カテゴリー「不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座」の記事

2009.06.17

第24回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座に参加して

おはようございます。

山形は本日も快晴で湿度ゼロの爽快な感じです。

最高にご機嫌な天候が続いていまして、毎日幸せを感じているところです。


先週の土曜日の朝一番のお客様は、東京から車でのご来店のご家族でしたが、
今週土曜日の朝一番のご予約も群馬県からのさくんぼ狩りを兼ねての、
漢方相談ですから光栄に存じます。

さて先々週に東京虎ノ門で参加してきた、
第24回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座の感想文を
土屋薬局メールマガジンから転載します。

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●●  1.巻頭コラム 「第24回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座に参加して」
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第24回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座に参加して」

2009年6月6日(土)、7日(日)と二日間に渡り、開催されました。

ここ数年、4~5年前から参加するようになり、
参加するたびに大きな刺激を受けています。


http://tutiya.cocolog-nifty.com/kanpotusin/cat4977049/index.html

「不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座」

上記のリンク先には、そのときの勉強した感想などが綴られています。

今回ざっと記憶に残っていることは、
聖路加国際病院の佐藤孝道先生の「不妊と子宮筋腫─そのすべてを学ぶ」
と水戸赤十字病院の板垣智明先生の「卵管鏡下卵管形成術 一般不妊治療の最前線」の2つでした。

子宮筋腫は、実に40代の女性70パーセントに存在するという疾患です。

子宮筋腫は、すべて遺伝で説明できるわけではありませんが、
子宮筋腫の一部には遺伝が関与すると考えられていること。

子宮筋腫ができる原因は分っていないが、ただ、エストロゲンやプロゲステロンの影響を受けて大きくなることは
判明していること。

など佐藤孝道先生の講演では、豊富な画像を見ながらの勉強で、
大変に参考になりました。

普通の薬剤師は、ここまで知識を得ることは、
なかなかありませんので、有難いことです。

(薬剤師の勉強とは、当然ながらクスリの知識が第一で、
人体の臨床は第二になってしまいますから、
自分自身で興味を持って研鑽しないと、
臨床が分らない薬剤師になってしまいます。)

板垣智明先生の「卵管鏡下卵管形成術」では、
おもに子宮内膜症の患者さんの腹腔鏡での手術の、
動画を見ながらの勉強でした。

そのレジメから少し引用させて頂きます。


「子宮内膜症合併不妊症例においては、現在のところでは、卵管周囲の癒着があれば不妊につながり、その治療には腹腔鏡下手術が有用であるとのEBMはあるが、その腹腔鏡下手術の負担から、最終的にはARTに帰着している。

我々の施設は、内膜症の卵管通過障害に対し積極的に卵管鏡下卵管形成術を実施している。」


とのことで、豊富な動画を見せて頂きましたので、
子宮内膜症の病変は、とっても大変な問題なんだなあと実感できました。


インジゴカルミン試薬で色素性通水をするとところや、
その後に水できれいに子宮や卵管を洗うところなど、
本を読んでは分らないことも、理解し体感することができました。


以前に、東京医科歯科大学の別府先生が講演で、
子宮内膜症の手術のときに、水できれいにお腹を洗うときに、
女医さんがそれを見ていて、「気持ち良さそう」と言ったことなど、
その言葉なども思い出しました。


我々男性の単純な体よりも、女性のほうが、
子宮や卵巣、卵管があるだけに、子宮筋腫や子宮内膜症などの
炎症性の疾患にもなりやすく、それだけに予防や治療なども大切なことを理解しました。


個人的には、子宮内膜症病変は、お腹の中の炎症で、
つまりアトピー性皮膚炎のように「熱」や「毒」があったり、
血行不良の「淤血(おけつ)」もあることから、
お肌を漢方できれいになることがあるように、
チョコレートのう腫などの疾患にも、
頭の中でイメージして、それに対応できるような漢方処方を今後とも
研究していきたいと思いました。


薬剤師、国際中医専門員A級、不妊カウンセラー 土屋幸太郎

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虎ノ門の紫陽花

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2009.06.07

日本不妊カウンセリング学会第8回学術集会に参加して…不妊治療における漢方の役割

おはようございます。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

東京は雨も上がり、晴天となっています。

朝の陽射しで目が覚めました。


さて今日は、3日間の最終日ですが、
今までの感想を簡単に述べたいと思います。


初日の学術集会では、やはり目を惹いたのが、
私がいつもお世話になっている漢方メーカーの
イスクラ産業の中医学講師の陳志清先生の
「不妊治療における漢方の役割」でした。


内容は、


1.体づくりに原点を置く漢方の考え方

…34歳の女性の方が、漢方を服用してから、
ひどかった肩こりや体のだるさがとれ、体がすごく楽になった。

2ヵ月後には月経の量がわずかに増えた。

漢方を服用して6ヵ月後に予想外に自然妊娠し、
その後無事に女の子を出産しました。


漢方薬は、どこに作用して妊娠したかは必ずしも解明できないが、
本来持っている「妊娠力」が自然に高まったのではないか。

とくに激しい生理痛や生理不順、PMS,プロラクチンが高い、冷え性などは、
漢方薬で改善できることが多いです。

これらの症状改善は、妊娠にプラス的に働きます。



2.個々の体質を踏まえるオーダー・メードの漢方対応


不妊の原因は様々なので、それぞれに対応する漢方薬も数多くあります。

漢方の場合は、たとえ同じ病名でも必ずしも同じ方法で対応するとは限りません。


たとえば、排卵障害に対しては、

○体の冷えが強いタイプ

○ほてりタイプ

○血色の悪いタイプ

○水分代謝の悪いタイプ

○血行不良タイプ

○ストレスが多いタイプ


および上記の複合タイプなどに分けて適切な漢方薬を用います。

個々の状況に応じて漢方薬を選ぶことが、漢方の効果を上げるのに大切なポイントになります。



3.西洋医学の理論を取り入れた漢方周期調節法


漢方と西洋医学の理論を結びつけて考案された方法。


ある漢方薬局では、


自然妊娠だったり、漢方+IVF(体外受精)、漢方+人工授精などと
効果を上げています。



4.高度不妊治療においての漢方の補助作用


漢方だけでは、なかなか妊娠までたどり着けない場合もありますが、
体づくりという観点から、高度の不妊治療の場合でも、
漢方を併用することには意義があると考えられます。

漢方薬で体質を改善しながら、高度な不妊治療を受けることは可能ですし、
漢方薬でホルモン剤などによる副作用の軽減や治療効果の向上につながることもあります。



などと、今後にも漢方療法が有効である可能性を示唆されました。


会場でも、不妊クリニックの医師や看護師さんたちが数多く詰めかけていたのですが、
かなり注目、興味を惹いたようです。

では今日は最終日ですから、がんばって勉強してきたいです!

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2009.06.05

NPO法人日本不妊カウンセリング学会 第8回総会・学術集会

おはようございます!

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

今日のスケジュールです。

私が受講するプログラムを記載します。


2009年6月5日(金)


○うつ。ストレス・症例報告

A-01

不妊治療とストレスケア~グループにおける実践と効果~

神谷レディースクリニック


A-02不妊治療における抑うつ状態とカウンセリング

諏訪マタニティークリニック


A-03

第一子を出産後、種々の要因からステップアップに踏み切れず

初回体外受精まで6年間の歳月を要した一症例

蕙愛レディースクリニック


A-04

17回目のARTで不妊治療を終了した症例報告~40代での妊娠そして流産を経て~

椎名レディースクリニック


A-05

管理栄養士連携による不妊治療の取り組みの役割

─多嚢胞性卵巣症候群の一症例を通して─

都城市群医師会病院


A-06

過去の妊娠・出産にまつわる否定感情が現在の不妊治療への戸惑いに影響している事例

割田助産院



○院内での工夫


B-01

当院における初診受診前説明会について

浅田レディースクリニック


B-02

当院における不妊相談のあり方についての一検討

~不妊アンケートと個人面接の結果から~

西ウイミンズクリニック


B-03

ARTステップアップに対する患者心理 「トライアルコース」アンケート集計より

竹内病院トヨタ不妊センター


B-04

当院における胚移植後の多胎妊娠を自然妊娠時と同程度にするための活動と成果

豊橋市民病院総合生殖医療センター


B-05

無精子症患者に対する不妊カウンセリングの検討─遺伝相談に関する情報提供の在り方

筑波学園病院診療部リプロダクションチーム


B-06

不妊治療における漢方の役割

イスクラ産業株式会社 ○陳 志清先生


○意識調査・電話相談・子宮鏡


B-07 

妊娠したい女性に対して行った夫婦の関係性に関する意識調査の報告

トータルライフケアサポートどりーむ


B-08

不妊症女性の日常生活意識と生活の質に関する要因分析

北里大学看護学部


B-09

不妊治療後妊婦のボディーイメージと低出生体重児に関する意識

虎の門病院


B-10

非治療夫婦の葛藤の背景に関する検討

~滋賀県不妊専門相談センターにおける電話相談の分析から~

滋賀医科大学医学部附属病院


B-11

不妊の基本的検査としての子宮鏡の意義

聖路加国際病院、女性総合診療部・生殖医療センター



特別講演


ダウン症候群児の両親

~次の妊娠への期待と悩み

和歌山つくし医療・福祉センター


シンポジウム


「一般不妊治療を考える」


1)男性不妊外来で起こっていること~射精障害

獨協医科大学越谷病院 泌尿器科


2)laparoscopyにより non-ARTで

いわき産婦人科


3)電話相談の中から感じること

中央クリニック


4)自然に近く負担の少ないAIHを見直そう

梅ヶ丘産婦人科

と盛りだくさんの内容です。

がんばって勉強してきたいです。

今日の東京の天気は、梅雨入りを思わせる曇りです。

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今年は、新型インフルエンザ対策で、ニッショーホール入り口では、
アルコールがお出迎えです。

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ランチョンセミナーは、マスク付きでした。(笑)

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2009.06.04

「第24回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座」

こんにちは!

明日は、6月5日(金)です。

毎月、5日と15日には土屋薬局ではメールマガジンを刊行しています。


生粋の生真面目さから(笑)、創刊以来一度も原稿落とすことなく、
スタッフと妹の強力も得て、手作りパワー満載のメールマガジンも
とうとう114号となりました。

本来ならば、明日の5日まで秘密にすべき内容ですが、
本日4日の夕方から上京する私にとって、
今のタイミングでココログに発表することがちょうど良いです。


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●●  1.巻頭コラム 「第24回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座」
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第24回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座に参加してきます。


1年に2回、東京虎ノ門のニッショーホールで開催されます。


ホームページをやっている関係上、
婦人科の相談がとても多くなり、
しかも専門的な体外受精に関する真剣なご相談も増えてきて、
あやふやな知識ではお客様たちに迷惑をかけてしまうと
頭を悩まさせていたところに飛び付いたのが数年前のことでした。

それから、きちんと研修を受けて、
「不妊治療ガイダンス」や「体外受精ガイダンス」などの教科書も購入して、
半年間頑張って勉強して、筆記試験50問と聖路加国際病院の
婦人科部長の佐藤孝道先生や栃木中央クリニックの浜崎京子先生からの、
口答試験3問にも答え、無事に不妊カウンセラーと認定されることになりました。


勉強して、不妊カウンセラーの資格をとって良かったことは、


1)西洋医学的な専門知識が身についた。

学会で医師の話を聞いていても、ほとんど理解できるようになったこと。


2)不妊治療とは、車の両輪である最新医療と、
同時にハートの心の結びつきが大切であることを理解したこと。


などです。


そのほか、毎回一流のお医者さんのお話を聞いたり、
患者さんたちの体験談を聞いたりなど、
実に色々な知識と体験を学び取ることができます。


今回の第24回のスケジュールは以下のようです。

2009年6月6日(土)


○生殖医療の基礎知識

「生殖医療においてよく聞かれる質問」


○生殖医療の基礎知識

「妊娠経過に注目する─高齢妊娠」


○カウンセリングとケアの基礎

「おなかの小さな生命と向き合うということ」


○カウンセリングとケアの基礎

「不妊カウンセリングに求められているもの
~医療者─夫、家族とのコミュニケーション」


○明日の生殖医療を学ぶ

「受精卵取違い事故から学ぶ」

2009年6月7日(日)


○生殖医療の基礎知識

「不妊と子宮筋腫─そのすべてを学ぶ」


○明日の生殖医療を学ぶ

「卵管鏡下卵管形勢術 一般不妊治療の最先端」


○ランチョンセミナー

「子宮内膜症の新しい薬物療法と治療方針」


○明日の生殖医療を学ぶ

「染色体異常は珍しくない─不妊における意義」

です。


これから新しい知識を得るワクワクと充実した期間となりそうです。

不在の間はご迷惑をおかけしますが、
今後に必ず生かしていきますので、
今後とも土屋薬局、そして土屋幸太郎をどうぞよろしくお願い致します。


薬剤師、国際中医専門員A級、不妊カウンセラー 土屋幸太郎

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<2009年6月4日 東京茅場町>

東京は、早くてもう紫陽花が咲いていました。

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2008.10.15

「第23回不妊カウンセラー養成講座に参加してきました」

おはようございます。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

今朝、毎月5日と15日に発行しているメールマガジンを30分遅れながらも完成させました。

間もなく、10時半には読者の方々にお届けになりますが、今回は第23回不妊カウンセリング学会に参加した感想を述べていますので、ここココログに転載します。

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●●  1.巻頭コラム 「第23回不妊カウンセラー養成講座に参加してきました」
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 「第23回不妊カウンセラー養成講座に参加してきました」


