カテゴリー「リウマチ」の記事

2008.05.26

独歩丸について講演してきました。

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<2008年5月25日 山形市ホテルサンルート 著者講演会「独歩丸について」>

久々に、講演会の講師を勤めました。

今回は、南東北中医薬研究会、宮城県、福島県、山形県の
3県合同の移動定例会で、普段は仙台で行っている研修会が、
山形市で開催され、私に白羽の矢が立ちまして、
先生方にお話をさせて頂くこととなりました。

90分の時間をどのように話そうかと大変に緊張しましたが、
神様のご加護もありまして、無事に話し通すことができましたし、
質疑応答の時間20分も入れて、時間きっかりに終了できました。


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過去に、群馬県、埼玉県、大阪、名古屋と講演に呼ばれましたが、
今回の先生方は12~13名と少人数ながら、フレンドリーで
暖かい雰囲気で、うなづいて笑顔で聞いてくれる先生方が多くて、
とても話しやすかったです。

普段、居眠りしがちな私も、自分の講演で、もし会場が爆睡の雰囲気でしたら
苦笑ものなのですが、笑いあり、え~!という声ありの、
先生方の貴重な時間を無駄にしないような話は出来たのではないかと
自負しております。

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終わった後の評判も「面白かった」「良かった」とのお褒めの言葉を頂きまして、
これもイスクラ産業の担当のKさんと一緒に構想を練ったお陰と
深く感謝しております。

中医師の張立也先生(中国の美人な先生です)からも、
「幸太郎先生の独歩丸に対する熱い気持ちが伝わってきました!」
と講演終了後にお褒めの言葉を頂きましたので、
大役を果たせた気持ちでいっぱいです。

話の内容は、独歩丸(どっぽがん)の効き目、魅力について、
たっぷりと語るというテーマで、「痺証(ひしょう)」という、
痛み、しびれについてお話をさせて頂きました。

腰痛、膝痛、肩の痛み、リウマチなど、さまざまに応用が効く
漢方薬ですので、今後とも、婦人病とともに、「痛み、しびれ」の相談
悩めるお客様のために役立てていきたいです。

どうしても、整形外科では鎮痛剤の治療しかありませんので、
体にも胃腸にもやさしい漢方で、体調を良くしながら、
痛み、しびれを和らげていくことは、世間のニーズにも合うのでは!
と自分で講演をしていての感想です。

何より、薬のプロの薬剤師の私でさえ、「鎮痛剤の常用は恐ろしい」と
思っているくらいですので、痛み、しびれの患者さん達の、
鎮痛剤の常用が多いことに、とても驚きます。

また、ちょっと街を歩いただけで、マッサージ、整体、鍼灸、整形外科、
ペインクリニックなど看板が乱立し、「痛み、しびれ」を職業としているところが
多いことに気がつき、そして驚きます。

実に多くの方が「痛み、しびれ」で悩んでいます。

私たち、中医学を実践するものは、
「通じざれば、すなわち痛む」「栄えざれば、すなわち痛む」で
気血(きけつ)を通す、経絡を通すことにより、
「痛み、しびれ」の緩和に役立ててれば、
また体にやさしい医療の担い手になれば、
と理想を描いています。

これからの高齢化社会において、
「いつまでも独りで立って、歩いていける」ことの素晴らしさ、
あちこち自分の興味があるところに旅行に行ったり、
展覧会やコンサートに行ったり、美味しいものを食べに行けることも、
すべて「足腰が丈夫で、自分の足で歩ける」ことが大切です。

