雄大に育っていって頂きたいです。

陰陽でこの世を2つに分けるとしたら、月山は女神であり輝くように美しいです。

このたびは、どうもおめでとうございました。

皆様のご健康とご多幸を祈念申し上げます。


2009年11月7日追伸です。


Hさまにこのコラムを読んでもらいまして、嬉しいことにコメントも寄せてくれました。

今は5分ほどですっと眠りにつけるし、体調全般も良くなりました。

子供ができたら、自分たち夫婦、祖父母だけでなくて、友達など
周囲の人たちもみんな喜んでくれていて、幸せを子供が運んできてくれたようだ、
漢方は体質改善、できたらいいな、くらいに考えていたけど、
2ヶ月で結果がでたので良かったと思う、などと素敵な言葉を頂戴しています。

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2009.09.16

高プロラクチン血症がテーマのテレビ電話勉強会

こんにちは。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

昨日の夜は、午後8時から午後10時までテレビ電話で全国の漢方薬局の先生方と症例検討会をしました。

議題は2つで、今回は私のメモの清書を書き込みます。

中医師 劉先生と中心にした検討会でした。



1)ETのとき出血したら失敗しやすい。

血の鉄分に毒性があり受精卵に悪い。

(これは京都の婦人科医の中山先生も言っていた)


2)生理期の体温が悪い


高温期の生理前の不正出血は、移植周期の前には解消したほうが良い。

原因は、


○気虚(ききょ)

○肝鬱化火(かんうつかか)→二至丹が良い

二至丹→BBT高め、35歳以上の方

3)低温相が長い→陰陽の不足がある

杞菊地黄丸や参茸補血丸などを使ったり。


4)活血化淤剤の使い分け


血府逐淤丸→補と寫のバランスが良い

BBTが高め→水快宝、田七人参

気滞→冠元顆粒

生理に血塊があってコアグラ状の出血→弓帰調血飲第一加減

水飲も解消できるから。

5)子宮内膜が薄い方→紅沙棘(天然型ビタミンE)、お肌もきれいになる


6)高温期の皮膚のトラブル→二至丹→高温期が楽になる、流産予防に


7)流産─染色体の異常で流産。受精卵の質を良くする。


8)高プロラクチン─乳漏、乳房張痛→炒麦芽で改善。

養生茶は、玫瑰花、仏手


9)移植後の高温期出血─帰脾錠、二至丹で収斂固摂止血


10)自然周期卵胞期が長い→補腎薬で改善。


11)採卵数が少ない、分割が良くない→卵巣機能を高め、刺激を避け、自然周期採卵を望み。半年くらい体づくり


12)皮膚のトラブル─鬱熱、陰虚虚熱


13)排卵が早い→滋陰、収斂作用→夏至と冬至にとれるものが良い。


14)クロミッドを使うときに、胎盤エキス製剤→おりものや生理の量に。


15)プロラクチン

脳下垂体の一部分から分泌される乳腺刺激ホルモン。

妊娠後乳腺の刺激、授乳期間乳汁の分泌を促し、排卵を抑える働き


入眠後60~90分で血中PRLは優位に上昇し、夜間にピークに達し、覚醒後は1時間以内に低下、午前10~12時ごろ最低値を示す。



○肝系欝熱→乳汁微黄、濃い、乳房張痛、イライラ、口苦咽干、便秘不眠→BBTは二層性、不安定→加味逍遥散、炒麦芽


○腎虚火旺→閉経不妊乳漏稀薄、腰がだるい耳鳴り、五心煩熱、舌赤少苔、一層性、不安定→瀉火補腎丸、炒麦芽、オリヂンP


○脾虚痰湿→閉経肥満、乳汁量多稀薄、乳房張痛なし、むくみ便が柔らかい、舌淡膩→一層性、卵胞期長い→補陰剤+炒麦芽など

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<2009年9月17日 我が家の庭 西洋朝顔 「ヘブンリーブルー」>

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2008.12.22

流産予防の漢方薬

おはようございます!