第23回不妊カウンセラー・体外受精養成講座に
さる2008年10月11日、12日(土日)と参加してきました。

私は不妊カウンセラーに養成講座に3回出席して、
50問の筆記試験と聖路加の佐藤孝道先生たちからの
口答試験も受けて合格したのですが、
その後も新たなる知識の習得と次回の更新のためもあり、
参加を続けています。

今回の講演内容は、以下のようでした。

○1日目2008年10月11日(土)


「欧米の状況から見たART時代における一般不妊治療の位置づけ」 

国際医療技術研究所 荒木重雄先生


「不妊カウンセリングに求められているもの~コミュニケーションスキルとその対応例~」 

あかぎけいこカウンセリングルーム 赤木恵子先生


「不妊を家族の視点から考える」 

東京大学医学系研究科 山崎あけみ先生


「不妊カウンセリングに必要な臨床遺伝学の基礎知識」 

聖路加国際病院 佐藤孝道先生


「生殖医療の将来─私の夢と現実からみなさんに伝えられること」 

諏訪マタニティクリニック 根津八紘先生


○2日目2008年10月12日(日)


「体外受精コーディネーターの役割─16年間の実務経験で得たこと」 

いわき婦人科 前田真知子先生


「着床前診断─その目指すもの」 

慶應義塾大学 産婦人科 松岡浩先生


「卵管鏡下卵管形成術─一般不妊治療の最先端」

水戸赤十字病院 板垣智昭先生


「うつ診療の最新の動向─よりよき不妊カウンセリングのために─」

坂元薫先生 東京女子医科大学 神経精神科

この中で、印象に残ったのは、マスコミなどで有名な
諏訪マタニティクリニックの根津八紘先生の講演でした。


根津先生の講演は、ゆっくりと淡々と話す口調に
やさしさを滲ませながら、ぐいぐいと引き込むような話でした。

テレビなどで戦っているときの映像のインパクトが強っかたでしたから、
怖い先生かと思ったら、誇り高き信州人、諏訪の自然を愛する、
絵も描くことが好きな素敵な先生でした。

先生は、自分のこの世間を騒がすような性格は、
曲がったことが嫌いな「信州人の気質」の血を引いているのではないか、
ともおっしゃっていました。


私の手元には、講義要録や会場で発売されていた先生の本もあり、
昨日のうちにすべて読破していますので、根津先生の人となり、
考え方、診療の記録も大体分りました。

講演を聞きながら、私が簡略的にメモした内容をログしたいです。

「生殖医療の将来─私の夢と現実からみなさんに伝えられること」 

諏訪マタニティクリニック 根津八紘先生


1:バッシングの話

ジェンダーはバッシングを受けながらも
天然痘を撲滅した。

新しい技術、医療にはバッシングがつきもの


2:減胎の話、減胎手術の話

HMGという排卵誘発の注射によって、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)になったり
多胎になる。

過去に4胎で、私が産むことを勧めた結果、
1人の赤ちゃんは脳性麻痺になった。

深く反省したが、その患者は
「先生を恨んでいません。3人の子供たちも含めて、みんなであの子を育てていきます」


その後、4胎妊娠の患者さんがいて、減胎手術の結果、
2胎となり無事に出産できた。

4人中絶するよりも、2人の命を救えた。

でも、発表したらまたバッシングが起きた。


3:神の話

「神ってなんだろう?」

「倫理とはなんだろう?」

「根津は神を冒涜している」

私は2人の命を助けた。

神様はは、科学する英知を私たちに授けたのではないか?

手の指がこのように自由自在に動くのは、確かに神のお陰ではないか?


日食は昔は、神の仕業と言われたが、
科学が進歩して理由が分れば、神様の仕業では無くなった。

都合の良いこと、分らないことは「神様」のせいにするが、
科学技術の進歩に従い、その意味では「神様の仕業」は
減ってきている。

きっと神は、天高く私たちを見つめていて、
科学技術などの進歩を見守っているに違いない。

目の前の患者さんのために。


かつて9胎妊娠があり、7胎を減胎して、
双胎として出産した。

かなり大変な手術だった。

3:非配偶者間体外受精


早発閉経(POF)の患者さんがいた。

あきらめるようにと伝えた。

「あなたには卵がもうありませんから、人の卵を使うしか妊娠できません」

本当にこの言葉は、諦めるようにと伝えた言葉だった。

ところが3日後に、その患者さんは妹さんを連れてきて、
「妹は子供が2人いますし、卵子を提供したいと申しています」

この言葉を聞いてから、卵子提供による非配偶者間体外受精を行った。

生まれてきた子供は、養子縁組にします。


発表したら、また猛烈なバッシングが起こった。

今では、94組。135人の赤ちゃんが誕生しています。

4:代理出産

ロキタンスキー症候群のうら若き乙女の患者さんがあるときやって来た。

「私は子宮が無いんです。
でも付き合っている彼氏がいて、彼氏は子宮が無い私と結婚しよう。
ずっと一緒にいよう。と言ってくれます。
でも、彼氏は子供や動物が好きだし、他の人と結婚すれば、
子供も出来る家庭が作れるし、そしたら私は彼氏と別れたほうがいい。
でも、私も幸せになりたくって…」

この言葉を聞いて、すぐに代理出産も行えるように、
体外受精の施設を併設させた。


子宮がんや子宮筋腫などで子宮を無くした方などへ、
15例で8例成功。10人の子供が誕生。


(著者注:「代理母出産」と「代理出産」は意味がまったく違います)

5:卵子セルフバンク

35歳前の卵子を凍結していく。

やがては、卵子提供にもつながっていく。


6:着床前診断

習慣流産の患者さん。

染色体転座の患者さん→7回流産した→着床前診断で双子の赤ちゃんを出産した。


12組の方が出産。2組が現在妊娠中。


7:高齢不妊の話


8:子宮頚部ガンのパピローマウイルス

ワクチンはアメリカで普及している。

日本では普及していない。

より多くの患者さんを救うためにも、一刻も早く国は認定すべきではないか。

バイアグラよりも、ワクチンを認めたほうが良い。

これは「男尊女卑」ではないか。


9:高齢結婚の話


結婚できない、しにくい社会体制になっているのではないか?

最後に、根津先生がご自身のネクタイを指差して、

「このネクタイは、娘が私にくれたものです。
よく見ると猿の絵が書かれています。
信州の山猿が都会に講演に来て、里に帰っていったと思ってください」

と笑顔で講演会を終了されました。


奥様と娘様たちからの支えと、そして「目の前の患者のため」をモットーとして、
誇り高き信州人の血が根津先生を成しているんだ、と思いました。

私の車のお守りは、「諏訪大社」のお守りですが、
また諏訪大社や毒沢温泉などの諏訪へも旅したいと思いましたし、
山形の田舎の薬局の一薬剤師として、私もお客様のために
役立てる人間になりたいと思いました。


薬剤師、国際中医専門員、不妊カンセラー 土屋幸太郎

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<2008年10月11日 東京虎ノ門ニッショーホール>

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<2008年10月12日 東麻布からの眺め>

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2008.10.14

不妊カウンセリング学会と日本中医薬研究会全国大会の感想

東京虎ノ門で、第23回不妊カウンセリング学会に出席してきました。

インパクトがあったのは、諏訪マタニティクリニックの根津八紘先生の講演でした。

根津先生を支えてるものは、患者さんへの愛と奥様や娘さんからの家族愛なんだろうなあと思いました。

誇り高き信州人の気骨をもった、自然を愛する先生に感銘でした。

連休中はその足で広島にも向かい、日本中医薬研究会の広島全国大会に参加してきました。

数々の恩師の先生方や懐かしい全国の友人に会えまして、元気をもらってきました。

人生二度目の広島でしたが─学生時代に原爆ドームや平和公園に行きました─今回は世界遺産の宮島も最終日に観光できまして、自分の目で体験することは大事だなあと思い、空路仙台から山形に帰ってきました。

「私は薬剤師として、また漢方相談を通して何が出来るだろう?」と自問自答を繰り返している連休明けの朝です。

薬剤師、不妊カウンセラー(NPO法人不妊カウンセリング学会会員)

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2008.10.10

第23回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座に出席してきます。

おはようございます。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

昨日一日は、東京からの漢方相談のお客様が新幹線に乗って来店されました。

山形新幹線つばさで、さくらんぼ東根駅に午後1時18分に到着して、
帰りは午後3時58分で都合2時間くらいゆっくりと漢方相談をしました。

平日ということもあり、じっくりと相談できましたので良かったと思っております。

今後は自然妊娠できるよう、基礎体温などより一層整っていって頂きたいです。

以前は、東京からお客様が来店されますと「山形の田舎の薬局に東京からお客様が来る!」と驚いていたのですが、最近は山形新幹線もありますし、40代前後のお客さまたちの場合は、私と同じバブル世代ですから、「山形にはスキーで何回か来たことがあります!」という声を聞くようになってきました。

そういえば、今年のお正月1月4日に来店された茨城県のカップルのお客様たちは、結婚6年目でして、今まで大学病院や東京のクリニックなどで治療していたのですが結果が出ずにいたのですが、そのままご懐妊、ご出産となりました。先月あたりに吉報を頂きました。

当店の漢方を服用して2週間後にご懐妊が分り、喜んだことを覚えています。

ちょうど高温期の周期でしたので、そのお勧めした漢方が功を奏したそうです。

東京のクリニックでは、「自然妊娠は無理。体外受精でしか妊娠できません」と言われていたそうですから、嬉しさも倍増でした。

何故この話を思い出しかと言いますと、ご主人様がスキーの資格をもっていて、漢方相談後に蔵王に滑りに行ったからです。(笑)

(「新年の漢方相談会その後」に当時のことが書かれています。奥様は保健師さんでしたので、今まで不妊のときには、他人に母子手帳を渡していて、職業柄ストレスがあったのですが、ご自身が母子手帳を貰ったときには相当嬉しかったそうです。余談が長くなって、すみません)


さて夕方は、仙台から2回目のご相談のカップルで、
こちらもゆっくりと相談できました。

前回の初回の漢方相談は、悠長に周期の低温期と高温期に分ける「周期療法」の漢方をお勧めしていましたが、今周期は卵胞が育っていないとのことで、「卵胞の育ちを助ける漢方処方」に方針変更しました


さて、明日の10月11日(土)と12日(日)は東京虎ノ門で第23回不妊カウンセラー、体外受精コーディネーター養成講座に出席してきます。


○1日目2008年10月11日(土)

「欧米の状況から見たART時代における一般不妊治療の位置づけ」 

国際医療技術研究所 荒木重雄先生


「不妊カウンセリングに求められているもの~コミュニケーションスキルとその対応例~」 

あかぎけいこカウンセリングルーム 赤木恵子先生


「不妊を家族の視点から考える」 

東京大学医学系研究科 山崎あけみ先生


「不妊カウンセリングに必要な臨床遺伝学の基礎知識」 

聖路加国際病院 佐藤孝道先生


「生殖医療の将来─私の夢と現実からみなさんに伝えられること」 

諏訪マタニティクリニック 根津八紘先生


○2日目2008年10月12日(日)

「体外受精コーディネーターの役割─16年間の実務経験で得たこと」 

いわき婦人科 前田真知子先生


「着床前診断─その目指すもの」 

慶應義塾大学 産婦人科 松岡浩先生


「卵管鏡下卵管形成術─一般不妊治療の最先端」

水戸赤十字病院 板垣智昭先生


「うつ診療の最新の動向─よりよき不妊カウンセリングのために─」

坂元薫先生 東京女子医科大学 神経精神科


日曜日の午後からは、そのまま広島に新幹線で移動。

日本中医薬研究会全国大会の懇親会に参加予定です。

今回も頑張って研修してきます!

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2008.06.06

田植え

不妊学会の後に、山梨県清里で友人家族と一緒に連れたって、
「田植え」という貴重な体験をしましたので、ここに紹介します。

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<途中、中央道SAから眺めた富士山>

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「米どころ山形県」に住んでいるのに、もうすぐ大台の歳になろうとしているのに、
この歳で初めて田植えの体験をすることになりました。

しかも山形県で田植えをするのではなくて、山梨県ですから、
同じ「山」が付く共通項はあるとは言え、自分の行動範囲にも感心してしまいます。(笑)

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この日は、天候が悪く、台風も近づいているという情報だったのに、
さすが、友人のお子様が「晴れ男」だけあって、カラッと晴天となりました。

まさに絶好の「田植え日和」です!

苗は、3本くらいを指で掴みます。

私の理解するところによると、まるで麻雀をするときのように、
「ツモ!」と牌を雀卓に打ち付けるように、
田んぼにきちんと深く苗を植えます。

阿佐田徹也か桜井章一かといったところですが、
はい、今から田植えをしますよ。

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ラインを引くように、両端を棒にひもをくくり付けて、
参加者全員が横一列に並び、15cm間隔で苗を植えていきます。

けっこう楽しくなってくるのですが、昔の機械が無い時代には、
家族総出、子どもも総出の大労働であったことでしょう。

「さなぶり」で湯治に行きたくなってしまいます。

東北には「さなぶり荘」なとどいった、田植えから来る名前の温泉宿があるくらいです。

(岩手県台温泉にあります)

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田んぼの残り半分は、トラクターを使いました。

機械は凄いです。

あっという間に、しかも手植えよりもきれいに等間隔で、
田をならしながら植えられていきます。


不妊学会やカウンセラー養成講座などで、「着床」とか「着床障害」と
いった言葉をよく耳にしますが、まさに日本の伝統文化、農耕文化に基づく
医療専門用語だと肌身を通して実感しました。

お日様が照って、田んぼには充分な水があって、
苗も良い苗で、田んぼを地ならしして、そして苗をきちんと深く植える。

機能性不妊で原因不明で着床障害かもしれません。

などとよく相談を受けたり、お話を聞きますが、
実際のところ、漢方的にたとえると、
「田んぼ(子宮内膜)」「苗(精子)」に置き換えれば、
普段からの「健康な体づくり」「基礎体力づくり」「若さづくり」は
個人の妊孕性のアップに役立つのでは?と思いました。

肌身を通して実感することができました。

PS:清里のこしひかりのおにぎり、美味しかったです!

