カテゴリー「おりもの」の記事

2008.07.31

おりものと不正出血の漢方

おはようございます。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

今年の2月から相談しているお客様がいらっしゃいます。

20代で可愛らしい女性の方で、笑顔が素敵です。


1)おりものが多い

2)不正出血


子宮頚管炎、子宮膣部びらんです。

高校時代から不正出血があった。

おりものが多い。

水っぽくて、白っぽい濁った感じ。臭いもあります。

経血量は全般的に減ってきた。

色がどす暗く、粘り気がある感じ。

生理痛はありません、血塊もありません。

症状があるときには、クラビット錠、セルベックス、クロマイ膣錠などを使っています。


~2月からその後、試行錯誤を繰り返しながら相談しています。

先月の6月が処方に行き詰まりを感じたので、
思い切って梅雨時の季節に合うような処方に変更しましたら、
昨日のお電話では、「出血が止まっている」とのことで嬉しく思った次第です。

頭のグラグラする感じも無くなったそうです。

白っぽいおりものはまだあるそうですから、
引き続き良い方向に行って頂きたいと願っています。

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<2008年7月30日撮影 「露草」>

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2008.03.24

カンジダ膣炎とおりものの漢方対策

今日2回目の更新ですが、ちょうどカンジダ膣炎のお客様が来店されるので、
それに合わせて知り合いの中医学講師の先生から、電話で教えてもらいました。

それをまとめます。


カンジダ膣炎

症状:痒み、おりものが多い

おりものが白い→チャガなど追加

おりものが黄色い→湿熱(しつねつ) 基本処方に潟火利湿顆粒も使える。


カンジダの病機→湿熱(しつねつ)+淤血(おけつ) (痰湿もある)

処方は、清熱解毒(せいねつげどく)+活血化淤(かっけつかお)

中医の処方は、丹参、紅花、地黄、苦参、黄ごん、黄柏、金銀花、ヨクイニンなど。


○カンジダ膣炎→清熱解毒(五つのお華または白いお華)+活血化淤


○子宮頚管細胞異変→陽性反応が陰性反応になった体験。

4A→1Aに。


○衛益顆粒もOK

○紅沙棘OK

じわじわと3ヵ月後から。


活血化淤の分類


○全身の症状→肩こり、足の冷え、生理不順があれば、丹参製剤。

○血塊があれば、血府逐淤丸。

○若くてあまり症状がない人→弓帰調血飲第一加減。

○爽月宝は、シベリア霊芝と相性が良い。


カンジダの生活の養生法


×酒 →湿熱(しつねつ)が強くなる。

○早めに寝ること

×夜更かし→ホルモンバランスが崩れて症状が悪化する。

×ジーンズ 

○通気性の良いものを履く。

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<3月23日 表参道ヒルズの前>

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2008.03.01

カンジダ膣炎改善のお話です。

こんにちわ。

薬剤師の土屋です。

山形も3月に入り、春雨の季節になりました。

雨が朝から降っていましたので、
雪解けの音とともに、春を実感しています。

と思いきや、外では雨が雪に変わり、
三寒四温の移ろいです。

みなさまも、どうぞ気をつけてお過ごししてください。


さて、長年のカンジダ膣炎が良くなったお客様がいます。

30代のかたで、20代の頃から、カンジダ膣炎が長年続いています。

ここ3~4年は、カンジダ膣炎に普段ずっとなっているか、
生理になっているかのどちらかです。

慢性化してしまっています。

生理は順調でトラブルはありません。

食欲あります。胃もたれ、胸焼けありません。

お通じやお小水なども問題ありません。


舌ベロは、全体的に白っぽく、特に奥に白い苔が溜まりやすいです。


<当店の漢方の考え方>


「気・血・水」理論で体を考えていきますと、
長年のカンジダ膣炎が治らないことは、
体の下半身、つまり「下焦(かしょう)」に、
「湿熱(しつねつ)」という邪気(じゃき)の存在が疑われます。