独歩丸(どっぽがん)は、「独りでも歩ける」漢方薬ですから、
補腎薬(ほじんやく)として、足腰強化に今後とも無くてはならない、
永遠の漢方薬になると思います。

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2007.10.18

関節リウマチの新しい情報

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<平成19年10月17日 寒河江市立病院>


昨日は、夕方18時半から、19時半まで、
西村山・寒河江市薬剤師会の勉強会がありました。

テーマは「関節リウマチの新しい情報」です。

武田薬品さんから講師が派遣され、勉強しました。


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昔は、治らないことから「慢性関節リウマチ」という名称でしたが、
最近は、寛解(かんかい)つまり治ることが可能になったので、
「慢性」を付けずに「関節リウマチ」と呼ぶそうです。

女性のかたに多く見受けられる疾患です。


我が国の推定患者数は、60~70万人で、中高年(40~50代)の
女性に多い、男女比は、1:4~5です。


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スクリーニング時に気をつける3つの項目


1)「朝のこわばり時間15分以上」が1週間以上持続する。

2)「関節の腫れ」が3箇所以上ある。

3)左右対称の「多発性の関節炎」がある。


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ステロイドは画期的な薬で、発見した人は
ノーベル賞をもらった。

北米に遅れて8年で、日本でもエンブレルが発売。


(エンブレルという新しい注射製剤の勉強会だったんです)

1)抗CCP抗体 診断マーカー

2)MMP─3 活動マーカー
(滑膜炎)

CRP、赤沈(全身性炎症)


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TNF─α 正常:健康
       再生不良→感染症、発症など
       産生過剰など→関節リウマチなど


(エンブレルは、TNFαのレセプターを阻害するので、効き目が良い)


リウマチの活動性

DAS28


Disease Activity Score


28関節で評価する。

(ヨーロッパでは、靴を履くので、足の関節は診断基準には入れない)


3・2 < 活動性が低い

3・2~5 =中程度

5・1 > 活動性が高い


DAS28 < 2・6

これが、臨床的寛解


MTX(メトソキサレート)+エンブレル →効き目良い。

(単独でも効き目が良さそうでした)


エンブレルで気をつける人

×抗がん剤を使っている、B型肝炎キャリア、活動性結核など


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RAで不安に思うこと。

1)悪化、進行

2)日常生活動作の低下

3)薬の副作用や合併症

早期RA(リウマチ) →Window of opportunity


中和抗体ができないことは、ショックが起きないこと。


3つの寛解とは、

○臨床的寛解

○画像的寛解

○薬剤的寛解


エンブレル→インフルエンザに罹ったら、お休みする。

休んで大丈夫。


以上です。


やはり普段は、睡眠と栄養などで、また手洗い、うがいなどで
風邪などの感染症に気をつけることは大切だと思いました。

免疫を上げるような、たとえば衛益顆粒なども
効果的ではないかと思いました。

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2007.10.11

最近の嬉しい話です。

こんにちわ。土屋です。

さすがに木曜日から月曜日まで、仕事を休み、
福岡空港から、大分県九重町周辺を巡り、
熊本県の阿蘇山外輪を越えて、宮崎県えびの市や
人吉市、そして遥かなる憧れの鹿児島へ、
友人夫妻のお祝いツアーに参加していましたので、
その後の仕事がたくさん溜まっています。