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2008.06.05

第22回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座に参加して

毎月、5日と15日には、まぐまぐより、
土屋薬局中国漢方通信メールマガジンを刊行しています。

本日5日10時には、読者のかたに配送されますが、
先ほど9時52分のぎりぎりに滑り込みセーフで第90号を作成しましたので、
ここに紹介したいと思います。

同時に、「第22回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座」への
感想コラムにもさせて頂きます。

 // ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●●  1.巻頭コラム 「出自を告知するということ」
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「出自を告知するということ」

第22回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座に参加して

5月31日~6月1日に東京虎ノ門ニッショーホールにて、
日本不妊カウンセリング学会主催による
「第22回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座」が
開催されましたので、そのときの演題の紹介と感想を述べたいと思います。

第22回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座プログラム


○生殖医療の基礎知識

「ARTの質的向上に必要な単一胚移植をめぐって」


○カウンセリングとケアの基礎

「不妊カウンセリングに求められているもの
~不妊状態の心理と社会背景を理解し、対応に生かすには~」


○明日の生殖医療を学ぶ

「出自を告知するということ」


○カウンセリングとケアの基礎

「不妊カウンセラーの認定を受けて
~現役不妊治療専門ライターとしての活動報告~」


○生殖医療の基礎知識

「精子・卵子・胚の凍結─技術の進歩とカップルへの説明」


○生殖医療の基礎知識

「子宮腺筋症と不妊」

<私の感想>


心に残ったことは、2つあります。

大阪の社団法人「家庭養護促進協会」の理事
岩崎美枝子先生による講演と、
加藤レディスクリニックの先端生殖医学研究所の
桑山正成先生の講演です。

ここでは、岩崎先生の「出自を告知するということ」について語ります。

岩崎先生の講演は、実に45年間もの期間に
実親に育てられない子どもの代わりに家庭(里親や養親)を
新聞紙上で呼びかけて探すという「あなたの愛の手を」運動の話でした。

不妊治療のために、子どもをあきらめたカップルなどが、
養子をもらった後に、いかにして、子どもに養子であることを告白するか、
などを1時間半に渡り講演されました。

子どもに、実は二人の血はつながっていないことを話すには、
小学校に上がる前、なるべく小さいうちが良いこと。

また成人してからでも、その事実は話していたほうが良いことなど、
子どもが自分のルーツ探し、実の親探しに悩んだり、
また両親から何かの秘密があるのでは?と
悩まないようにしてあげたいというのが趣旨でした。

以前にも、不妊カウンセリング学会で涙を流して聞いた話に
「親になること、家族になること」
http://tutiya.cocolog-nifty.com/kanpotusin/2007/03/post_c8af.html
がありますが、産みの親と育ての親の問題や、
告知についてなど、深く考えさせられる講演でした。


またAID(非配偶者間人工授精)でも、その告知についても語られました。

日本では、AIDによって生まれた子どもたちが、
1万人以上もいるのに、そのほとんどが秘密にされているのです。


ある母親の苦悩は、子どもが産まれてから始まったと言います。

赤ちゃんの顔を見るたびに、家族や周囲のものが、
「お父さん、お母さんのどちらに似ているかな?」と
喋ってくるので、何ともいえない、言い返せない自分がそこにいたそうです。


AIDとは、世間的には「精子バンク」や、頭の良い医学生の精子などを使っているとも
言われていることで、皆様もご存知だと思います。

男性の精子が無い場合などに、他人の精子を使って、
自分の妻に人工授精をしてもらう方法です。


子どもは、家庭の中で、何となく自分に秘密にされていることがあることを
うすうす感じながら成長していくそうです。

子どもの福祉のためには、出生のことも教えておかないと、
将来のためになりませんので、里親の養親についても、
AIDの子どもたちにも、「告知」することが大切になってきます。


話を聞いていて、私は、自分は血のつながった両親がいて、
また妹たちや甥っ子たちもいて、本当に幸せだなあ、
「家族の絆」があることは当たり前だったはずだけども、
そのことに改めて感謝しなければならないんだなあと思いました。


「父さんと母さんには、なかなか子どもが産まれなかったんだ。

でも私たちはどうしても親になりたかったから、
いつも神様にお願いしていたんだよ。

そしたらこんなに可愛いあなたに出会えて、
あなたを私たちの子どもにできたことをとても幸せに思っているし、
あなたが父さんと母さんの子どもであることをとても満足しているよ。

私たちは「本当の親子なんだ!」」


「あなたに出会いたかった。あなたに出会えてよかった」


薬剤師、国際中医専門員、不妊カンセラー 土屋幸太郎

   // ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●● 5.編集後記 「卵巣組織の凍結」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


不妊カンセラー養成講座での続編の話です。

加藤レディスクリニックの桑山先生の先生の話は、
精子の凍結技術、また胚の凍結保存、卵子の凍結保存、
そして今や卵巣組織も凍結に成功したという、
驚異的な科学技術の発展が語られました。

今までは、とくに卵子は胚にくらべて
安定した存在ではないので、凍結が難しいと言われてきたのですが、
ついに成功する時代になったそうです。

そうなると、時代はどうなるか?


卵子の凍結保存の適応

1)IVF時の事故的精子不在症例

→NYの患者さんで、主人飛行機が事故で遅れてしまった。

すぐに卵子を凍結保存して、NYから精子を凍結して
宅急便で送って後から妊娠に成功した。


2)悪性腫瘍患者(未婚女性)の妊孕性保存

3)無精子症患者の精巣内精子を用いたICSI治療機会増大、負担軽減

4)余剰胚作出の回避(IVF効率化による治療負担の軽減、宗教、思想的理由)

キリスト教では、「受精卵は人間である」と考えているので、
余剰胚を作らないことが喜ばれる。


5)エッグドネーションバンク

6)キャリア女性の卵子セルフバンク

若いとき、35歳までの間に卵子を凍結保存していて、
20代、30代のうちには仕事に打ち込んでキャリアを上げていく。

そして実績と地位を上り詰めた40代に、凍結卵子を使って
妊娠、出産するという人生設計。

実際にアメリカでは、そういう時代になっている。


7)IVFエキスプレスサービス

100人以上がこの方法で生まれている。

たとえば、アフリカから卵子を国際宅急便で送ったりすることなど。

などなど、最近の生殖医療の話を聞きまして、
多少複雑な気持ちになりながら、終了後にタクシーに乗りました。


「運転手さん、ついに時代は、卵巣も凍結できる時代になったらしいですよ!」

「お客さん、そうすると、たとえば死んだ妻の卵巣も保存してあれば、
誰かに移植すれば、妻の子どもが出来るんでしょうかね?」

(卵巣1平方センチメートルで2年は生理があるそうです)


うーん、ますます複雑な気持ちになりながら、皇居を抜け、
東京駅の丸の内側にタクシーが到着したのでした。

編集長 土屋幸太郎

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<2008年5月31日 「雨の日比谷公園」>

余談です。2008・6・6日追記…ユーチューブでブルーハーツを見ていたら、日比谷野音でのコンサートがありました。このとき、18歳だった私は、ヒロトとマーシーと一緒に飛んでいました。泣けてきました。このときは、映像を見てもお分かりのように、ラフィンノーズのコンサートで3人将棋倒しで観客が死んだあとのライブだったために、厳重な警戒だったのです。ライブ熱いでしょう!「終わらない歌

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2008.05.30

第七回日本不妊カウンセリング学会

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<2008年5月30日 虎の門ニッショーホール>

こんばんわ、土屋です。

本日の10時からの第七回日本不妊カウンセリング学会が始まり、
先ほど18時半に終了しました。

たくさんの発表があり、熱のこもった集会でした。


私が参加した演題一覧です。


<困難な事例へのアプローチ>

A01:がん治療中にARTを受けた患者とのかかわり

聖路加国際病院 女性総合診療部


A02:生殖医療における至適ケアを提供するためのTriage(トリアージ)を利用した患者難治度識別ツールの開発と活用の実際

蔵本ウイメンズクリニック


A03:9回目のAIHで第一子を得た後43回のAIHを経て初回IVF-ETにより継続妊娠に至った一例

豊橋市民病院 総合生殖医療センター


A04:体外受精により得た子どもへの思い─リスクを伴った児であった2事例

園田学園女子大学人間看護学科


A05:意思決定に関する支援について

─遺伝疾患をもつ家族がいたことに不安を生じながら意思決定を行った事例より─

長野市民病院

豊橋市民病院総合生殖医療センター


<不妊男性とカウンセリング>

A06:当院における男性不妊に対しての試み

慈芳産婦人科


A:07 不妊専門クリニックにおける、男性性機能障害患者へのカウンセリングの実際と問題点

木場公園クリニック


A08:行政による不妊相談には何が求められているか─男性に対する支援を考える─

名古屋大学大学院医学系研究科産婦人科学教室

愛知県不妊専門相談センター


<不妊治療と夫婦(カップル)関係>

A09: 不妊治療が性交渉に与える影響についての検討

聖路加国際病院 生殖医療センター


A10:不妊治療を受けるカップルの親密さと主観的健康度の関係についての検討

永井クリニック


A11:不妊治療と夫婦の絆(きずな)─不妊治療を望むカップルとの関わりを通して見えた夫婦の絆の形成の一事例

トータルライフケアサポートどりいむ
割田助産院


A12:不妊治療は夫婦関係崩壊の原因となるか

聖路加国際病院 女性総合診療部・生殖医療センター


A13:生殖医療のカップルアセスメント~子どもをめぐる関係性のカウンセリング~

立命館大学衣笠総合研究機構人間科学研究所


<不妊地治療の結果と心理>

A14:当院において妊娠反応陽性となった不妊症患者とその転帰の年齢別検討

豊橋市民病院総合生殖医療センター


A15:不妊症女性が受診しやすい環境を提供できたのか─外来フロアー移転にあたって─

豊橋市民病院総合生殖医療センター


A16:流産・死産のグリーフケア:母親と医療スタッフの捉え方

岡山大学病院産科
岡山県不妊専門相談センター
岡山大学大学院保険学研究科


<特別講演>

「より良い患者医療者関係を目指すコミュニケーション教育の現在」

名古屋大学医学部附属総合医学教育センター 植村和正


<会長講演>

「顕微鏡内蔵型受精卵動画記録培養装置が切り拓く生殖医療の未来図」

豊橋市民病院 総合生殖医療センター


<シンポジウム>

「夫婦(カップル)のこころのズレと不妊カウンセリング」


1)夫婦の行動からみたこころのズレ

中部大学生命健康科学部保険看護学科


2)不妊外来における患者の心理を通して考える

虎の門病院 産婦人科


3)「立会い胚移植」前後の夫婦の意識調査(アンケート調査の結果から)

筑波学園病院診療部産婦人科リプロダクションチーム


4)ART治療と夫の心理~アンケート調査の結果より~


例年どおりの盛り沢山の内容で、大変に勉強になりました。

これだけの内容なので、この場にすべてを記載するのは無理がありますし、
感想は書き切れないと思います。


印象に残ったことは、名古屋大学の医学部の教育では、
患者さんとのコミュニケーション教育に力を入れていて、
若手の先生たちは大変に能力が素晴らしく、
話もきちんと聞けるので、結果的に診療時間が短くなっていること。

(これは、薬剤師が足りない分野だと思いますので、
とても参考になりましたし、私も心がけていきたいと思いました)


また最後のシンポジウムは、不妊治療に対する男女の性差(ジェンダー)に関して、アンケートなどを通して、夫婦の心のすれ違い、揺れ動き、そして愛情などについて語ったものですが、語り合った後に、今回の座長の豊橋市民病院の安藤先生が「愛情の反対は無関心と、マザーテレサがかつて言いましたが…」とおっしゃっていまして、個人的に、マザーテレサの映画を見ていて心に残っている言葉なので、今日の一日のテーマ全体もマザーテレサの言葉で腑に落ちたというか、納得がいきました。

質疑応答でも、やはり男性側の立場の意見と女性側の意見は、それぞれのジェンダーの差により、価値観や物事の捉え方が違うようでした。

(私は、やはり男性側の主人の立場から物事を考えました)


余談ですが、日本で一番の出生率が高い県は、福井県だそうです。

三世代同居が多く、共働きも多く、伝統的な価値観のもと、「子どもがいるのが当然」という風習もあって、また不妊専門クリニックには、みな秘密にして通っているそうです。

主人には相談できないで、奥さん一人の考えで、内密に検査を進めて、そこで精液検査の段階では、「主人に言い出し出来ません」といった事例もあるようです。

またある男性医師は、「開業したのは良いが、家庭がおろそかになって、帰って寝るだけになっている」「妻は子どもの教育など、私に話したいことがあるはずだ。もっと家庭を大事にしなければならないと、今回のシンポジウムを聞いていてそう思いました。」という意見があり、続いて安藤先生から「最近は、医師からタイミングを指示されて、そのときだけ夫婦生活をすれば良いと考えているカップルが多いです。私は、最近は口を酸っぱくして、昔は子どもをつくるときには、血がでるくらいまで、頑張って子作りをしたものだ。と患者さんたちにも言っていて、基礎体温表は、夫婦生活の○で埋めるくらいの努力をしてください」とも意見があり、最後に「結局は、夫婦が一緒にいる時間が長ければ、お互いにどんな治療をしているか分かるし、思いやりが生まれてくるものだ」と、話がまとまって一日が終わりました。

