
おはようございます。
土屋です。
今日は3月1日で、春の季節ですが、
あいにくなことに山形は早朝からの雪降りとなっております。
今回の「おめでとうございます」シリーズの写真も、
風景が雪なので、ちょっと季節感がどうかな?とも思ったのですが、
雪降る中での更新は気分も盛り上がり、逆に有難いことかもしれません。
さて、今回はめでたく出産されまして、
当店から「青いアルバム進呈」を進呈させて頂きましたお客様、I様より
ご紹介の許可を得ましたので、紹介させて頂きます。
Iさんは、32歳です。
初回のご相談が、平成16年8月24日です。
不妊で体外受精は、これまで6回実施しています。
生理不順でもあります。
卵巣への血流が悪いのか、左の反応が悪いです。
受精卵の質も悪く、分割が途中で止まることもありました。
先月の体外受精を実施したのですが、
胚盤胞まで育ったもので、妊娠反応は少し出ましたが、
化学的流産とのことでして、残念ながら妊娠には至りませんでした。
基礎体温は2層ですが、高温期への移行がゆるやかな時があるのと、
高温期半ばで体温が下がることが気になります。
寒がり、冷え性で、冷えがきついです。
夏はたまに頭痛があります。
ガスがたまりやすく、便秘しやすいです。
当店からは、3つの漢方薬をお勧めしました。
「3本の矢セット」です。
方針は、
1)養血調経(ようけつちょうけい)
女性の聖薬・当帰(とうき)などの生薬を「柱」にして、生理のリズムを整えていきます。
たとえ、体外受精であっても、
生理のリズム、周期を整えることが大切です。
2)補腎(ほじん)
補腎(ほじん)とは、体の内からのホルモンのバランスを
良くしていくことです。
「若返り」と言ってもいいですし、「アンチエイジング」と言ってもいいです。
よくFSHが高くなってきて、
卵巣の反応が悪くて、不妊治療に苦しむ人がいますが、
漢方では、「補腎(ほじん)」の方法も一つには有効だと考えています。
補腎薬では、参茸補血丸、海馬補腎丸、双料参茸丸など、さまざまありますので、
体質に合ったものを選んでいきます。
3)活血化淤(かっけつかお)
血行を良くすることは、卵巣の反応を良くすること。
また「質の良い卵」をつくることに役立ちます。
「淤血(おけつ)」とは、簡単にいうと、血液の質が悪くなり、
粘り気を増して、ドロドロになり、血流が悪くなったり、
その結果、固まりやすくなったり、
出血したりの状態のことです。
中国漢方には、ドロドロ、ネバネバした血液をサラサラにする
「活血化淤(かっけつかお)」という方法があります。
「活血化淤」の方法は、不妊の原因となる子宮筋腫、
子宮内膜症、卵巣嚢腫や癒着などが起こるのを防ぎ、
さらに骨盤の血流を改善し、新鮮な血液が十分に
卵巣や子宮に行きわたるようにします。
これだけでも、卵胞の働きがよくなり、排卵や着床が
促進され、すべてが妊娠に有利な要因となります。
…
9月に体外受精を再度、トライすることにしました。
卵の成長が遅く心配していましたが、
追加注射をしていくうちに他の卵胞も大きさが追いついてきて、
はじめて8個もの卵がとれました。(成熟卵は7個でした)
自然周期と刺激周期の間のような感じになったと思います。
7個とも3日目までは順調に分割していたのですが、
5日目の胚盤胞には、2つに減ってしまいました。
残りの受精卵を確認したところ、
桑実胚までにしかなってないらし、くこれは期待できません。
でも5日目に胚盤胞になってくれた元気のいいのが2つも採れたので、
ホッとしています。
いままで自然周期で5回採卵し、1個しか採れない時が4回、
3個採れた時が1回という結果でした。
3個採れた時も、胚盤胞には1個しかなりませんでした。
今回の結果は漢方のおかげかなと思っています。
今月は、卵巣も腫れているので凍結してもらい、
来月戻してもらう予定をしています。
…
11月には、凍結胚盤胞の移植となりました。
今度こそ!着床したいです。
その後、I様より、
嬉しいお手紙をもらうことになりました。
「いつもお世話になっています。
今日、判定に行ってきました。
先生から「おめでとうございます」と言ってもらい
本当に嬉しかったです。
ICSI7回目にしてはじめての+反応でした。
土屋先生にお世話になって、
はじめてのICSIでの妊娠に先生のおかげだとしみじみ感謝しています。
ありがとうございました。
来週、胎嚢確認に行ってきます。
心拍が確認できるまではまだまだ安心できませんが、とりあえずご報告まで。
また報告させていただきます。」
その後、8月にはご出産されまして、
今現在は6ヶ月を迎えて、
すくすくと育っているところです。
おめでとうございました!
今回の当店から、I様にお送りします写真は、
「トトロの木」です。
ここは、山形県最上郡鮭川村小杉です。
ちょうど、山形を代表する名湯の「羽根沢温泉」の近くでもあります。
温泉ファンである私は、羽根沢温泉は2回宿泊したほど、
好きな温泉地でありますが、
羽根沢温泉に行く道中手前に右に曲がれば、
「トトロの木」がありますので、ずっと気になっていました。
今回の写真は、長年の暖めていた構想を実現したもので、
私にも感慨深いものがあります。
今年は、例年にない豪雪でしたので、
この「トトロの木」までたどり着くことも難しかったです。
しかも、デジタル一眼レフのカメラを雪に落として壊してしまったりもしました(泣)
今回の「トトロの木アタック隊」は、過去2回の失敗を教訓として、
慎重に進めていきます。
車を少し遠くに置いて、決心して歩いていきます。
ここに来るまでに、酒田の「土門拳記念館」に行ってきまして、
「土門拳スピリット」を心に秘めて、
体当たりで「トトロの木」に突進したんですよ。