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

月曜日の今日は、お客様から電話がよくかかってきます。

一人のお客様は20代なのですが、今月初めの12月2日に漢方をお勧めしまして、
今日の12月20日にご懐妊が分ったそうです。

4週目とのことです。

漢方を服用して1ヶ月での嬉しいご報告でした。


第二子不妊で、お子様も間もなく6歳になられるそうですから、
スタッフ一同とても嬉しく思っています。

さてそのお客様は、以前に6週で流産されたことがありますので、
そのときの様子をお聞きしました。


「流産されていたときには、不正出血がありましたか?または腰痛などがありましたか?」

とお聞きしましたら、流産のときに不正出血があったし、
今のお子様のときも不正出血がずっと続いて不安で堪らなかったそうです。


そこで、漢方薬としましては、「不正出血対策になる漢方」で
同時に安胎(あんたい)効果を持つものをお勧めさせて頂きました。

もし腰痛があったなら、その場合には腰痛対策になって安胎効果を持つ
漢方をお勧めさせて頂く予定でした。

最近は、「妊娠したから漢方が終わり」ではなくて、油断大敵にならぬように
安胎(あんたい)の漢方をお勧めしていることが多い今日この頃です。

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<2008年12月14日撮影 防火水そう 東根市>

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2008.12.16

不正出血などが良くなられたお話です!

おはようございます。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。


数日前にお客様から嬉しい感想を頂きましたので、
掲載許可を頂きましてアップさせて頂きます。



最近はお腹のチクチクと不正出血が全くなくなりました。

排卵日のおりものに少し血が混じるくらいです。

ダラダラ続く生理も日数が短かくなってきました。

基礎体温は高温低温がかなりはっきりしてきました。

少しづつ変化がでてくるので楽しみです。



今年の平成20年10月から当店をご利用頂いています。

2種類の漢方薬ですが、飲みやすくて続けやすいそうです。

3ヶ月目の12月のコメントが上記の感想でしたから、
経過が良くて嬉しく思っています。

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<2008年12月14日 ラフランス畑に眺める奥羽山脈>



2009年11月6日追記


http://tutiya.cocolog-nifty.com/kanpotusin/2009/11/post-9725-2.html

「不正出血の改善、そしてご出産」

と、Hさまはめでたくご出産されました。

42歳のときからのご相談でしたので、スタッフ一同とても嬉しく思っています。

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2008.11.19

不正出血の漢方相談

こんにちは。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

一昨日の深夜に長崎から山形に帰ってきて、
溜まっている仕事と奮闘中です。

4日間の穴は大きいようで頑張っていますが、
今朝はなんと初雪を体験してしまいました。

今日は日中も「ボタ雪」状態で、いよいよ冬将軍の到来のようです。

長崎では半袖Tシャツでも街を歩けたのに、
日本は東西に長い国だということを身をもって体験しています。

でも不思議に寒さがあまり気にならないことは、
私も「北方の人間」なのでしょうか?


さて、本題に入ります。


○2008年8月

30代の女性のお客様です。

お子様を希望されています。

2006年の秋から不正出血が続いています。

検査では問題がありません。

生理でない日もごく少量の出血が続いています。

ナプキンについたり、トイレでティッシュについたりします。


生理の周期は、28~50日くらいで、生理は3~7日間です。


そのときの私のメモは、

1)BBT高め

2)ギザギザが多い犬歯状

3)排卵が遅め


多分、推測するに低温期が長い不正出血のあるタイプで卵胞発育不全ではないか?

と自分で考えました。


漢方は、2種類の漢方薬。

1)養血調経(ようけつちょうけい)

2)疏肝理気・活血化淤(そかんりき・かっけつかお)


○2008年8月

32日で生理が来ました。

今のところ不正出血はありませんでした。

お肌の状態も良くて、ブツブツが出なくなりました。

肩こりがもう少し楽になりたいです。

とくに生理痛はありません、生理前は穏やかに過ごせました。


漢方は同じ漢方薬。


○2008年9月

今回は42日生理周期で、生理前に微量の不正出血がありました。

生理の1週間前から重苦しい感じ、お腹が張るような感じ。胸の張り。

生理痛はほとんどありません。

食欲あります。


漢方は処方変更です。


1)養血調経

2)麦芽を炒ったもの

3)補腎陽(ほじんよう)のロウ丸の食べる漢方薬


○2008年10月

生理後2~3日は微量の不正出血がありました。

今は治っています。


漢方は、同じ処方ですが服用方法を工夫することにしました。


○2008年11月

32日周期で、生理は5日間です。

前回あった生理前後の不正出血はありませんでした!