最後の質疑応答は、マラソン大会のような不妊カウンセリング学会を締めくくるには、ふさわしい内容でした。

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<虎の門の1号線から眺める東京タワー。私は東京タワーが好きです>

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2008.05.29

東京タワー

明日に不妊カウンセリング学会に出席しますので、
今日の夕方から東京に移動しています。

少しホテルの周辺を散歩しました。

今日は東京も雨降りで、朝はもっと肌寒かったようです。

タクシーの運転手さんによると、景気が悪いらしくて、
1週間のうちで忙しいのは金曜日だけだそうです。

本当に閑散としている東京駅を見るのは初めてかもしれません。

たぶん、雨だからみんな早く帰宅したのでは?
と運転手さんの意見です。

ミッドタウンも赤坂サカスも、思ったほど人がいませんでした。

では、今日の散歩中の写真でお別れです。

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そのうち、「新東京タワー」が浅草のほうに出来るらしいですが、
東京タワーが眺められる道を歩くのは素敵としか言いようがありません。

霧がタワーにかかり、なんとも幻想的でした。

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2007.09.20

第7回全国女性大会に参加して「不妊治療の現状と基礎知識」

第7回全国女性大会に参加して「不妊治療の現状と基礎知識」

㈱土屋薬局 薬剤師、不妊カウンセラー、国際中医専門員 土屋幸太郎


先日、9月16日、17日と日本中医薬研究会の
第7回全国女性大会にボランティアとして、参加してきました。

会場は宮城県松島で、当日は天候にも恵まれ、
雄大な海岸沿いを眺めることが出来ました。

「命(いのち)輝く~杜を育み海を生かす、いざ松島へ」が大会スローガンです。

全国から女性の薬剤師の先生が集まり、会場は熱気に溢れんばかりでした。

その中でも一際注目された講演が、聖路加国際病院女性統合診療部・
生殖医療センター部長の佐藤孝道先生のお話です。

新聞などにも度々お名前が登場する高名な先生ですが、
とても気さくで話が分かりやすい先生で、私は大好きです。

ついで言いますと、私が不妊カウンセラーの試験を今年の3月に受けたときの、
面接官が佐藤先生でしたので、とても印象に残っています。

私への佐藤先生からの質問は、「体外受精を5回ほど受けたが、失敗して落胆している患者さんが来ました。あなたはどうやってカウンセリングしますか?」などがありました。


さて、講演のテーマは「不妊治療の現状と基礎知識」でした。

簡単ではありますが、私のメモ書きの要旨からピックアップします。

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○2005年は、我が国の人口が減少に転じた歴史的な転換点である。

○男性の10人の1人は独身である

○女性の初婚率は、30~35歳で結婚する人が増えてきている。

○出生数では、1人も産まない人が増えている。

○健康な200カップルの調査によると、1年以内に80%が妊娠している。

○同じ治療法をしていても妊娠率が下がってくる。

○排卵日と排卵日の前日、前々日が妊娠率が高い。排卵日の翌日は妊娠しない。排卵の後の数時間後でも妊娠しない。

○体外受精では、聖路加国際病院では注射をして、卵を戻せる人が80%。高齢の場合は、卵を戻せる人が50%くらい。

○聖路加では、35歳以下で体外受精をしている人はあまりない。

○受精卵の質が問題がある。卵さえ良ければ、年齢が上がっても妊娠率は変わらない。

○卵巣は30~31歳から機能が落ち始め、38歳でガクンと落ちる。30~32歳から妊娠率が下がってくる。

○ダイエットして生理が来ない→体重を戻すことが大切で、時期を逃すと一生薬を使わないと排卵しなくなる。

○子宮筋腫は40歳以上の人は、7割くらいがもっている。

○女性は赤ちゃんの頃は卵巣に原始卵胞が800万個→生理が始まる頃は30万個。40年間に約500個くらい排卵する。卵の大きさは、0・1ミリで鉛筆の点くらい。

○日本では約2万人がART(高度生殖補助医療)で生まれてくる時代になった。

○ARTは奇形率が1・4倍



以上が簡略な要旨ですが、講演の最後のほうで佐藤先生が
述べられたことが印象に残っています。


「不妊というレッテルを貼らず、自分はかけがえのないものだ。不妊であろうとなかろうと、人はみんなそれぞれ素晴らしい。レッテルを貼られれば、落ち込んでしまう。夫婦が仲が良いことが、とても大切なこと」

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土屋薬局では、最近県内外を問わず来店されるお客様たちが増えています。

薬剤師と不妊カウンセラーの資格を併せ持っていますので、
最新の医療知識と最新の中国漢方の両面から相談していけます。

勉強会や私用などで不在になることもありますので、
前もってお電話またはメールで来店日時をご予約のうえ、ご来店してください。

その際には、基礎体温表もお持ちして頂きますと、より参考になります。

平成19年9月20日 秋晴れの山形から

(土屋薬局DM原稿から転載です)


追記

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当日は、夜の分科会も佐藤先生の「佐藤孝道先生を囲んで」に出席しました。

21時~23時を過ぎるまで、一杯入ったほろ酔い加減での真剣な討論会でした。

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2007.07.14

不妊と生活習慣、薬剤…PCOSとパン

ちょうど今は、今日は土曜日であまり処方箋も来ることも無く、
いつもの土曜日のようにゆっくりと地元のお客様たちと相談して、
そろそろお昼になろうとしています。


さて、店頭でいつも話していることですが、
第19回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座より。

佐藤孝道先生(聖路加病院の婦人科の先生)が発表された
「ダイドライン・文献から学ぶ不妊と生活習慣、薬剤」の中の、
「食事」の項目があります。


たとえば、

「栄養

よくバランスのとれた食事は、二人の健康について大切である。

不妊と栄養の関係についての研究はわずかしかないが、
栄養欠乏が何らかの影響を及ぼすことを示す報告がある。

ビタミン、C,D,E,セレン、亜鉛、葉酸欠乏は精子の性状に影響する可能性がある」


1)不妊カップルの血中水銀濃度は妊孕性があるカップルに比べて高い。

2)精液検査結果異常者や原因不明不妊の女性患者でも毛高い。

3)血中水銀濃度は、海産物の摂取量によって決まる。


さて、今日の本題の話です。


「PCOS13例と年齢、人種、BMIを一致させた対象群27例を比較したところ、パンやフライドポテトのような血糖値を上げるような食べ物の摂取量がPCOSで多かった。」


です。


佐藤先生曰く「体重が同じであっても、食べ物の内容が違うのではないか?」

とのことでした。


つまりPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)のかたは、和食よりもパンなどの
欧米化された食事が好きの可能性が高いということです。

肥満の原因にもなりそうですね。

ちなみにこの話をお店ですると、皆様「え~!私パンが大好物なんです」と
悲鳴が上がります。(笑)


以前に来店されたPCOSのお客様は、お友達のパパが経営する会社に勤めていて、
病院に行くときには会社休み放題、3時になると「3時のおやつ」でケーキが
毎日出てくるという素晴らしい環境でした。

しかし、私のアドバイスでぴったり「3時のおやつのケーキ」をそれ以来
一切止めまして、1日1時間くらいも散歩して、体重を3~4キロ痩せました。

その後、3ヵ月後に1回目の人工授精で今現在も
ご懐妊中でして、良い結果になって、私も嬉しく思っています。


本人様の努力と気合もあってこそですね。

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2007.07.11

薬剤師として、不妊カウンセラーになってみて

薬剤師として、不妊カウンセラーになってみて

㈱土屋薬局 薬剤師、不妊カウンセラー、国際中医専門員 土屋幸太郎

今年の3月26日に不妊カウンセラーに合格して、
5月20日に立派な認定書を頂きました。

今まで地道に婦人科のことを勉強してきたこと、またとくに半年間は追い込んで毎日勉強していましたので、不妊治療に関する医学的知識や病院での治療などをマスターしました。

同時に、カウンセリングのことも不妊カウンセラー養成講座などで研鑽を積んでいますので、店頭でも県外のお客様からのご相談でも、以前よりも満足して頂いていると思います。

通常の不妊カウンセラーの場合には、悩みをお聞きすることや、これからの治療の選択肢などを示すことで、おもに病院やクリニックなどで活躍されているようです。

養成講座に出席してみると実感しますが、不妊カウンセラーや体外受精コーディネーターの実に9割以上は、女性で占められています。

私のように若い男性で、不妊カウンセラーになり、しかも薬のプロの薬剤師の専門知識を有し、同時に中医学もマスターしている人材はそうそういないはずなので、私も自分の存在価値を十分に認識して、普段から一生懸命相談にあたっています。

治療における悩み相談や、漢方での体質改善もアドバイスできるという訳です。

体外受精を何度やっても失敗してしまう。着床障害がある。
子宮内膜症でチョコレート嚢胞がある。子宮腺筋症で痛みがつらい。
筋腫に悩んでいる。なかなかタイミングがうまくいかない。
人工授精が幾度も失敗してしまう。

そのような悩みのときに、漢方を利用しようと思い立つお客様が多いようです。

もちろん自然妊娠を願っているお客様もいらっしゃいます。

「少子化問題」と「こころのケア」の二面性の相談体制で、
今後とも精一杯がんばっていきたいと思います。

基礎体温表の読み方や、舌ベロなどの状態からも、
病院の治療を更に生かせる「漢方方針」を編み出していけますので、
どうぞ遠慮なくご相談してください。

梅雨の青空はもう夏色です。

どうぞ皆様、元気でお過ごししてください。

平成19年7月10日 曇り空の山形から

今度のDM用の原稿を昨日作りましたので、転載します。

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2007.06.13

「認知行動療法」における再度の感想

不妊学会での慶応大学の大野先生の講演で、
まだ書き留めていないことで、昨日に私の頭の中にふと浮かんだもの。


うつ病を理解する:認知行動療法の視点から」も参照してください。



1)人間関係の「水平関係」について

→人に近づいていかないと、新たな人間関係は築きあげない。

→人に冷たくすると、人間関係は「水平関係」であるから、相手がそのまま逃げていく。


「ブーメランの法則」が講演を聞いていて、頭の中に浮かんできました。


「一歩踏み込んで他人に接しないと、親しくなれない」ことは、
小学校時代からの社会生活でも学んでいるはずですが、
こうして社会人になってから話を理論的に聞くと、とても新鮮でした。


一方で、大野先生は、「人はみんなに好かれる訳ではない」


親しい関係もあれば、ほどほどの人間関係もあってもいいのでは?


「八方美人」で、あらゆる人間関係に力を入れるのは難しい。


とも述べられていました。

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2007.06.12

子どもを持つことの意味と不妊治療の現実

おはようございます。

土屋です。


友人から「今回の不妊学会の大野先生の講演は、
何度か聞いたことがあり、とても役立ちます。

さて、もう一人の先生の講演とは一体
どのようなものだったのでしょうか?」

と指摘がありました。


友人以外にも、熱心なお客様からは、大野先生の講演「うつ病を理解する:認知行動療法の視点から」の読後の感想がありましたので、評判が良いようです。


さて今回は、2人の著名な精神科医の講演を聞きましたが、
ブログの構成が悪かったようです。

再度、皆様の目につくように記事を作り直します。


今回は、最新の医学知識の情報と、カウンセリングの重要性について
学んだ貴重な3日間でした。

もう一人の精神科医の先生の講演


「子どもを持つことの意味と不妊治療の現実」

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2007.06.11

山形に帰ってきました。

おはようございます。

土屋です。

今日の山形の天気は快晴です。


都合4日間の東京生活から戻ってきています。


今回は、不妊学会がまる1日。

不妊カウンセラー、体外受精コーディネーター養成講座が
昨日までの2日間と、3日間研修してきました。


今までよりも、会場が賑わっていまして、
司会の婦人科の先生がおっしゃるには、
「この会は注目されています」と述べられていました。


一つは、「少子高齢化」の社会的ニーズと着目。

二点目は、年間3万人を超える自殺者が出る日本での、
カウンセリングの果たす重要な役割だそうです。


なるほど、今回私が心に残った講演は、
精神科医お二人の先生のお話でした。

「こころ」の状態って、目に見えないけど、
そう、たとえば高血圧やコレステロールや血糖値のように、
数値化することは自己申告以外に難しいけれども、
「こころ」や「脳」の働きが調子が悪くなることは、
誰だってあるはずです。


ほどほど不安で、ほどほど悩む。


悩みや不安は、自分を守る本能であったり、
物事をうまく進めていくもの。


うつも、自分のこころやからだの声。

休むときには、休んで、また元気になっていく。


ふだんは、薬剤師としては、処方箋を調剤して
投薬する、薬の説明をする業務ですが、
精神科医の先生方のお話を聞いて、
臨床が垣間見えまして、私も医療人として貢献していきたいと思いました。

また最新の情報など、できれば更新したいと思います。

それでは、みなさまお元気で。

今日もがんばりましょう!