<「トトロの木」 2006年2月19日撮影 山形県鮭川村小杉>
本邦初公開!
真冬の「トトロの木」です。
車を置いたところから「トトロの木」まで、雪原を歩くこと20~30分。
ここまでは、膝までの長い「長靴」で歩いてきましたが、
「ズボズボ」と雪に埋まりながらの突進です。
マジメに体力が無い人は、ここまでたどり着くことは出来ないでしょう。
雪道を歩くことは、かなり体力を消耗します。
時々は、雪に膝上までも埋まったりもしますから。。
巻頭の写真は、その急勾配を上がった瞬間の画像です。
青い空、雪原に輝く太陽、
そして遥かなる遠方に「トトロの木」を見た!
今回のカメラは、FinePix S9000でのズーム画像を多用しています。

遥かなる雪原を、僕は歩く、歩く。
意外に道は遠く、果てしない。
(何回か、ここで引き帰ったほうが無難だと弱気になったりもしました)

<遠方からのズームアップした「トトロの木」>
最近は、土門拳さんに惚れていまして、
「古寺巡礼」「室生寺」などの名作に感激・感動しています。
「土門拳記念館」の館内に「誰が僕の写真をどういっても、志は高いのだ」というような一説もあり、私の今回の写真も「誰がどういっても、苦労して雪原を必死で汗をかきながら、突進して、トトロの木を撮った」。ですから、「志は高い」んです。

<目の前にある「トトロの木」を感慨無量で撮影する>

<「トトロの木」の根本はこうなっていた>

<振り返ると、遥かなる雪原が広がっていた>
ああ、この道を僕は歩いてきたのだ。
帰り道も、また長く大変でした。
そのような訳でして、
今回はI様に「トトロの木」という、
山形県最上地方の「名木」の写真をプレゼントしました。
私は、一回も「となりのトトロ」を見たことが無いんです、実は。。
今度、見てみようかな。
たしかに、今、アマゾンのサイトで「となりのトトロ」を見ると、
「トトロの木」に似ていないこともないですね。
あ、違う、「となりのトトロ」に「トトロの木」が似ていなくもない、
というのが正しい日本語ですね。
I様、どうもおめでとうございました。
「トトロの木」のように、大きくお子様が育って頂くと嬉しいです。
ご主人様にもよろしくお伝えしてください。
(今回の写真は、I様に見て頂きたい一念で、気合を入れて雪原を歩いていきました)