お陰で生理がハッキリと分りました。

おりものは、以前は多かったり、茶色っぽい感じが続いていたが、
本来の通常の感じに戻りました。

黄体ホルモンの注射を打っているときも不正出血があったので、嬉しいことです。

生理痛は無かったが、肌荒れと生理前の重苦しさはありました。

基礎体温は、今まで高めだったのが落ち着いてきました。

冷え性ではありません。


漢方は、同じ処方を続行です。

ということで、今後の良い結果に向けても頑張って漢方相談を
させて頂いている今日この頃です。

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<2008年11月16日 長崎稲佐山から見た1000万ドルの夜景>

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2008.07.31

おりものと不正出血の漢方

おはようございます。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

今年の2月から相談しているお客様がいらっしゃいます。

20代で可愛らしい女性の方で、笑顔が素敵です。


1)おりものが多い

2)不正出血


子宮頚管炎、子宮膣部びらんです。

高校時代から不正出血があった。

おりものが多い。

水っぽくて、白っぽい濁った感じ。臭いもあります。

経血量は全般的に減ってきた。

色がどす暗く、粘り気がある感じ。

生理痛はありません、血塊もありません。

症状があるときには、クラビット錠、セルベックス、クロマイ膣錠などを使っています。


~2月からその後、試行錯誤を繰り返しながら相談しています。

先月の6月が処方に行き詰まりを感じたので、
思い切って梅雨時の季節に合うような処方に変更しましたら、
昨日のお電話では、「出血が止まっている」とのことで嬉しく思った次第です。

頭のグラグラする感じも無くなったそうです。

白っぽいおりものはまだあるそうですから、
引き続き良い方向に行って頂きたいと願っています。

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<2008年7月30日撮影 「露草」>

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2008.02.04

最近の漢方相談会より

おはようございます。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋です。

先週の漢方相談会は、近県と関東からのお客様のカップルが来店されました。

1組は、PCOSで体外受精を実施後、
凍結融解胚を戻すにあたり、子宮内膜が厚くならず、キャンセルになった方のご相談。

もう1組は、おりもの、不正出血が慢性化している相談でした。

かなり専門的に特化した相談ですが、それぞれのカップルのお客様も喜んで帰路に着きました。


PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)のお客様は、
エストラダームを3枚貼ってても、子宮内膜が5ミリで厚くならなかったそうです。

PCOSですから、採卵のときにも卵巣が腫れてしまい、
OHSS(卵巣過剰刺激症候群)になったこと。

次回は、自然周期で戻していくとのことでしたので、
胃腸も悪い傾向にありますので、方針としては、


1)養血調経(ようけつちょうけい)

生理のリズムを整えて、女性に大切な血(けつ)を整えること。


2)消食導滞(しょうしょくどうたい)、疏肝健脾(そかんけんぴ)

胃腸を保護して、同時にストレス対策、基礎体温をきれいにすること。


3)補腎精(ほじんせい)、補陽(ほよう)

生命のエナジーを高め、体の冷え性を解消して
お腹を温めていくこと。


舌ベロは、尖(さき)のほうが赤みがあり、ストレスによる心熱(しんねつ)。

少し歯型がついていて、胃腸も弱そうな感じでした。


子宮内膜が厚くなり、生理の周期も整って
凍結融解胚戻しが成功して頂きたいと願っています。



もう1組のかたの、「おりものが多い」「不正出血」の相談は、
基礎体温と舌ベロを参考にしまして、一生懸命に考えました。

20代のかたですが、高校時代から「おりものが多い」「不正出血」を
繰り返しています。


その都度、「おりもの」には、クラビッド、クロマイ膣錠。

「不正出血」には、ブロベラ、プレマリン、温経湯などが処方されていました。


舌ベロでは、舌の色が淡い感じで、きゃしゃな感じの気血不足(きけつぶそく)。

そして苔が白くて厚い感じでした。


痰湿(たんしつ)です。

胃腸が弱くて、過剰な水分の老廃物が溜まるので、
「おりもの」の湿邪(しつじゃ)の特性として、
下方に向かいますので、慢性的な「おりもの」に悩まされるようになります。