お待たせしているお客様たちには、ごめんなさい。m(__)m


久しぶりの更新ですが、嬉しい話を3つします。

1)リウマチのお客様


○平成19年8月29日


CRPが0・4以下が正常なのですが、0・7あるので、
リウマチと診断されて、アザルフィジンEN錠を朝に1錠服用しています。


ときどき膝が痛くなる。

左手の中指に違和感。

今までは、午前2時ごろに寝ていた。


申し遅れましたが、今年の平成19年8月からのご相談です。


私からのアドバイスは、


1)睡眠の勧め → 早く寝ること、昼寝もすること。

2)食事量が少ないので、→よく噛んで栄養を取ること。


でした。


漢方薬は2種類です。

○9月10日

CRPが0・7から、0・6に下がった。


漢方は、同じもの。


○10月4日


CRPが0・2に下がったので、とても嬉しい。

お医者さんもビックリで、「治るはずはない」と言われていたので、
なおさら嬉しい。


痛みがなくて、膝も楽に過ごしています。


「自分でリウマチを治す」意気込みがかなりあって、
モチベーションも十分だったことも、幸いしたそうです。


2)FSHが25で卵巣機能が落ちているとの相談のお客様。


不妊治療3年目でステップアップすることに決めたが、
ホルモン検査でFSHの数値が悪く、体外受精に進むことが出来なかった。

病院からの処方された薬は飲んでいるが、
今の体の状態では「妊娠できるか不安」とのことで、
当店に相談を頂きました。


平成19年6月3日からです。


漢方薬は、合計4種類をお勧めです。


現在、体外受精の採卵周期への準備などで忙しいですが、
FSHは25から、7.2まで下がっているそうで、
私もとっても嬉しく思っています。



3)PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)で無排卵のお客様。


PCOSで無排卵。

クロミッドが効かない。

注射の誘発で、OHSS気味。

体外受精を勧められている。


舌は、色が薄いです。

苔は、白くて厚いです。


PCOSの痰濁(たんだく)タイプです。


胃もたれ、少し便秘気味。


平成19年8月からの相談で、
1ヵ月後の9月の舌ベロがイマイチの改善状態でしたので、
更に胃腸を丈夫にして、痰湿(たんしつ)を減らす漢方を追加で、
合計4種類の服用になりました。


今朝、先ほどの状態では、すごく舌ベロがきれいになられていまして、
かなりビックリでした。

白くて厚い苔が減っていて、通常の人と同じ状態です。

今後、PCOSのほうも確実に、良い方向に向かっていくと思います。

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2006.12.11

リウマチと漢方…「笑いと治癒力」

寒くなってきたせいでしょうか、リウマチの漢方相談を受ける機会が多くなってきました。


先日、店頭に女性のお客様がいらっしゃいまして、
リウマチと診断されたばかりとご相談を受けました。


右肘がテニス肘と診断されて、1ヶ月経過したら、
足や手の指、肩など あちこちが痛み出して来たそうです。


この話は人事ではなくて、私も「あわやリウマチの一歩手前」を
体験したものですから、よくご相談させて頂きました。

土屋薬局中国漢方通信メールマガジン2005年10月5日号

こちらのほうに「体験談」が載っています。


さて、その先日のお客様は、リウマトレックスを処方されていました。


当店では、独歩丸(原典名は独活寄生湯)をお勧めしました。

プラス、養血活血(ようけつかっけつ)で、
「血を養い血行を改善」して「血養えば、風自ずから滅する」の世界観で
婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)を。

さらに、抗炎症作用を期待して、爽月宝をと、
合計3つをお勧めしました。


爽月宝は、ピクノジェノールに、活血化淤薬の血行改善剤を配合していますので、
大いに期待できます。


独歩丸は、去風散寒除湿(きょふうさんかんじょしつ)となり、
リウマチのようなあちこち症状が現れる「風」のような現象や、
「寒さ」で痛みが増すことや、梅雨時などの「湿気」が多い季節などへの
総合的な対策になります。

また同時に、「内因(ないいん)」である「虚弱体質」を元気にするなど、
痛みへの体質改善にもなります。


最後には、気持ちの問題も大切でして、
つい痛みがしびれなどがあると常に「憂鬱」な感じになって、
ますます症状が悪化しやすいなども見受けられることが多々ありますので、
「脳に嬉しい気持ちを伝える」ためにも、「鏡を見て、ニコッと口角を上げて笑うこと」
などもお勧めさせて頂きました。


ノーマン・カズンズさんの岩波新書の名著「笑いと治癒力」などにも、
その「気持ちの大切さ」「今日を必死で生きる前向きさ」などが、
切々と書かれていますので、興味があればお読みしてください、

とも伝えました。

無名コラム笑いと治癒力」では、またまた私の「闘病記」が載っています)