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2007.06.10

うつ病を理解する:認知行動療法の視点から

こんにちわ、土屋です。

今は大丸で新幹線の時間待ちです。

昨日の養成講座の講演で自分自身がとても勉強になった
講演のメモ書きを記録します。


特別講演

「うつ病を理解する:認知行動療法の視点から」

慶應義塾大学保健管理センター 大野裕先生

とてもご高名の先生です。


では、私のメモ書きを清書します。


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女性は男性の2倍 うつになりやすい。

生理周期のホルモンバランスの変化や、妊娠、出産などがあるから。

産後うつ病→ホルモンの変化、体型の変化。


女性は社会的プレッシャーが大きいことも、うつの要因。

子どもを持たなくてはいけない。

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2007.06.09

第6回日本不妊カウンセリング学会

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<2007年6月8日 ニッショーホール 第6回日本不妊学会>

おはようございます。

昨日の第6回不妊学会の模様を紹介します。

今日は午後1時から、不妊カウンセラー、体外受精コーディネーター養成講座ですので、午前中の空時間を利用しましてココログに記載していきます。


昨日に私が受講したもの。



一般演題


A01 不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター認定者の集い

A02 不妊症・不育症への経済的支援に対する立場による認知度や考え方の相違について

岡山県不妊専門相談センター

A03 愛知県不妊専門相談事業としての「治療の終結」に対する支援について

名古屋大学医学部産科婦人科学教室

A04 男性患者の不妊カウンセリング利用状況

筑波学園病院

A05 不妊カウンセリングスキルアップセミナーにおけるカウンセリングスキル習得の効果と課題

日本不妊カウンセリング学会研修委員会・認定委員会


情報提供の工夫


A06 不妊外来におけるメール相談の有用性についての検討

諏訪マタニティクリニックリプロダクションセンター

A07 当科で望まれる不妊クラスに関する検討

虎の門病院 産婦人科

A08 体外受精説明会に関する考察~体外受精説明会アンケートの分析~

浅田レディースクリニック

A09 年齢別不妊アンケート調査の結果と考察

神谷レディースクリニック

A10 不妊治療における情報提供のありかた

聖路加国際病院 生殖医療センター


心理支援と技法


A12 胚移植後患者に対するアロマセラピートリートメントの有用性について

キネマアートクリニック

A13 不妊治療中の女性患者の心理プロセスから心理支援を考える

神谷レディースクリニック

A14 不妊治療に対する意識と夫婦間コミュニケーションの関係─自尊感情に着目して─

トータルライフケアサポート どりいむ

A15 不妊治療を受けている女性と夫婦を対象にしたソルーション・フォーカス・アプローチによるグループ心理教育プログラムの効果の検討

北里大学看護学部

A16 生殖医療現場での「いのち」へのまなざし~臨床倫理の事例分析~

筑波大学大学院人間総合科学研究所

A17 電話相談における心理的支援へのかかわり~相談事例から心理的支援を考える~



特別講演

「子どもを持つことの意味と不妊治療の現実」

野間メンタルヘルスクリニック 野間和子先生


シンポジウム

「生殖医療現場における技術・法制度とこころの相克」


1)不妊治療を経験して幸せになりました~私にとって子供とは何なのかを考えた10年~

もも ちえこ

2)不妊治療の現実

辰巳賢一 (梅ヶ丘産婦人科)

3)受療者の最も近くから見た不妊治療

浜崎京子 (中央クリニック)

4)不妊治療の心理的意味

矢野ゆき (東京大学ハラスメント相談所)

5)不妊治療をめぐる哲学的、倫理的、法律的議論

坂本百大 (元日本生命倫理学会会長)

6)凍結受精卵のその先にあるもの

不妊治療の患者やカウンセラーに知ってほしい先端医療研究のこと

最相 葉月 (ノンフィクションライター)

と盛り沢山の内容でした。


その中で一番と印象に残った、野間和子先生の講演の一部を紹介します。


子どもを持つことの意味と不妊治療

こちらのコラムに再度、書き直しましたので面倒でも
クリックして、お読みしてください。

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2007.06.08

紫陽花です。

紫陽花です。
お昼です。間もなく午後の部になります。午前中は大変充実した内容で盛り沢山の発表が続きました。今後に活かせることばかりで、後から感想など綴りたいと思っています。さて、写真は朝に見つけた「虎ノ門の紫陽花」です。色鮮やかに都心で咲いています。

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不妊学会に来ています。

不妊学会に来ています。
おはようございます。土屋です。今日の私の仕事は不妊学会で勉強することです。東京は暑いだろうと思って、夏用のスーツを着ていますが、やはり蒸し暑いですね。ホテルから会場へ来る途中に紫陽花が咲いているのを見つけまして、感動しました。さて、そろそろ時間です。

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2007.06.05

日本不妊カウンセリング学会に参加してきます。

ホームページを担当している土屋幸太郎です。

みなさま、こんにちわ。

「ココログ版土屋薬局 中国漢方通信」にお越しくださいまして、ありがとうございます。


今週は、7日の木曜日の夜から東京入りです。

8日(金)は日本不妊カウンセリング学会に参加して、
各地のクリニックや先生方の発表を聴講します。

9、10日(土日)は、第20回不妊カウンセラー・
体外受精コーディネーター養成講座です。

充実した3日間になりそうです。最新の情報、医学知識を学んできます。


今回は薬剤師として、不妊カウンセラーになってから初めての学会ですので
「初心忘れるべからず」でがんばってきます。

不在の間は、ご不便をおかけするかもしれませんが、フィードバックできるよう
一生懸命勉強してきますので、今後とも土屋薬局をよろしくお願いいたします。


今回の第20回の養成講座は、以下のような演題です。

2007年6月9日(土) ニッショーホール


○生殖医療の基礎知識

「不妊カップルの妊孕性の予測法とその臨床的意義」


○明日の生殖医療を学ぶ

「がん治療による不妊を回避する─卵巣凍結の展望」


○カウンセリングとケアの基礎

「不妊カウンセリングに求められているもの~コミュニケーションスキルとその対応例~」


○カウンセリングとケアの基礎

「不妊カウンセラーとして仲間たちとともに─認定試験優秀者講演」


○カウンセリングとケアの基礎

「ハイエイジの女性が治療をやめる時─私がカウンセラーの場合」


特別講演 「うつを理解する」


2007年6月10日


○生殖医療の基礎知識

「一般不妊治療の基礎知識─Evidenceと統計に学ぶ」


○明日の生殖医療を学ぶ

「子宮内膜症と不妊」


○カウンセリングとケアの基礎

「不妊治療とケアを取りまく倫理的課題」


○明日の生殖医療を学ぶ

「減数分裂から出産まで─動画で理解しよう!」


勉強した得た知識は、また報告していきます。

山形はすっかりのさくらんぼの農繁期となっております。

みなさまも、どうぞ元気に良き日々をお過ごしください。

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2007.05.23

不妊カウンセラー認定書が届きました。

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5月20日(日)に届いた郵便物を開けると、
立派な認定書が入っていました。


認定書

土屋幸太郎殿

あなたは日本不妊カウンセリング学会の定めた
生殖医療に関わる全研修過程を終了し、
最新の知識と技能を修得致しました。

ここに不妊カウンセラーと認定致します。


特定非営利活動法人

日本不妊学会

理事長 佐藤孝道

初めて薬剤師免許を手にしたときもかなり嬉しかったですが、
不妊カウンセラーの認定書も嬉しいです。

研修を受けて、試験勉強もした甲斐がありました。


しかも私が口頭面接を受けた先生も佐藤先生でして、
昨日の新聞にも掲載されていた「体外受精で生まれたお子様の追跡調査」の記事でも
コメントしていたのが、佐藤先生ですから、
私は日本で一流のお医者さんから勉強を受けることができまして
本当に幸せです。

星薬のときも良い教育を受けたと思いますし、
東大病院薬剤部でも薬剤部の先生方や同期や薬学部の人たちにも
刺激を受けましたし、イスクラ高円寺研修塾でも、
日本を代表する中医学の先生方に教わりましたので、
今後とも感謝しながら、なおかつ前向きに努力していきたいです。


今後ともトレーニングを積んで研鑽していきますので、
みなさまどうぞよろしくお願い致します。

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2007.04.02

お祝いのお言葉ありがとうございました。

先日に「不妊カウンセラー」に合格をしたことをご報告させて頂きました。


お店に来るお客様からも、遠方のお客様からも
有難いことに「合格おめでとうございます!」とお褒めの言葉を
頂戴しておりますので、とても嬉しく思っております。

これもひとえに、皆様のお陰でございまして、
甘んずることなく努力していきたいです。


再来週の4月14日(土)は、「中医婦人科不妊症専門講座スクリーニング」で
聖路加国際病院の佐藤孝道先生の特別講演がありますので、
がんばって勉強してきます。

(佐藤先生は、この前の試験で面接試験でお会いしました)


一昨日の土曜日も仙台からのお客さまが来店されましたが、
お話をお伺いして、ベストなことを提案させて頂きたいと思っています。


また薬局での漢方相談は、やはりいろいろな病気のご相談がありますので、
これまで通りに「痛み、しびれ」のご相談や、頭痛、肩こり、不眠、神経痛、
更年期障害、花粉症、風邪の治し方、風邪の予防、皮膚病、にきび、アトピー、
冷え性、胃腸が弱い、下痢軟便または便秘、生理不順、生理痛、
ダイエットで痩せたいまたは、痩せた体を何とかしたい、などなど、
種々様々な相談を受けていきますので、今後とも気楽に当店を
ご利用して頂ければ嬉しく思います。


みなさまのお役に立てる「地元の薬局」が理想です。


大体、いまの時代は、マツモトキヨシなどのチェーン店や、または
病院の隣に位置する調剤薬局などばかりになってきて、
昔からある「町の薬局」はどんどん廃れ来たりして、
廃業となったり、たとえば調剤薬局にモデルチェンジしたりして、
「町の昔からの薬屋さん」も本当に「絶滅品種」になりつつある時勢ですから、
みなさまどうぞ土屋薬局を今後ともどうぞよろしくお願い致します。

どんな小さいことでも、贔屓にしてご利用してください。

(私には、「くすり屋の伝統を守る」という使命感もあるのです)


さて、だいぶマジメな話になってしまいましたが、
先日の山形の風景でお別れです!


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<2007年3月31日 ラフランス畑>


私の散歩コースには、さまざまな果樹の樹木があります。

りんごや桃、さくらんぼ、ラフランス(西洋梨)などです。


最近、心を痛めているのは、農業が儲からないのか、
後継者難で手間がかかるのか、どんどん近所の畑が潰されて、
「アパートだらけ」になってきていることです。


もっと、日本の農業も守っていってほしいです。


私は、畑にある樹木の1本1本がとても価値あるものだと思っています。


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これは、ラフランスの芽です。

春には、きれいない花を咲かせます。

こういう木々の「蕾(つぼみ)」を眺めて歩くことも楽しみの一つであり、
季節の移り変わりを感じるひと時です。

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2007.03.28

不妊カウンセラーの試験お陰さまで合格しました

おはようございます。

土屋です。


日曜日に不妊カウンセラーの試験を受けまして、
翌日の月曜日には合格のメールが来ました。



2007年3月26日

土屋幸太郎様

拝啓

時下、皆様にはご健勝にてご活躍のこととお慶び申し上げます。

この度、規定に従い所定の研修を終了され、
不妊カウウンセラ-・体外受精コ-ディネ-タ-認定試験を受けていただきました。

認定委員会において慎重に検討した結果、
合格と判定されましたのでご通知致します。


不妊に悩む方々のために長きにわたり大変な努力をされたことに、
心から敬意と感謝を申し上げます。


面接の過程で、カウンセラーあるいはコーディネーターとして
どなたも前向きな姿勢が感じられました。


この認定はカウンセラーあるいはコーディネーターの第一歩です。

今後もなお一層の研鑽を続けられんことを希望致します。

皆様の今後の活躍とご健康をお祈り申し上げます。

敬具



今までとっても難関だと思っていた不妊カウンセラーの資格を
得ることができまして、またこの数年間は婦人科の勉強をがんばっていて、
とくにこの半年間は追い込んで勉強していましたので、
肩の荷が降りたような気持ちです。


同時に、今後とも気持ちを引き締めて、
研修や勉強を通じてトレーニングしていって、
より学識も深めていきたいと思っています。

不妊カウンセラーといいますと、不妊クリニックや病院などに勤務している
看護師さんや助産師さんなどが多いですので、
(女医さんで資格を持っているかたもします)、
私のような薬局で勤務している場合には、
薬局の利点として「病院よりも敷居が低くて気軽に来店しやすい」ということが
ありますので、今後ともお役にたてるように働いてきたいです。


また私は薬剤師で、薬のプロフェッショナルですので、
そのことも生かしていきたいです。


中国政府認定の国際中医専門員の免許もありますから、
中医学も強いですから、「ここぞ」のときのご相談に
「踏ん張り」が利くように前向きにがんばっていく所存であります。


今回の不妊カウンセラーの合格は、ひとえに皆様の応援のお陰です。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。


最後は、がんばった自分へのご褒美に、
大好きな岩木山の写真でお別れしましょう!


