カテゴリー「おりもの、のびおり|不妊治療と漢方薬」の記事

2012.06.23

生理1週間前後におりものが多いです。においと色(黄色)が気になります

おはようございます。

我が家では紫陽花が咲いています。

空は青く透き通るようで、雲は西から東に流れています。

さて今週は、生理前後のおりものについて中医師のようびん先生からお聞きしましたのでログしていきます。


「生理1週間前後におりものが多いです。においと色(黄色)が気になります」

1年ほど前からの症状で、最近は生理前後の1週間と特定できました。


「それと 下腹部の膨張感です。下腹部がパンパンで硬く ガスが溜まっている感じで排便後もすっきりしません。」


→アドバイス


肝経の湿熱、肝胆湿熱があるので、「火を消してサッパリさせる漢方薬」が効くはずです。

いままでの漢方は正しかったです。


+開気丸→通じが良くなればおりものが変わってきます。

症状が改善できます。

通じが良くなれば大丈夫、必ず改善できる。

もし良くならないのでしたら、ちょっと涼血を加える。

◎通じの改善が大切

生理の10日前から始めます。

養生法は、辛い物を食べない。

にんにく、酒を控えめ。

これらのものは湿熱が増えます。

Imgp44640615

<2012年6月15日 なでしこ>

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.12.19

子宝相談の漢方薬で排卵日のおりものもゼリー状のもの「のびおり」増えました!

こんにちは!

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

山形は本格的に雪の季節になりました。

毎日寒さが厳しいです。


さて、先週は東京方面からのお客様のご来店や土曜日もかなり忙しくて、立ち上がる暇もないほどでした。


印象的に残ったのは、舌の先が赤みが強いお客様、いわゆる心腎不交の状態になっている方がいまして、これはいわゆるストレス性の心の問題、中枢のイライラで「心の火」が強く燃えていることと、同時に「腎の水」である陰が足りなくなっていて卵胞の育ちが悪くなりがちで、基礎体温も上がって来やすいのです。

そのお客様に心と腎をうまく調整するようにしたら、基礎体温もきれいになってきて、排卵日のおりものもゼリー状のものがいっぱいでるようになったそうです。

うまく心肝腎のバランスをとった結果、体や心の熱っぽさがとれて体調や生理のリズムが良くなってきた好例です。

今週も頑張って漢方相談していきたいです。


薬剤師、国際中医師、不妊カウンセラー 土屋幸太郎


陰は静かでないと育たない

「陰は静かでないと育たない」

つまり夜の睡眠が十分でなかったり、ストレスやイライラ、怒りっぽい、基礎体温が高すぎて熱っぽい感じ、ギザギザが多い場合には、心の火が燃え過ぎているので、腎の水が減ってきて卵胞が育ちにくいのです。

舌の尖に赤みが強くて、舌全体も色が暗い感じでしたら、これはかなりストレスの「心の火」「中枢の脳」などにトラブルがある傾向にありますので何種類か漢方を組み合わせて、陰の発育、卵胞の育ちを良くする方向にしていきます。


舌、舌尖が赤い

「舌、舌尖が赤い」


で、うまく心肝腎の3つの臓腑の調整がされて熱ぽっさがとれてきて、卵胞の発育も良くなったので、排卵日前後におりものがドッと増えてきたという良い漢方症例です。



「お勧めコラム」…

 最近、子宮内膜症、チョコレートのうしゅの漢方相談に滅法強くなってきました。

暇があれば、過去の周期療法や南京の夏先生に習ったことなど復習していますし、中医師の先生にもいつも指導仰いでいるのできっと漢方相談のレベルが上がったのだと思います。

震災後は気合をいれてお客様の時間を無駄にしないように真摯に漢方相談させていただいています。 11/12/12


チョコレートのう腫5センチ近くから漢方で小さくなって、そしてご懐妊の話です。また他のお客様も2周期目でチョコレートのう腫3センチを持ちながらご懐妊です。

お客様から赤ちゃんの写真の入ったお手紙頂きました。主人は土屋薬局を『子授け薬局』と言っています。

リウマチの漢方相談、よく効き目がありました。…その2

ずーっと夢に見ていた生活を送っています(^^)…月山の雪

中医不妊症お茶の間講座 「卵管閉塞」 クラミジア感染症による(2)

44歳のお客様 FSH39でしたがご懐妊の話です…命門の火

子宮腺筋症の痛みに漢方療法

中医不妊症お茶の間講座 「卵管閉塞」 クラミジア感染症による

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.09.08

久しぶりに排卵時に透明な卵白様のおりものが出ました。

こんにちは!