胃腸が弱いことは、同時に、脾胃(ひい)の摂血(せっけつ)機能、
統血(とうけつ)機能が弱まるので、これも慢性的に不正出血を引き起こしやすいです。


漢方の対策は、

1)養血調経(ようけつちょうけい)


2)益気健脾(えっきけんぴ)、滲湿止瀉(しんしつしゃ)

→おりものを減らす漢方です。

舌ベロの白い苔が減ってくれば、効き目が上がってくるはずです。


3)お花の漢方

お花を集めた女性らしい漢方で、にきびや膀胱炎、カンジダなどにも
効き目があります。

「おりもの」対策にお勧めしました。


「おりもの」「不正出血」に漢方が効いてくれれば、
の一念です。


<まとめ>

体外受精においては、凍結融解胚戻しの段階からでも
漢方相談可能ですし、また子宮内膜が厚くならない相談にも有効です。

「おりもの」「不正出血」は、中国漢方(中医学)では
体系的に治す手順が確立されていますので、
お悩みのかたは当店にご相談してください。

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<2008年1月27日 最上川三難所 「隼の流れ」>

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2008.02.02

12月の当店の良いご報告

おはようございます。

薬剤師、国際中医専門員、不妊カウンセラーの土屋です。

昨年の12月のお客様から連絡があった
良い報告のレポートです。


<平成19年12月度>

12月17日…Kさま 妊娠6週目 犬のマスコット進呈

12月19日…Oさま 妊娠6週目 犬のマスコット進呈

12月21日…Mさま 妊娠5週目 犬のマスコット進呈

12月31日…Kさま 妊娠8週目 犬のマスコット進呈

12月31日…Sさま 出産のご報告 「アルバム進呈」


Sさまとの相談が思い出深いです。

<平成18年8月 初めての漢方相談>

Sさま 27歳。結婚して2年。

プロラクチン以外の数字は正常。

クロミッドでタイミング療法。


漢方では、プロラクチン対策に2種類をお勧めです。

○1ヵ月後の9月…お肌がきれいになった。

低温期から高温期への上がり方が良くなった。

中間期の不正出血対策に、もう一つの漢方お勧め。


○10月…通院はお休み

気になる症状は、排卵期の不正出血と下腹部痛

そこで、活血化淤(かっけつかお)の漢方の処方にシフト。

漢方は、キナコと一緒にお湯に溶かすと飲みやすいとのことでした。(笑)


○11月…プロラクチンの値は良かった。

19・5→10・3になった。

生理もきちんとなってきて、高校生のときに戻った感じ。


○12月…排卵痛が無かった。

誘発剤にもきちんと反応している。


○翌年平成19年1月…生理痛がなかった。血塊がなくなった。

排卵期の不正出血もなくなった。

スッキリと生理が出た。

さらに、活血化淤(かっけつかお)の漢方を追加。


○その後4月に妊娠。

12月に元気な男の子ご出産。



Kさまの妊娠は、生理不順、無排卵の相談です。


○平成19年11月に初相談

Kさま 30歳

平成18年度は、基礎体温からすると
1年間無排卵。

一緒に漢方相談に来た主人が、薬剤師 土屋が
奥様が昨年1年間無排卵だったことを
指摘すると「え~!」と絶句。(笑)