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「岩木山にはりんごの花がよき似合う」です。(^^)

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2007.03.23

親になること、家族になること

親になること、家族になること
携帯からの投稿です。

いよいよ明後日が仙台での試験日なので、昨夜の勉強は過去3回私が受講した
「不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座講演集」を
ざっと眺めていました。

試験の数日前になれば、過去の問題を見たり、
山をしぼって大切なポイントだけを見るのが王道なので、
最後に復習を兼ねて過去の受講したときのことを思い出していました。


その中で、第18回の講演のメモ書きを
再度読み込んでみて、心にしみじみと来ていました。


ちょうどそのときの感動は、「土屋薬局メールマガジン42号」にアップしています。

再度のその中の一部を掲載させて頂きます。



先日、25~27日(金~日)と東京の虎ノ門のニッショーホールで、
不妊カウセリング学会と不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座に
参加してきました。

その中で私が一番と印象に残ったのは
里親のかたの講演でした。


その方は一般の方ですので、
講師のかたのお名前はこの場では伏せさせて頂きますが、
私の心の奥深くに一言一言が響いたのでした。

http://tutiya.cocolog-nifty.com/kanpotusin/2006/05/post_67be.html

最初は眼鏡をお掛けになっていて、
正直言いますと、どこにでもいる「おじさん」でした。

ところが話を進めるにつれて、
会場がシーンと水を打ったかのように静まり返り、
周囲から涙をすする音が聞こえます。


私も思わず、眼鏡を外して涙をふいてしまいました。

講演会に参加すること、人と会話することは、
そのかたの人生の体験の一部を共有することであります。

映画や小説もそうだと思います。


「不妊は身内から受ける圧迫がつらい。

苦しみ、圧迫です。

不妊は少数でも他人事でもありません。

ごく身近ななことです。」


の言葉から始まった講演会90分は、本当に私の人生でも
稀な体験でした。

「愛されているという愛情があれば年齢は関係ない。

ひどい話だと、養子縁組で子供が来て、
親がガンになってその子は何も悪くないのに、
親戚に「疫病神」と言われた。

その子は、残った片親に育てられたが、
全然曲がらなかった。


それは親に愛された体験があるからです。

いじめる、いじめられる側にも愛された体験がない。


人が生きるのは時間でも、豊かな生活でもない。


心が充たされなければならない。


夫婦もお互いが充たされなければならない。

不妊治療は屈辱感があった。


不妊治療を切り上げる原因になった。

ちょっとした言葉をかけて上げて下さい。


ちょっとした世間話がほっとする。

子供たちは、私の人生につなげて、僕らの未来につなげてくれる。


命の証を子に託せる。


生きている価値をつかみとりたい。


産めないことは悪くない。


自分たちの未来のために子に会いたい。

医師にも養子縁組を必要悪と言う人もいる。


息子の母親は入水自殺した。

息子が5歳のときに真実を告知した。

息子が言った。


「僕は海がきれいな町で生まれたんだよ」


私は、はっと思いました。

人間の記憶は自分が生まれたときを覚えている人もたくさんいますし、
5歳までの記憶は鮮明です。


確かに、息子はY県で生まれたのです。

海の水は冷たかったそうです。


真実告知をしていないと、真の親子にはなれない。


産んでくれた母がお前を守ったんだよ。


産んでくれた人の悪口は絶対に言ってはならない。


もし子供が非行に走ったとしても、愛された記憶があれば戻ってくる。


ルーツ探しをしても、やはり育ててくれた人が自分の親。

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2007.02.26

カウンセリングスキルアップセミナーに参加して

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<2007年2月24日(土) 東京一ツ橋「日本教育会館」>


不妊カウンセラー、体外受精コーディネーターのための
カウンセリングスキルアップセミナーに参加してきました。


「不妊カウンセラー、体外受精コーディネーター認定者、および認定希望者が
一同に集まり、日常的に経験する紙上事例を使い、ロールプレイ演習によって
カウンセリングの実際を学ぶことでカウンセリングスキルの習得または
向上を目的とする」です。


セミナープログラムは、


○平成19年2月24日(土)

オリエンテーション

「チームメンバーと知り合おう」

「チームで事例の課題を話し合おう」

「不妊治療における初回面接に必要な情報とアセスメント」

講師:佐藤孝道先生

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「カウンセリングの基礎知識と演習」

講師:赤城恵子先生

「ロールプレイをイメージしよう」


○平成19年2月25日(日)

ウオーミングアップ

「ロールプレイでカウンセリングの実際を演習」

「演習の学びをまとめよう」

「全事例から学びを共有しよう」


まとめ・アンケート記入

閉会


のスケジュールでした。



「チームメンバーと知り合おう」では、チームごとに2人1組となり、
自己紹介、そして他者紹介をしていきます。


「他者に自分のことを伝えられたか、また他者から自分のことを大切に
されていると感じたか」「相手を理解することの困難さ」
「話を聴く姿勢、目線、相づち、うながし、確認など」
「気持ちよく、安心して自分のことを話せたか」などをチーム全体で学習します。


私は、自分の事を人に伝えることの難しさ、また他者を理解することの大切さを
学びました。

自己紹介が苦手なので、克服していきたいです。



「ロールプレイでカウンセリングの実際を演習しよう」


こちらは、クライアント(相談者)とカウンセラーの役に
それぞれ分かれ、他のメンバーはそのカウンセリングを観察し、
カウンセリングが終わってから「自己評価」「他者評価」をしていきます。


○カウンセラーの自己評価

○クライアントからみたカウンセラーの評価

○観察者からみたカウンセラーの評価


の3点から、それぞれのスキルを見直していきます。

これは、非常に勉強なったことで、私自身も「他人から評価」を受けまして、
自分の欠点や特長などを学びましたので、今後に生かしていきたいと思いました。


聖路加国際病院婦人科部長の佐藤孝道先生のお話は、
日々の診療のなかでの貴重なお話を伺いました。


「調査し(問診)した上で、治療の見通しをたてる。」ことが、
「イニシャル アセスメント」になるそうで、治療による
生児獲得率など、医学的データーによる資料などを勉強しました。



赤城先生のお話では、カウンセリングの基本を学んでいきました。


カウンセリングの基本としては、まず「自分自身を知る」ことから
始めるということで、「自分の人間観」「価値観」などを確認することなどの
大切さを知りました。


自分のことがよく分からなければ、不安定になり、
安心して日常生活を過ごすことができない。

自己理解を深めることによって「自分は自分である」という安定した感覚
(自己信頼・自己同一性)が得られる。


理解された自分をあるがままに受け入れることによって、
自分を飾らずに「いま、ここで」の気持ちを正直に表現すること(自己一致)ができる。


相手に共感していく力は、自分の気持ちや感情を受け入れ、
理解していく過程を経験することによって得られる。


「人はこうあるべき」といった規範や価値観を把握していれば、
いったんそれを横において、無条件に人の話に耳を傾けることができる。


など勉強になりました。



今回は、カウンセリングの実際を第三者から評価されることにより、
自分自身を見つめ直す良い機会になりました。


「こころ」の状態を把握することの難しさ、他人との付き合いかた、
自分の気持ちとの付き合いかたなども、今後とも良い方向に持っていきたいです。



追記です。


個人的な感想です。


○佐藤先生から「この方の妊娠率は何パーセントですか?」と
質問されまして、大体おおよその数字は当たっていたことです。

婦人科の先生と会話が出来るようなレベルになってきたので、
ちょっぴり嬉しいです。


○一緒に参加していた私の中医学の師匠は偉いと思いました。

私が20代前半の頃に教わった先生で、今でも現役バリバリで
中医学の普及や相談業務をされていますが、
あのお年になりましても、若い人達に混ざってスキルを上げようと
努力されていますので、かなり尊敬しました。

もう15年以上の付き合いですね。


○不妊専門クリニックの看護師さんや助産師さんの、
カウンセリング法を実際に聞いたので、とても勉強になりました。

漢方相談の方法と、カウンセリングは違うということです。

(立場が)


○この年になって、自分の相談(カウンセリング)を他人の
第三者から評価してもらったので、本当に為になりました。

女性の視線が入ると、男性の私のカウンセリングには、
足りない点があるようです。


肯定的な意見は、

○笑顔が良かった

○人柄の良さが伝わってきた

○やさしい雰囲気が力になるので生かしてください。


などでした。

(これは、もうカウンセリング以前の問題で、
言葉以外の要因ですから、やはりもっと技術をつけなければ
いけないのでしょう。。恥ずかしい話です)


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2007.02.22

不妊カウンセラーと体外受精コーディネイターのためのカウンセリングスキルアップセミナーに参加してきます。

おはようございます。

土屋です。


明日の23日(金)の夜から、東京に移動しまして、
24日(土)~25日(日)に日本教育会館で
不妊カウンセラーと体外受精コーディネイターのための
カウンセリングスキルアップセミナーに参加してきます。


私は、来月の3月に不妊カウンセラーの試験を受ける予定ですが、
その前の段階として「カウンセリングとは、一体どのようなものか?」
ということで研修してまいります。


不妊治療の最先端で活躍中の日本不妊カウンセリング学会員の皆様へ

このような悩みや、要望をもっていませんか!


「養成講座では多くの知識を得ることができるけれど、
実際の相談場面で、十分に患者様の不安や問題に適切に相談に
のることができているのか自信がない。

他の施設の不妊カウンセラーや体外受精コーディネイターさんと
共通の話題からもっと情報交換したい。」


日時:2007年2月24日(土)13時~2月25日(日)15時


「聴くこと、話すことを通じて他者や自己を理解しよう」


「初回の相談場面における紙上事例を理解しよう」

「不妊を疑って受診した事例」

「ステップアップを希望している事例」

「セックスレス夫婦の挙児希望事例」

「ARTでの治療を躊躇している事例」

「二人目不妊事例」

「夫や親戚の治療に対する無理解な態度に悩んでいる事例」

などの初回相談事例です。


これらの事例内容をグループで精読し、
確認しなければならない情報、相談内容を共有する。


「カウンセリングの基礎知識と演習」


「不妊治療における初回面接(初診時)に必要な情報とアセスメント」


など、勉強する予定です。


タイトなスケジュールでかなりの勉強量になりそうです。

久しぶりに東京に行きますので、がんばって勉強してきます。


会場の周りの地図を調べたら、神保町の近くで、
集英社や小学館、岩波書店さんや共立女子などがある
知的な場所のようです。


わたし、学生時代には戸越銀座や武蔵小山でしたので、
このようなあまり馴染みの無いところでの研修は嬉しいです。

世界観も広がりそうな二日間になりそうです。


今まで不妊カウンセラー養成講座で過去3回勉強したことは、
すべて役立っていますので、自分自身にも良かったなあと思っています。


薬剤師で薬が詳しくて、カウンセリングにも強く、
世の中のお役にたてるように努力していきたいです。

今後とも、皆様どうぞよろしくお願い致します。


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<2006年5月4日撮影 山形県真室川から眺める万緑の鳥海山>


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鳥海山も好きな山です。

山形県の北部の真室川などは、
自然が多く残されていて素晴らしいところです。

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2006.12.20

PCOSにつきまして

最近、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)のかたのご相談が多いです。


まずは、不妊カウンセラー・体外受精講座第17回より。

聖路加国際病院 佐藤先生から習ったことの紹介です。

○多嚢胞性卵巣症候群

Polysystic Ovary Syndorome(PCOS)


診断基準が不明確/背景疾患がある/OHSSに関係する/将来発症するかも知れない疾患→自然流産、子宮内膜癌、2型糖尿病。

治療評価のendpointが複雑→排卵誘発率や治療率だけで評価できない。



PCOSの診断基準


○1990年のクライテリア(1と2)

1・慢性的な無排卵

2・臨床的かつ/もしくは検査で高アンドロゲンの所見があって、
他の原因が否定される。



○2003年のクライテリア


1・稀発または無排卵

2・臨床的かつ/もしくは検査で高アンドロゲンの所見

3・多嚢胞性卵巣で、他の原因(先天副腎過形成、アンドロゲン産生腫瘍、Cushing症候群など)がない。


(いまは、超音波などが診断基準にして良いとなっているので、以前よりも診断がしやすくなった)

○インスリン抵抗性があるかどうか?