気持ちが前向きになれば、リウマチでも自然治癒するときは
「治癒」しますので、「自分は治る」「きっと良くなる」と、
常に自分を「鼓舞」することも大切だと思います。

隣で、私の話を聞いていたスタッフも、
「言っている内容はよく分かりました」
「気持ちも大切ですよね」と感想をもらったので、
私も分かってもられることは良かったなあと思いました。


もう一つ、リウマチの話ですが、
自分の母親のリウマチに独歩丸をお送りしている娘さまがいらっしゃいます。

(当店には、「親孝行」の立派なご子息さまが多いのです)

今年の10月から送っているのですが、3ヶ月服用してみて、
お母様が「かなり効果が出てきて、痛みが軽減して動きが良くなった」
という感想をもらいまして、嬉しく思っている今日この頃です。

寒い季節ですから、みなさまどうぞお体を冷やしたり、
「風邪は万病の本」ですから、不養生で体調を崩して
風邪をひいてリウマチなどにならないように、
お気をつけてください。

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<雪原に柿の木1本 「村山市真下慶治記念館付近」 2006年12月6日>

istDL DA12-24mm ワイドレンズで撮影です。


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<私は世間から忘れられているような柿の木を見ると、無性に応援したくなります>

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2005.05.11

リウマチ性多発筋痛の漢方療法

リウマチ性多発筋痛のお客様が、当店で漢方薬も併用しまして
痛みなどの自覚症状が楽になりましたので、この場で紹介させて頂きます。


リウマチ性多発筋痛とは、膠原病の類似疾患で
しつこい頑固な痛みが肩や首、腰などに起こることです。


病院でお医者さんに診断してもらう疾患ですので、
ここでは深く述べませんが、リウマチのように最終的に関節が変形したり、
日常生活が不便になる病気では無いということと、
ステロイド剤が奏功するということがポイントです。

50代以上の女性に多い疾患です。


メルク医学情報より


リウマチ性多発筋痛は、首、肩、股関節の筋肉に激しい痛みとこわばりを起こします。

50歳以上の成人に多く発症し、男性よりも女性に2倍多く発症します。

この病気の原因は不明です。

側頭動脈炎を併発するため、この2つの病気は、
共通した部分があるとみられています。


症状と診断


リウマチ性多発筋痛では、首、肩、股関節部の激しい痛みとこわばりがあります。

こわばりは、朝や、しばらく動かさなかった後に筋肉を動かすと悪化します。

筋肉症状に伴って、発熱、漠然とした不快な気分、体重減少、抑うつが生じます。

このような症状は、突然出現することもあれば、徐々に出現することもあります。

筋肉の損傷や筋力低下は認められません。

リウマチ性多発筋痛に側頭動脈炎を併発することがあり、
この場合は失明のおそれがあります。

また、軽度の関節炎を伴うこともありますが、
関節炎が重い場合は関節リウマチ(関節リウマチとその他の炎症性関節炎:
関節リウマチを参照)の疑いの方が強くなります。


治療


リウマチ性多発筋痛は、ステロイド薬のプレドニゾロンを低用量投与すると、
症状は劇的に改善します。

側頭動脈炎を併発している場合には、
特に失明のリスクを減らすために高用量のステロイド薬を投与します。

症状が治まれば投与量を徐々に減らして、
効果が得られる最小限の投与量まで減らします。

多くの場合は2〜4年間でプレドニゾロンの使用を中止できますが、
さらに長期にわたって、低用量のプレドニゾロンの投与が必要になる場合もあります。

アスピリンやその他の非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、
症状緩和の効果はわずかです。

~ちょっとここで一休み~

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2005年5月9日の神町の様子です。

花水木(ハナミズキ)がきれいに咲いています。

この道路沿いにある人気ラーメン屋・勘鳥居(カントリー)さんの旦那さんは、
ここの道を「勘鳥居(カントリーロード」と言っていましたが、
私は「ハナミズキロード」とも言いたいです。