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

山形もやっと残暑が終わりつつあり、今日はお店の中は冷房入れずに済んでいます。

自然の風って気持ちいいですね。

これからは季節の変わり目になってきますので、みなさまご自愛くださいませ。


さてお客様Kさまより掲載許可を頂きましたので、コラム作成させて頂きます。


今年の平成22年5月3日からのご相談です。

Kさま 39歳 二人目のお子さまをご希望です。

もう3年経過しています。

生理の量が減って色も良くありません。

茶色からこげ茶で少し水っぽく薄いときもあります。

ホルモンの影響か、性欲もなくなってきました。

生理はこの1年同じ状況です。

クロミッドを服用中です。


きちんと真面目に漢方を継続されてその後今月の9月7日です。

「8月22日から 内服後4回目の生理が始まりました。
 周期は5月から33-30-28-29日でした。
 経血量は最近の量と変わらず3日くらいは赤から暗赤色でしたが、4日目くらいは
 あるかないかの茶色からこげ茶で少量でした。(計7日間)

 そして、昨日久しぶりに排卵時?に透明な卵白様の帯下が出ました。
 送っていただいた体験談と同じ状況でした。
 この1年くらい排卵頃でも水っぽい、伸びの無い黄色いおりものしか
 出なかったので、久しぶりでうれしかったです。
 ちょうど、周期の14,15日目でした。」


と経過が良いですので、今後にも大いに期待している今日この頃です。

暑さ厳しいですから、お体大事にされてください。


蔵王秋空と黄金色の稲穂

Imgp9897100907_2

<2010年9月7日 山形市 「蔵王秋空」>

残暑厳しいですが、田んぼの稲穂は黄金色になってきました。

Imgp9909100905_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.08.20

「難治性膣炎(おもにカンジダ)」と髪の毛の「脱毛」の漢方相談

こんにちは!

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

山形は朝晩は涼しくなったとはいえ、まだまだ日中は暑い日々です。

今年は猛暑、酷暑といったところですね。


さて今日の漢方相談は午前中には関東からのお客様で「難治性膣炎(おもにカンジダ)」と午後には「脱毛の漢方相談」がございました。


「難治性膣炎」のお客様は数年前からずっと症状が続いていて、生理になっているか、または生理以外のときにはずっと「膣炎」になっているとのことでした。

抗真菌剤などの膣錠やクリームで対処しています。


漢方では舌ベロの苔がちょっと剥がれている感じがありましたので、「脾虚湿邪下注」とみて健脾(けんぴ)をして湿邪を減らしおりものを減少させることと、同時に痒みなどの炎症、局部の症状改善に湿熱(しつねつ)対策も併用することにしました。

漢方処方には自信があるのであとは良い効き目を待つばかりです。


髪の毛の「脱毛」のかたのご相談は、「髪は血余(けつよ)」の法則に則っていきました。

補血(ほけつ)をすると同時に「桑の実」のお茶もお勧めです。

「桑の実」は補腎効果があるので、けっこういいですよ。


では今日の仕事の報告を終わらせていただき、明日からは東京で中医不妊症専門講座で婦人科医の荒木重雄先生の講演をバッチリ聞いてきて、新たなる知識を得て、店頭に今後とも活かしていきたいです。

不在の間はご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。

月曜日の23日からはまたしっかりと漢方相談をしていきます。


カンジダ膣炎/漢方で痒みスッキリ!

髪の毛の「抜け毛」「「薄毛」「円形脱毛」「白髪」/漢方で髪の毛フサフサ

女性の「薄毛」「抜け毛」に「育毛」の漢方薬‥「脱毛」と「白髪」対策に

こちらのコラムも参考になりましたら、幸いです。


どっこい神輿 私もこの中で担いでいます

<2010年8月10日 東根祭り> どっこい神輿 私もこの中で担いでいます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.06.16

50代。カンジダ膣炎。外陰部の痒みの漢方相談

こんにちは。

雨が上がった山形です。

今朝は散歩をしていたら急に大雨になって朝からずぶぬれになってしまいました。

さくらんぼハウスの中では、急ピッチで収穫作業が勧められていました。

おはようございます。山形、...
おはようございます。山形、... posted by (C)tutiyak

「おはようございます。山形、東根市は雨降りの朝です。テントは雨よけになり,さくらんぼの実が割れるのを防いでくれます。ちょうど私が子供のころ、昭和五十年時代に普及、それから一気にさくらんぼの出荷量も増えたそうです。」


さて最近、外陰部の痒みの漢方相談で良かった話があります。


外陰部の痒みが悩みです。

おりものが白っぽかったり、黄色っぽい感じです。

10代後半の頃から、カンジダ膣炎のような症状でずっと悩んできました。

(50代のお客様です)

更年期障害で婦人科にも通っています。


当店からは、湿熱(しつねつ)を除去して痒みをサッパリさせる「外陰部の痒み対策漢方」と清熱解毒作用が期待できて痒みの原因となる湿熱を除去する「スイカズラやタンポポの花など配合されている漢方」の2つをお勧めしました。

今年の外陰部の痒み4月からのご相談で、ちょうど1ヶ月服用した先月のお話では、体質化が改善されてきて外陰部の痒みが減ってきているとのことで嬉しく思った次第です。

外陰部の痒みやカンジダ膣炎などの原因は「湿熱(しつねつ)」と考えることが多く、これは「湿邪(しつじゃ)」と「熱邪(ねつじゃ)」のジメジメした患部と炎症の複合が特徴になるのですが、病は長期化しやすく、治りづらいです。