○ネックレスサイン


○それぞれの卵巣について2~9ミリの卵胞が12個以上あり、かつ/もしくは卵巣体積が10ミリを超えている(左右の平均)


2~9ミリ FNPO(follicle number per ovary)が12個以上を限界とすることによって、PCOS診断のspecifictyは99%、sensivitybは75%になった。



ということで、以下、また時間があるときに書いていきます。


PCOSのたくさん小卵胞があるネックレス状を、
中医学では「痰湿(たんしつ)」と認識しますので、
対策方法は「化痰(かたん)」していきます。

同時に「補腎(ほじん)」があれば、
排卵を促すことに有効でしょう。と考えていますので、
「化痰(かたん)」作用と「補腎(ほじん)」作用のあるものなど使いやすいです。

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2006.10.19

妊娠を希望するカップルのための必要な栄養の基礎知識

今回のテーマは「妊娠を希望するカップルのための必要な栄養の基礎知識」です。


第19回不妊カウンセラー養成講座」の続きの話です。


自治医科大学附属病院栄養部の宮本佳代子先生の講演でした。


本日は、日頃、感じております「若い世代」の栄養や食事の問題と
その世代の基本的な栄養の摂り方について述べさせて頂きます。

若い世代が、きちんと食べて、健康であることは、
社会にとって重要なことだと考えております。


現代は、情報は満ち溢れ、必要性を感じれば、
正しい情報を得る機会はたくさんあります。


しかし、若い世代の食生活は多くの問題を抱えております。



と始まった講演は実に魅力的なものでした。


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私が勉強になったことのまとめです。


1)妊婦さんは体重の多い人が多い→体重が多いと不妊になりやすいので、食事も関係しています。

不妊治療においても、体重コントールは大切。


2)20代女性は、BMI 18・5未満が21・4%が痩せ過ぎが問題。

30代男性は BMI25以上が、28・9%で太り過ぎが問題。


(女性の生理不順、無排卵には、脂肪細胞も関係しています)


30代男性の肥満と20代女性の痩せの問題は医学界の問題。

(男性の肥満は、たとえば「若年性糖尿病」を招き「逆行性射精」となることもあります。最近、多いそうです。前回の学会のときに帝京大学の泌尿器科の岡田先生が講演していました)


(女性の痩せすぎは、脂肪細胞からのエストロゲン産生が低下しやすいです)


3)運動習慣のあるもの


男性 20代 19・4%  30代 13・8%


女性 20代 18・5% 30代 13・5%


(以外に、運動している人が少なくてビックリです)



4)喫煙の状況


現在習慣的に喫煙しているもの


男性 20代 51・3% 30代 57・3%

女性 20代 18・0% 30代 18・0%


若い女性の喫煙が上がっているのは、日本だけ。


(実は、女性の喫煙は卵胞数や不妊にすごく関係しています。
間接喫煙もそうです。データ見ると恐ろしくなります)

(私は、タバコの煙に弱いです。ゴホゴホ)

(聖路加国際病院の婦人科部長 佐藤先生のお話では、体外受精の成功率が下がったり、流産率が上がるというデータがありました。タバコは怖いです)


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5)朝食の欠食率


男性 20代 34・2% (65・5%)  30代 25・9% (41・4%)

女性 20代 22・0% (29・0%) 30代 15・0% (24・0%)


カッコ内の数値は一人世帯。


(私もあまり朝ごはん食べません。

しかし、ほとんどこのデータなどは、小学校での教育の「早起き、早寝、朝ごはん」と一緒ですね。私も小中と2校の学校薬剤師をしているので、いつもこのような話を聞いています)



◎今日の結論


毎日の何気ない生活。


食事や運動、睡眠。タバコ、お酒なども心を配らないと、妊孕性に関係してきますので、「自分で出来る不妊対策」だと思いました。

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2006.10.11

テレビお茶の間講座10月スクリーニング

今週末の14~15日(土日)は、
東京のイスクラ産業という漢方の会社の7階で、
「テレビお茶の間講座10月スクリーニング」があります。


今回の勉強するテーマは、「補腎薬の効果的な使い方」
「安胎法(あんたいほう)」についてです。


「補腎薬(ほじんやく)」とは、「補腎の話」でも軽く述べましたが、
五臓の「腎(じん)」を強化する漢方のことです。

五臓の「腎(じん)」は、お父さんの「精」とお母さんの「精」が合体して誕生した
私たちの「腎精(じんせい)」を保っているところです。


「成長、発育、老化、死」に関係するところが「腎(じん)」です。


「腎(じん)」が元気だと体は若々しいです。


「アンチエイジング」「抗加齢」の世界です。


不妊症では、「性交渉」「性欲」「卵の質」「卵の数」「精子の数、運動率」などが、
中医学では「補腎(ほじん)」と関係がある分野です。


第19回不妊カウンセラー養成講座」では聖路加国際病院の婦人科部長 佐藤孝道先生の講演の「ガイドライン・文献から学ぶ 不妊と生活習慣、薬剤」の中で「性交渉」のところがありました。


○性交渉はいつ何回ぐらいすればよいのか?

2003年7月から2006年2月までの聖路加国際病院生殖医療センターでの統計では、「半数は月に2回以下」で「性交渉が無いに等しい」ということでした。

データーは、39歳以下と40歳以上に分けていましたが、月に性交渉が0回も39歳以下では12・5%、40歳以上では23・0%とのことで「セックスレス」の実情が分かりました。


(やはり40歳以上のほうが、夫婦生活が減る傾向にあります)


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子宝に恵まれるのも、「性欲」で愛し合うパワー。


中医学では「補腎(ほじん)」が大切だと私は講演を聴きながら
思ってしまいました。

さて、安胎法の話ですが、これは「流産を防止する漢方」のことです。


どんな方法を教えてくれるのでしょうか。

今から楽しみです。

そういえば、よく漢方相談で、奥様のご相談が圧倒的に多いのですが、「主人にも漢方で精力つけてもらいたい」というお客様のほうがご懐妊しやすいと思います。


補腎の漢方では、精力系では「参馬補腎丸(じんまほじんがん)や「海馬補腎丸(かいまほじんがん)」「至宝三鞭丸(しほうさんべんがん)」「参茸補血丸(さんじょうほけつがん)「双料参茸丸(そうりょうさんじょうがん)などが有名です。(ちょっと紹介です)

そのような訳でして、「2週連続週末勉強会」です。


それにしても「中医不妊症専門講座」は、スクリーニングなど多くて、
物凄く勉強が充実しています。

有難いものです。


勉強したことは、なるべく「イン アンド アウト」「ココログ・ポートフォリオ化」で情報を書いていきますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。


なお、来月11月は前半に1週間ほど、婦宝当帰膠の製造工場の故郷「武漢(ぶかん)」に沼津の小島先生を団長にして訪れます。

中国は、3年ぶりくらいですから、今から楽しみです。


最近は、寒くなってきましたので、みなさま風邪などお召しになりませぬよう。

どうぞお元気で、今日も素晴らしい日になりますように。

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2006.10.10

第19回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座に参加してきました。

おはようございます。

土屋です。

昨日、東京で第19回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座に
参加してきました。

各先生方の真摯な姿勢に感銘を受け、
生涯「一生勉強」でがんばっていく決意です。


「テンダー・ラビングケア」で「心のこもった医療」を
当店でも実施していきたいと思います。

内容のほうは、今後「ココログ版土屋薬局 中国漢方通信」を
私の「ポートフォリオ」「勉強内容 イン アンド アウト」で、
よりアクティブに更新していく所存です。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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2006.10.05

第19回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座に行ってきます。

おはようございます。

今週末に「第19回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座」が
開催されますので、金曜の夜から東京に移動しようと準備中です。

虎ノ門という都心で開催されますので、
田舎者の私はいつも若干ではありますが、緊張してしまいます。


学生時代は、星薬科大学で戸越銀座や、
武蔵小山の「庶民的な町」には慣れているのですが、
今でも人が多かったりするところや、
オフィス街は「すごいな~」と思ってしまいます。


さて、昨日は8月にご注文を頂いた方にお礼のメールや
近況報告をしていましたが、けっこう嬉しいコメントが今朝寄せられていました。


「また、どうかお気をつけて学会へ行ってらっしゃいませ。
またためになる、いいお話を待っております。」

「気をつけて いってらっしゃい。」

「先生もお忙しいともいますが、お体気をつけて頑張ってくださいね!!」

「「不妊学会」など大変そうですが、土屋薬局さんもみなさんお体に気をつけてくださいね。」

やさしいお客様が多くて有難いです。

この場をお借りしまして、重ね重ねお礼を申し上げます。


学会のほうでは、全国の不妊クリニックのかたや、
本などを執筆されている有名どころのお医者さんたちなど、
多数参加していますので、そういう中に身を置くことは、
肌身で感じることは大きいと思っています。


会長の荒木重雄先生や聖路加病院婦人科の佐藤孝道先生などは、
人柄も素晴らしいです。

その真摯な姿勢は、医療人として大切な心構えだと肝に銘じ、
見習っていきます。


当店に漢方相談に来店されるお客様も、
「漢方はどこでも同じものがあるけれど、勉強されているから」
という有難いコメントも頂くこともあり、
私の場合には「生涯勉強」と「中医学」はセットのようです。


過去を振り返れば薬剤師になり、薬学を勉強して、
次は偶然に近いですが、中医学を学び「国際中医師」の資格も取り、
今は「不妊カウンセラー」の資格を取ろうと勉強中ですから、
個性的な特技を持った薬剤師になりそうです。

(過去に東大病院薬剤部で1年間研修したことも
私の人生には大きかったです。今に生きる体験でした)


学生時代には、将来このようになっているとは
夢にも思わなかったです。


せいぜい、田舎の薬局の跡継ぎだと思っていたし、
OTCばかりを販売するのかと空想していたら、
処方箋で病院の薬も説明しますし、
社会的には恵まれている仕事をさせて頂いています。


「人生は流れる舟」のようであります。

皆様今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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2006.06.23

習慣流産について

こんにちわ、土屋です。

だいぶ時間が経過してきましたが、
先月の「第18回不妊カウンセラー養成講座」より、
「習慣流産について」の私のメモをまとめます。


私は山形なので、まったく名古屋のことは分かりませんが、
名古屋市立大学の杉浦先生の教室は、
習慣流産の研究でとても有名のようです。

女医さんでとても親身になって診察をしていることが、
講演の内容から伺えました。


では、私のメモです。


不育症患者の検査項目


夫婦の染色体:G分染法

子宮形態検査:子宮卵管造影、超音波検査

免疫学的検査:抗核抗体、B2glycoproteinI依存性抗カルジオリピン抗体、ループスアンチコアグラント、抗CL IgG、IgM、抗PE IgG、IgM、抗PS IgG,IgM

凝固学的検査:aPTT,PT,Fibrinogen, XⅡ因子

内分泌学的検査:プロゲステロン、プロラクチン、血糖値、TSH,FT4、LH,FSH



不育症の原因


自己免疫異常:抗リン脂質抗体、抗核抗体

染色体異常:夫婦染色体均衡型転座、胎児染色体異常

子宮奇形:双角子宮、中隔子宮

内分泌異常:黄体機能不全、糖尿病、甲状腺機能異常

原因不明 50~60%



抗リン脂質抗体症候群診断基準

動静脈血栓症

妊娠合併症

妊娠10週未満の連続した習慣流産

妊娠10週以降の原因不明子宮内胎児死亡

妊娠34週以下の妊娠高血圧症


検査所見

○β2glycoproteinI依存性抗カルジオリピン抗体

○Lupus antikoagulant

この2つはエビデンスがある。


抗凝固法は有効。


低用量アスピリン 40-80mg/day

ヘパリン 

プレドニゾロン 10-40mg/day



抗リン脂質抗体の真の対応抗原


β2glycoproteinI →エビデンスが高い

Prothrombin

kininogen

Annexin V

Protein C

Protein S

Factor XⅡ



ほかにも染色体異常頻度や着床前診断のことなど、
最新のエビデンスについて学びました。


私が印象的だったのは、杉浦先生の「何回流産してもいいから、あきらめずに、落ち込まずに前向きにがんばっていきましょう!」という励ましの言葉の紹介を冒頭で言われたことです。

自然妊娠でも体外受精でも、がんばっていれば
約7割は健児を獲得できるとのことで、
「医学とはデーターに基づいているので、凄いんだな」と薬剤師的に思った次第です。


最後に、Emotional Impact(エモーショナル・インパクト)」の話があり、
実際に流産した回数ごとの「悲嘆の数字」のデーターを見ました。


抑うつ状態になっていると、次回の流産率が高いとのお話に、
「気持ちの問題」も大切だということを理解しました。

「めげない、あきらめない、落ち込まない、必要以上に自分を責めない」ことで、
さあ前向きに行きましょう!


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「群馬県長野原町 ダムに数年後に沈みます。 2006年6月10日撮影」

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2006.06.16

第18回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座

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第18回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座

2006年5月27-28日 会場 ニッショーホール

主催 日本不妊カウセリング学会 運営 日本生殖医療研究協会


前日の金曜日が「日本不妊カウンセリング学会 第5回総会・学術会」で、
土日の2日間が不妊カウンセラーや体外受精コーディネーターの受験資格を得る養成講座でした。

金曜日のときは、日本の薬剤師で参加した人は多分私一人だけです。
(ちょっと自慢)

この土日の大会には、私の知り合いの薬剤師の先生たちも来ていましたので、
気分的には楽でした。

その中の一人の先生は、もう15年以上前からの知り合いで、
すでに不妊カウンセラーの資格を持っていらっしゃる立派なかたで、
一緒に一番前の席で講義を聞きました。

私が参加したときのプログラムの紹介です。

1日目

2006年5月27日(土)


生殖医療の基礎知識

「生殖医療の歴史:不妊治療はどのように発展してきたか」

国際医療技術研究所IMTCollege 荒木重雄先生


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「はじめに」

旧約聖書の創生記には「産めよ増えよ地に満ちよ」という言葉が記載されている。

この文章は多くの子どもを得ることは人類にとって価値のあるものという考えを反映したもので、人々は不妊を大きな災いと見なしていた。

また、創生期には「私に子どもを授けて下さい。さもないとわたしは命を絶ちます」という意味の言葉も記載されている。


不妊は古代文明の時代から大きな悩みの一つで、神に頼るほかにすがるものがない時代から、非科学的医療の時代を経て、今日の体外受精の時代に至った。

不妊をめぐる医療の変遷をたどることによって、今日の生殖医療に対する認識を深めることができるのではないかと思われる。


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1969年 イギリスでヒトの卵を体外で受精させることにはじめて成功する。(受精卵は実験後すぐに廃棄された)


きっと悩んでいたのであろう。

余談ですが、これは、裁判沙汰になった。

なんで私の卵を戻さなかったのか?戻したら妊娠できたのではないか?と裁判を起こされて、結局医療側が敗訴した。


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1978年

イギリスで世界初の体外受精児 ルイーズ ブラウンが誕生する。

当時「試験管ベイビー」として大いに話題になった。

余談ではあるが、当時のイギリス社会ではカトリックが強かったために、宗教界の反発が強く、最初はブラウンちゃんは人間として認められなかった。

ところが、ローマ法王のお許しがでて、事態は収まった。


このときの体外受精は、LHを2時間ごとに確認してから、35時間後に採卵した。

自然採卵。


これでは医師の負担が大変なので、体外受精は世界に広まらなかったが、経膣超音波などの科学技術の発達により医療側の負担が減ったので、体外受精は普及することとなった。

ルイーズ ブラウンさんは、一昨年に子どもを元気に出産したので、ちょうどARTにおける世代が巡ったので、実に感慨深いことである。


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「ICSI(卵細胞質内精子注入法) ホールディングピペットで卵を支えます」