湿邪(しつじゃ)の特徴として、粘着質のストーカーのようなしつこさで
体に浸入することが、第一番。

ですから、慢性化して治りにくいのです。


第二の特徴は、容易に、痒みや炎症、菌などの元凶になる「熱(ねつ)」と合体しやすく、「湿熱(しつねつ)」という、より新しいやっかいな邪気(じゃき)になります。

「湿邪(しつじゃ)」「湿熱(しつねつ)」は、下方性がありまして、
人体の下に降りてきます。

おりものが多いことにも共通のことですが、
カンジダ膣炎も人体の下部の病気、「湿熱(しつねつ)の病気」と言えます。


この湿熱(しつねつ)を解消する漢方として


1)火の炎症を消して、湿気をサッパリさせる漢方薬

主方剤になりまして、メインです。

カンジダ膣炎の痒みを解消する力があります。


2)からだのバリア力をアップする漢方薬

からだの免疫力がアップして、粘膜が丈夫になれば…

という思いの処方です。


3)火を消して、下半身の熱を解消して、同時に舌ベロも改善する漢方薬

1)の漢方と同様で、効果が似ていますが、
より下焦の臓腑「腎(じん)」に的を絞った処方です。


以上、3点をお勧めしたところ、1ヶ月の服用が経過したところですが、
不思議と長年10年以上悩んできたカンジダ膣炎の症状が改善され、
この1ヶ月間はカンジダ膣炎になっていないそうです。

アトピー体質もあって、体の痒みがどこかにありましたが、
それも減っているそうです。

舌ベロの苔もきれいになっています。


<考察>

経過が長いお客様ですが、症状の改善が早く分かりましたので、
私もビックリで喜んでいます。

攻守のバランスが良い漢方をお勧めしたのではないか、
と推測しています。

今後とも、再発などないか、経過観察してもらう予定です。

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2008.02.04

最近の漢方相談会より

おはようございます。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋です。

先週の漢方相談会は、近県と関東からのお客様のカップルが来店されました。

1組は、PCOSで体外受精を実施後、
凍結融解胚を戻すにあたり、子宮内膜が厚くならず、キャンセルになった方のご相談。

もう1組は、おりもの、不正出血が慢性化している相談でした。

かなり専門的に特化した相談ですが、それぞれのカップルのお客様も喜んで帰路に着きました。


PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)のお客様は、
エストラダームを3枚貼ってても、子宮内膜が5ミリで厚くならなかったそうです。

PCOSですから、採卵のときにも卵巣が腫れてしまい、
OHSS(卵巣過剰刺激症候群)になったこと。

次回は、自然周期で戻していくとのことでしたので、
胃腸も悪い傾向にありますので、方針としては、


1)養血調経(ようけつちょうけい)

生理のリズムを整えて、女性に大切な血(けつ)を整えること。


2)消食導滞(しょうしょくどうたい)、疏肝健脾(そかんけんぴ)

胃腸を保護して、同時にストレス対策、基礎体温をきれいにすること。


3)補腎精(ほじんせい)、補陽(ほよう)

生命のエナジーを高め、体の冷え性を解消して
お腹を温めていくこと。


舌ベロは、尖(さき)のほうが赤みがあり、ストレスによる心熱(しんねつ)。

少し歯型がついていて、胃腸も弱そうな感じでした。


子宮内膜が厚くなり、生理の周期も整って
凍結融解胚戻しが成功して頂きたいと願っています。



もう1組のかたの、「おりものが多い」「不正出血」の相談は、
基礎体温と舌ベロを参考にしまして、一生懸命に考えました。

20代のかたですが、高校時代から「おりものが多い」「不正出血」を
繰り返しています。


その都度、「おりもの」には、クラビッド、クロマイ膣錠。

「不正出血」には、ブロベラ、プレマリン、温経湯などが処方されていました。


舌ベロでは、舌の色が淡い感じで、きゃしゃな感じの気血不足(きけつぶそく)。

そして苔が白くて厚い感じでした。


痰湿(たんしつ)です。

胃腸が弱くて、過剰な水分の老廃物が溜まるので、
「おりもの」の湿邪(しつじゃ)の特性として、
下方に向かいますので、慢性的な「おりもの」に悩まされるようになります。

胃腸が弱いことは、同時に、脾胃(ひい)の摂血(せっけつ)機能、
統血(とうけつ)機能が弱まるので、これも慢性的に不正出血を引き起こしやすいです。


漢方の対策は、

1)養血調経(ようけつちょうけい)


2)益気健脾(えっきけんぴ)、滲湿止瀉(しんしつしゃ)

→おりものを減らす漢方です。

舌ベロの白い苔が減ってくれば、効き目が上がってくるはずです。


3)お花の漢方

お花を集めた女性らしい漢方で、にきびや膀胱炎、カンジダなどにも
効き目があります。

「おりもの」対策にお勧めしました。


「おりもの」「不正出血」に漢方が効いてくれれば、
の一念です。


<まとめ>

体外受精においては、凍結融解胚戻しの段階からでも
漢方相談可能ですし、また子宮内膜が厚くならない相談にも有効です。

「おりもの」「不正出血」は、中国漢方(中医学)では
体系的に治す手順が確立されていますので、
お悩みのかたは当店にご相談してください。

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<2008年1月27日 最上川三難所 「隼の流れ」>

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