その後、平成19年度は、何もしないと60日周期で生理。

7月と8月、9月は、誘発剤の注射で30日周期。


漢方薬は、2種類をお勧め。


○12月

基礎体温は、低温期36・5度、高温期37度で高め。

基礎体温が高め」なので、その対策の漢方をお勧め。

暮れの12月31日に、めでたく妊娠の電話が入る。

このときの周期は、自然周期で60日周期から一転して、
39日目で排卵していましたので、漢方の効き目があったと分かります。

今日は、「平成18年度12月の嬉しいお話」でした。

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<2008年1月30日 「冬の若木山公園」>

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2007.11.07

中医婦人科・不妊症専門講座テレビお茶の間講座「菊花」第14回

中医婦人科・不妊症専門講座テレビお茶の間講座「菊花」第14回です。

昨日、11月6日(火) 20~22時までテレビの前に
釘付けになって勉強していました。


症例は、39歳のかたで、軽い子宮内膜症と
チョコレート嚢胞があって、(3・7cm)、
今後どのようにすれば良いのでしょうか?という勉強会でした。


私の意見は、

「基礎体温がとてもきれいですし、子宮内膜症といっても、
生理痛もひどくないですし、進行の具合もまだそれほどひどくないようですから、
自然妊娠を考えたほうが良いと思います。

体外受精といっても、週刊誌でも聖路加国際病院の
佐藤孝道先生が渡辺淳一さんと語っていたように、
1回あたりの成功率が20%ですから、
ご主人様が体外受精に乗る気で無かったら、
あくまで、基礎体温もきれいなのですから、今のままで体調を良くして、
なるべく夫婦生活が多くなるように、養生法も含めて、
相談していったらいかがでしょうか?

多分に、仕事が二人とも多忙とのことですから、
帰宅時間が遅かったり、夕食時間が遅くて、
寝る時間も遅くなったり、またアルコールなどの飲酒癖も
ご主人様にはあるのではないでしょうか?

食事や睡眠のリズム、また体を冷やさないことなどの
養生法なども大切だと思います。

39歳といっても、まだまだ十分に自然妊娠を狙えると思います。」

でした。


と口火を切った私の後に、各先生がたの意見が続き、
チューターの私の師匠 河野康文先生のもとに勉強会が続きました。


以下、箇条書きです。


○39歳 年齢は、微妙。

○少し細いみたい。体重管理も大切。

○自然妊娠は難しいかも。

○子宮内膜症→チョコレート嚢胞(嚢腫)→卵巣機能の低下

○検査を進めていくよりも、IVF(体外受精)のほうがやりやすい。

○生活習慣→タバコ、飲酒、コーヒー

○FSHを検査すると高めかもしれない。

FSHが高めだと、卵の質が悪くなる。

35歳以降では、その可能性が高くなる。


○卵巣機能の低下や、子宮内膜症により卵管や卵管采が影響を受けているかも。

○1周期に夫婦生活は、3回以上が良い。

○主人には、参馬補腎丸(じんまほじんがん)などの漢方がお勧め。

○ヒューナーテスト(早朝夫婦生活の後の頸管粘液に精子がどれだけいるかの検査)を
やった方が良い。→抗精子抗体の問題。

○→不妊専門クリニックに行ったほうが良いか?


○漢方相談の決め方

1)排卵日が早いか遅いか?

2)弁証→陰虚(いんきょ)か陽虚(ようきょ)か?

これは寒がり冷え症か、のぼせて暑がりか?

夜に寝汗をかくか?などの問題です。

3)BBTの高さは?

BBT(基礎体温)が高め→熱

BBT(基礎体温)が低め→寒


PS 「このブログの紹介」に分かりやすくリンクが貼られていますので、
参考にしてください。


○タイミングの日は、あえて奥さんから言わないで、
ムードづくり、雰囲気づくりをする。

男はプレッシャーに弱いし、タイミングの日を狙うのは
あまり自然的な行為とは言えない。


◎男性の健康管理

睡眠時間。

昔は、暗くなったら、電気も無かったら、すぐに寝ていた。

今は、余計なことが多すぎる。


夫婦は、いつも一緒に過ごしていた。

それは何もすることが無かったから。

今は、仕事を含めて忙しくて、やることが多すぎる。


昔は、食べ物は今よりも何も無くて、貧しかった。

それでも、夫婦生活は今よりずっと豊かだった。


○不正出血

慢性の不正出血は、気虚(ききょ)が多い。

麦味参顆粒、参馬補腎丸、帰脾錠、田七人参など。

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<2007年9月24日 薄荷峠からの眺め 「田沢湖」>

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