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こうして不妊治療の過去からの歴史とエビデンスについて学びました。

最近話題の「着床前診断」についても勉強しました。


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明日の生殖医療を学ぶ

「習慣性流産における着床前診断の展望と限界」

名古屋市立大学大学院医学研究科

生殖・発生医学分野 杉浦真弓先生

(名古屋市立大学は、習慣性流産を研究している日本でも有名なところです)



カウンセリングとケアの基礎

「不妊カウンセリングに求められているもの<Ⅲ─3>

~心理カウンセリングの事例から考える~」

心理カウンセラー 赤城恵子先生


特別講演 「親になること、家族になること」



2日目

2006年5月28日(日)


生殖医療の基礎知識

「一般不妊治療の基礎知識」

聖路加国際病院女性総合診療部・生殖医療センター

佐藤孝道先生


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最新の海外の文献より、エビデンスを勉強していきます。

婦人科の先生たちと一緒に勉強します。

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明日の生殖医療を学ぶ

「男性不妊治療とART」

帝京大学医学部泌尿器科

岡田弘先生

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「TESE(精巣精子採取法)などの勉強をしました。とても有名な先生です」


生殖医療の基礎知識

「目で見るエンブリオロジー」

高度医療技術研究所

荒木康久先生


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カウンセリングとケアの基礎

不妊カウンセラーの活動報告


以上のようになります。

また、機会をみつけて感想などをアップできたらと思っています。


講演された先生たちは、教科書を執筆されていたり、
日本でも名前が通っている先生方ですので、
あらためて最新の医療の話、エビデンスを聞くと同時に、
私は良い機会に恵まれたと感謝しております。


最後に、「生殖医療の歴史:不妊治療はどのように発展してきたか」を講演された荒木重雄先生の「おわり」から文章を引用させて頂きます。


「旧約聖書に「産めよ増えよ地に満ちよ」という言葉が記載されているように、多くの子供を得ることは人類にとって極めて重要なことで、人々は不妊を大きな災いと見なしていた。不妊の女性は「わたしに子供を授けて下さい。さもないとわたしは命を絶ちます」とういう意味の言葉に現されているように、重い重圧を背負っていた。生殖は神の手にあった長い期間を経て、17世紀には精子が発見され、女性の生殖器の解剖学的研究が進み、18世紀には近代的な不妊治療へ一歩が踏み出された…


旧約聖書の時代から、体外受精(ART)に至るまでのお話を伺っていますと、私まで長い人類の歴史をタイムマシーンで旅したような気持ちになりました。

深遠な世界です。

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2006.05.30

日本不妊カウンセリング学会 第5回総会・学術会

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<2006年5月26日 虎ノ門 ニッショーホール>

最初の日は、日本不妊カウンセリング学会でした。

一般演題は、AグループとBグループに分かれたのですが、
私は5階でのBグループを選択しました。


その日の私が参加した内容の紹介です。



「情報提供」


B-01 集団説明会に関するアンケート調査からの考察

内田クリニック


B-02 不妊に対する意識調査-公開講座のアンケートより-

愛知県健康福祉部児童福祉家庭課


B-03 45歳以上の不妊治療の現状とカウンセリング

聖路加国際病院生殖医療センター



「不妊相談」


B-04 行政の不妊相談に求められること

長野県不妊専門相談センター


B-05 過去六年間の不妊電話相談の分析

さちレディースクリニック


B-06 不妊治療中の女性が医療者に聞けなかったこと

滋賀医科大学附属病院


B-07 高橋ウィメンズクリニックによる不妊メール相談

高橋ウィメンズクリニック 高橋敬一先生


B-08 不妊専門相談センターにおける電話相談とメール相談の相違点の検討

岡山県不妊専門相談センター



「症例から考える」


B-09 子宮内膜不良でカウンセリングに苦慮した症例

市川婦人科クリニック


B-10 習慣性流産と第XⅢ因子について

五輪橋産科婦人科小児科病院


B-11 白血球病寛解誘導治療のため採卵を試みた一症例


B-12 習慣性流産における妊娠、分娩に至るまでのサポート継続の重要性を感じた一症例

真島クリニック


B-13 自己決定の難治症例から 

はるねクリニック銀座 中村はるね先生



○特別講演


「生殖医療の過去から未来─その倫理的問題」

津田塾大学学芸学部国際関係学科 金城清子先生


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○シンポジウム(1)

「社会へのアプローチ~公開講座に学ぶ」


1)「不妊を考える討論会」を開催しての経験から

佐久本哲郎先生 (豊見城中央病院)


2)公開討論会を企画して 

徐 東舜先生(徐クリニック)


3)公開講座に参加して思うこと─受療者として・不妊カウンセラーとして


4)公開講座の有用性─参加者の声から学ぶもの─


5)福岡開催と各地コメンテーターを経験して

福田貴美子先生(倉本ウイメンズクリニック)



○シンポジウム(2)

「不妊治療から育児期までの心理とサポート」


1)不妊治療後に子育てする母親の心理


2)不妊治療を受けた患者の、治療、妊娠、出産、育児期における不安について~アンケートの調査結果から~


3)体外受精を受け双胎で出産された方の振り返り

~事例を通して看護者のかかわりを検討する~


4)体外受精児虐待の2例


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私の感想


○さまざまな医療者の方たちが、不妊サポートをしていることが良く分かった。

○さまざまなカウンセリング事例を聞いて、個人の悩み方やサポートの仕方あることを知った。

○生殖医療の倫理面について

○妊娠がゴールではなく、その後の育児、つまりライフサポートの必要性

○アンケートの「治療がうまくいかないことへの失望感」「経済的負担」「薬の副作用に伴う悩み」「妊婦・子連れへの嫉妬」「主治医や医療機関に関して(不満)」「周囲の無理解さ」「配偶者に対する罪悪感」「自分は男、女として失格ではないかと思ってしまう」など、心理的な負担への気持ちを理解できた。

○聖路加病院では、ARTの平均年齢が39歳を越えたと聞き、治療が高齢になってきていることを知った。

○病院への質問では「治療の進めかた」「受診のタイミング」「治療内容の確認、補足」「使用薬、サプリメントについて」「基礎体温表のこと」などがメールで質問が多いことが分かった。

○子宮内膜が6ミリから、なかなか厚くならいことへの対応の苦慮が分かった。

○習慣性流産の患者さんへの病院の対応の苦慮が分かった。医師の「基本的には患者さんと一緒に学んでいく姿勢」と発言されたことに、大いに感銘を受けた。

○治療の止め時などにも、苦慮されていることが分かった。

以上です。

盛り沢山の内容でした。

店頭へのお客様には、早速勉強したことを話したり、紹介している毎日です。


おまけです。


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その日、いっぱい勉強した私は「知恵熱」が出そうになったので、宿泊先の愛宕東急インから大好きな東京タワーに向かって歩いていきました。パンフレットには「徒歩20分」と書いていましたが、私は約10分くらいで着いたように思います。そこは学会とは離れて、日常の風景が広がっていて多少の違和感とギャップを感じながら、「あ~あれが六本木ヒルズだ」などと思いながら、再びホテルに歩いて帰りました。

今後とも勉強したこと、刺激を受けたことを整頓して、私自身の人生のためにもモチベーションを高めて薬剤師として仕事をしていきたいと思いました。どうもご拝読ありがとうございました。(まだこのシリーズは、続く予定です)

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2006.05.29

第18回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座に参加して(1)

木曜日の夜から、昨日の日曜日まで東京虎ノ門でずっと勉強していました。

今日は帰ってきて、また日常業務に戻っています。


時間が落ち着いてくれば、詳しく内容をアップしていきたいと思います。

今回、思ったのは荒木重雄先生を始めとする、
NPO法人不妊カウンセラー学会」の先生たちのハートフルな愛情とやさしさでした。


私が一番と感銘を受けたのは、5人のお子さんの里親になっている方の講演でした。


会場もすすり泣く声があったのですが、私も泣いてしまいました。

最先端の医療でも、「気持ち」が大切。

そう思った3日間でした。

今後とも真摯な気持ちでやって行きたいです。


「人類5万年の歴史」から「聖書」そして、
最先端の「杯移植」「名古屋市立大学の着床前診断の話」
「帝京大学の男性不妊の話」など、婦人科のお医者さんたちが勉強することと
同じ内容を学習してきました。

いい機会に恵まれました。

今後とも学習した内容を生かして、
さらに私も不妊カウンセラーの資格を得るべく
努力と勉強をしていきたいです。

(不妊専門病院や県などの公的な不妊相談の電話相談、メール相談などの実例など、北海道から鹿児島まで全国の病院の方々が参加している学会ですので、この情報は価値があるのです。看護師さんなどが不妊カウンセラーになっている場合があるそうですが、忙しくて話を聞けないことも多いそうですので、私のような店頭薬剤師が最新の情報を持っていることは、みなさまにも今後還元できると思います。私は全部一番前の席で「かぶりつき」で聴講してきました。)

最後にホームページにアップした参加する前の文章を
「保存」させて頂きまして終わりたいと思います。


勉強会と学会のお知らせ…06/05/24


「5月20日、21日(土日)は「中医婦人科・不妊症専門講座」のスクーリングの模様は、こちらにアップさせて頂きました。基礎体温表の読み方と多嚢胞(PCO)など集中的に勉強してきました。「続きを読む "中医婦人科スクーリングに行ってきました。"」06/05/22

今週の金曜日26日は、東京 虎ノ門のニッショーホールで「日本不妊カウンセリング学会」。 土日27.28日は、引き続き虎ノ門ニッショーホールで 「第18回不妊カウウンセラ-・体外受精コ-ディネ-タ-養成講座」 です。 最新の体外受精など不妊に関する情報を勉強してきます。「日本不妊カウンセリング学会」は、不妊専門クリニックの医師や看護士さん、培養士さんなどが主体ですので正しい情報と知識が得られます。今後「不妊カウンセラー」の資格を取得するためにも必要ですし、薬局の店頭においてもお客様に「正しい情報」を提供することは大切なことです。なお私が不在でもスタッフが応対させて頂きますので、安心してご相談してください。スタッフで相談が難しい場合には、来週以降の返答となりご迷惑をおかけしますが、今後とも「土屋薬局 中国漢方通信」をよろしくお願い致します。06/05/24

薬剤師、日本不妊カウンセリング学会会員、国際中医専門員A級 土屋幸太郎」


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<新緑の岩木山 2006年5月16日撮影>

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2005.10.12

第17回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座に参加して

先日の土日は、東京の虎ノ門の「日本消防会館」通称「ニッショーホール」で缶詰になりながら、「第17回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座」に参加してきました。

今まで日本中医薬研究会内部と東京医科歯科婦人科講師の別府先生の講演などで婦人科全般の疾患を勉強していたのですが、会場での婦人科医同士の質疑応答も聞いていて理解できたことがマジメに嬉しかったです。

たとえば東京大学の婦人科の先生の講演終了後に、
北里大学の婦人科の先生が治療法を論じていることなど、
薬剤師の私も聞いていて内容が納得できました。

がん治療においてどのくらいの期間投薬するか?とかです。

東大の藤原先生は、初期の子宮内膜がん(子宮体癌)の患者さんに対して
果敢な療法で挙児を得ていましたので感動しました。

(余談ですが、将棋の谷川名人のように顔が凛々しかったですぞ)


チョコレート嚢腫では、何センチくらいで手術を考えるのか?
ART(アート、つまり体外受精のことなど)をする前に
チョコレート嚢腫を処置するのかどうか?など
治療方針の議論。


またあるときには、多嚢胞卵巣諸侯群(PCOS)の治療において、
フレンチライラックの花から抽出された「メトフォルミン」の投薬に関しての、
副作用の発現率や患者さんへの説明、
そして投薬量などを石川県の開業医の先生が
北里大学の佐藤先生へ質問されたことも、
内容がよく分かりました。

(これは、私は薬剤師だから当然といえば当然ですが。。)


ともかく今回の収穫は、私自身も医療人としての自意識の芽生えと、
不妊症への「ピア(仲間)」としての支えの重要性、
また婦人科医の先生方もいろいろと自分のクリニックや
総合病院に来る患者さんへのケアに苦慮していることが分かったことです。

今後とも、このような勉強会にはなるべく出席して、
お客様のために役立てるように努力していこうと思いましたし、
今回はわざわざ虎ノ門まで行って勉強して良かったなあと
嬉しい実感を持っている今日この頃です。



では最後に今日の昼休みに撮影した写真を紹介します。

なんと果敢にも、一眼レフをマクロレンズにして撮影しました。

ちょっと無理があったかもしれませんが、
東根市の秋の模様を感じていただければ幸いです。


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10月12日撮影です。

「大森山とリンゴ」


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私の住む町では、秋になるとたわわにリンゴが実ります。

漢方コラム「りんご」と同じりんごの木です。

毎年この季節になると、ここの風景が気になります。


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痛みの漢方相談」でも、この風景を紹介しておりますが、
私はすっかりと気に入ってしまいました。

黄金色に輝く稲穂に、まるで大森山と若木山が浮かんでいるかのようです。

マクロレンズでも、ここまでクッキリと撮影です。


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このくらいの距離だと、このレンズは不思議に色がいいです。

「自然の美しさ」を感じます。

秋が深まる東根(ひがしね)の紹介と、
先日の勉強会の報告をさせて頂きました。

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