さて、本題に戻ります。


2005年4月に来店です。

A子さん58歳、女性です。


154cmで、51kgです。

一昨年の11月から、左肩の痛みがあり、手のこわばりもあり、朝がつらいそうです。

筋肉痛で肩こりがつらいです。

手足のこわばりも気になります。

寒がり、冷え性で、雨降りや寒さにも弱いそうです。


今現在は、内科と皮膚科に通院中で、「リウマチ性多発筋痛症」と診断され、
プレドニン3mgを服用中です。

痛みやコリには、モーラスを使っています。


また、体全身に浮腫みもあり、体全体に痛みもあります。

利尿剤のフルイトランやほかには、リピトール、ディオバンなども服用中です。


~ここでちょっと一休み(2)~

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若木山とりんごの木。

若木山に敬意を表して、ここで一句。

「若木山にはりんごの花がよく似合う」


さて、当店からは独活寄生湯と丹参製剤をお勧めしました。


たとえ原因不明の痛みでも、「通じざればすなわち痛む」の法則により、
気血(きけつ)や経絡の詰まった流れを通していけば、
痛みは改善していきやすいです。

土屋薬局 中国漢方通信」の「痛み、しびれに中国漢方」なども参考にして頂ければ幸いです。

なお、痛みやしびれで上記のメルクマニュアルにも載っていますが、
抑うつなどのメンタル面で精神的に参らないことも治る秘訣だと思います。


独活寄生湯は、足腰の痛みばかりでなくて、
肩などの上半身の痛みにも効果がありますし、
丹参製剤は血行を良くしますので、
頑固なコリや痛みに独歩丸に併用すると相乗効果となります。

ちょうど「痛み、しびれを楽にしよう第2話 坐骨神経痛・椎間板ヘルニア」の世界です。


ちょうど1ヶ月経過した先日に、A子さんが来店されました。


小水の出が良くなり、浮腫みも楽になっているそうです。

肩の痛みも楽になっています。

便秘がちでしたが、お通じも改善されたそうです。

食生活では、養生も大切ですから、
減塩にして、体も冷やさないように気をつけています。

もう一度、独活寄生湯と丹参製剤は1日3回でお続けしてもらいます。

A子さんも喜んでいましたので、土屋薬局でもスタッフ一同喜んでいるところです。


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りんごの花はステキなんですね。

このほんのりと紅色がかった白い色の花が好きです。


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2005.01.17

リウマチと漢方薬

こんばんわ。

土屋です。


今日はリウマチの痛みが良くなってきているとお客様から電話を受けまして、
嬉しく思っているところです。

50代の女性の方ですが、手の指の第一関節3ヶ所くらいに炎症がありまして、
痛みで炊事なども大変です。

鎮痛剤と、プレドニン、降圧剤、アルサGを服用しています。

当店からは、独活寄生湯をお勧めしていました。


昨年の秋ごろから服用をしていたのですが、
冬の寒さにも負けずに痛みが良くなってきているそうです。

良かった、良かったです。


独活寄生湯は、総合的に免疫力を高める働きがありますし、
痛みを軽減する作用も素晴らしいです。


リウマチは、中医学(中国漢方)では、「風湿病」と言っています。

よくリウマチの患者さんが、台風や梅雨時、
また雨降りなどの低気圧のときに痛みを増したり、
寒冷の寒さで痛みが悪化する場合があります。

それれらの体に悪い影響を与える要因を「邪気(じゃき)」と言います。


先人たちは自然界をよく観察していましたので、
それらの現象のうちで体に悪影響を与えるもの
─痛みやしびれ、関節の運動障害を引き起こすものとして、
「風(ふう)」と「寒(かん)」「湿(しつ)」などを挙げました。


これらの邪気は容易に合体しやすいですので、
「風寒(ふうかん)」とか「風湿(ふうしつ)」など邪気の「複合体」になります。

それらの総称から語呂よく、「風寒湿病」とはせずに「風湿病」としたわけです。

中国では、リウマチのことを実際に「風湿病(ふうしつびょう)」と言っています。

さて、「風寒湿」の邪気がリウマチを悪化させるとすれば、
それを追い払う必要があり、
「去風散寒除湿(きょふうさんかんじょしつ)」とすべての邪気に
対応できるのが独活寄生湯です。

独活寄生湯以外の漢方薬では、
これらの邪気すべてに対応できませんので効率が悪いのです。


またリウマチには、自己免疫力の低下があるわけですが、
中医学では免疫の低下をおもに「肝腎不足」もしくは「気血不足」にあるとみています。

「肝腎不足」とは、人間の体を木にたとえるところの「畑」や「根っこ」の弱りです。

根ぐされや畑の栄養吸収の阻害が、全身の病気につながっていくわけです。


またリウマチは女性に多く発症することが知られていますが、
中医学では「女性は血をもって本となす」ことに関連していると認識しています。
(少なくとも私はそう考えています)

生涯の間に「生理、妊娠、出産、授乳」と血液を消耗しやすいので、
血虚(けっきょ)傾向が強まります。

(「日中補血シンポジウムに参加して」も参考にしてみてください)

血(けつ)という体や精神を支えている大切な物質が不足すると、
気も同時に足りなくなっていきます。

気血(きけつ)は双子のペアだからです。

気が足りないことは、「元気がない」ことですから、
免疫力の低下につながっていきます。

また血の不足─血虚(けっきょ)は、
体を守る抵抗力が弱く寒邪や風邪(ふうじゃ)の侵入を容易に許してしまいますので、
血虚傾向は「風湿病」に罹りやすい、
つまり女性の人はリウマチなどの膠原病になりやすいと考えます。

産後に大量に血液を消耗した後も、
リウマチなどの膠原病になりやすことが知られていますが、
中医学の理論からもきちんと説明がつきます。


さて、免疫力は肝腎不足や気血の不足が原因だと分かりましたが、
これらの要因を同時に解消できるのは、独活寄生湯くらいしかありません。

もう一度まとめますと、「風寒湿」の邪気を追い出し、
経絡も通せて、気血(きけつ)や肝腎を補うことのできる便利な漢方薬は
独活寄生湯が代表です。

……「リウマチの漢方療法の紹介」より……


独活寄生湯は副作用がなく、程度の差はあれ、確実に効く(張朧英先生)


臨床第一線の著名な 張朧英(ちょうろうえい)先生の 文章をご紹介します。


「筆者は、以前、リウマチ及びその近似疾患に、羌活勝湿湯(きょうかつしょうしつとう)、羌活除湿湯(きょうかつじょしつとう)、身痛逐淤湯(しんつうちくおとう)、越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)エキス、疏経活血湯(そけいかっけつとう)エキス、ヨクイニン湯エキス等 いろいろ試してみたが、よく効く時もあれば、ぜんぜん効かない場合もあり、どちらかというと効かない場合のほうが多かった。

なかなか的確な 弁証(べんしょう)が難しかった。


しかし、この「独活寄生湯(どっかつきせいとう)」は、
いかなる症例にも程度の差はあれ、確実に効くので非常に便利に感じている。

今までに 数百例に使っているが 副作用(軽い胃腸障害を含めて)は全くなく、
老人子供でも安心して使える。」

…「漢方の臨床 35号 №12、27~34、(1988)」より引用させて頂きました。
ありがとうございます。


張朧英先生が述べているように、
独活寄生湯はリウマチ疾患には安心して服用できます。

………

なお、今回は「台風23号と坐骨神経痛」もお読み頂ければ理解が深まると思います。

参考になりましたら幸いです。

ご相談は、こちらからお願いします。

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