漢方的アプローチは、窓を開けて風通しを良くして湿気を追い払うことや尿から湿気を追い出したりして、同時に熱を冷まし毒を消していきます。

ふだんの食事や生活習慣では、味が肥厚甘味のものなど避けていきます。

我が家のなでしこ

<2010年6月14日 我が家のなでしこ>

中医学に詳しい薬剤師(国際中医専門員)、不妊カウンセラー(NPO法人不妊カウンセリング学会認定)による親切な相談。じっくり話を聞いて一人一人の体質や年齢、症状に応じて相談しています。どうぞお気軽にお声をかけて下さい。

平安神宮で妻と

土屋幸太郎 <2011年4月16日 京都平安神宮で 妻と>

土屋薬局 中国漢方通信/漢方専門の薬剤師、不妊カウンセラーが相談します。

土屋幸太郎・薬剤師、不妊カウンセラー(@tutiyak) - Twilog

土屋幸太郎・tutiyakツイッター

土屋薬局 中国漢方通信メールマガジン


所在地 山形県東根市神町中央1-10-7
Google mapによる所在地

営業時間 第二、第四日曜日お休みです。

平日 午前8時~午後7時  土日祭日 午前8時~午後6時

メールアドレス JDY00247@nifty.com

電話 0237-47-0033 漢方電話相談室 0237-48-2550 Fax 0237-49-1651

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.04.12

不妊症子宝の漢方相談会から…FSH、AMH、のぼせ、ほてりの腎陰虚証

こんにちは!

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。


先週の漢方相談会、仙台から2組の不妊症の子宝相談のお客様を始め、午前から午後までずっと忙しかったです。

AMHが低い、FSHが高いなどの漢方相談や色々なお悩みに漢方相談させて頂きました。

実際にその日の店頭では、ツイッターにもツイートしましたが、舌ベロの色が赤くて苔が無い感じの「腎陰虚(じんいんきょ)」証のお客様の漢方相談も受け持ちまして、色々と考えさせられました。


土屋幸太郎ツイッターより

最近、気になるのは、腎陰虚(じんいきょ)証の方が増えていることです。地球温暖化が原因かまたは、生活習慣に起因するたとえば睡眠不足やコーヒー、アルコールなどの影響もあるかもしれないです。
10:59 PM Apr 9th Keitai Webから

腎陰虚(じんいんきょ)証とは、体を支える陰血不足があって、仮の熱感が現れてきます。

体液不足だから、相対的に熱感が浮上してくるのです。


<のぼせやすい、夜に火照りやすい、寝汗をかく、基礎体温が高め、口渇、お肌の乾燥、おりものが少ない、排卵日が早くなりやすいまたは無排卵傾向>などの症状があれば、腎陰虚証の確立は上がってきます。

今後ともしっかりと相談して、お客様たちに喜んでいただけるような漢方相談を目指したいです。



今週の漢方相談会 10/04/12

先週の漢方相談会、仙台から2組のお客様を始め、午前から午後までずっと忙しかったです。AMHが低い、FSHが高いなどの漢方相談や色々なお悩みに漢方相談させて頂きました。

4月12日~4月17日(月~土) 薬剤師、国際中医専門員A級、不妊カウンセラーの土屋幸太郎が相談を担当致します。

4月18日(日) 漢方相談歴46年 薬剤師の土屋信一が相談を担当します。


お電話でご予約お願いします。
遠方のかたは、電話やメールでご相談をお寄せください。こちらから


これ以外にも平日も相談大丈夫です!

大日様から大森山眺め

<2010年4月9日> 山形県東根市 大日様から大森山眺め 赤い屋根のある風景

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.07.31

おりものと不正出血の漢方

おはようございます。

今年の2月から相談しているお客様がいらっしゃいます。

20代で可愛らしい女性の方で、笑顔が素敵です。


1)おりものが多い

2)不正出血


子宮頚管炎、子宮膣部びらんです。

高校時代から不正出血があった。

おりものが多い。

水っぽくて、白っぽい濁った感じ。臭いもあります。

経血量は全般的に減ってきた。

色がどす暗く、粘り気がある感じ。

生理痛はありません、血塊もありません。

症状があるときには、クラビット錠、セルベックス、クロマイ膣錠などを使っています。


~2月からその後、試行錯誤を繰り返しながら相談しています。


先月の6月がおりものの漢方処方に行き詰まりを感じました。


思い切って梅雨時の季節に合うような処方に変更しました。


昨日のお電話では、「不正出血が止まっている」とのことで嬉しく思った次第です。

頭のグラグラする感じも無くなったそうです。

白っぽいおりものはまだあるそうです。


引き続き良い方向に行って頂きたいと願っています。

露草

<2008年7月30日撮影 「露草」>

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.24

カンジダ膣炎とおりものの漢方対策

今日2回目の更新ですが、ちょうどカンジダ膣炎のお客様が来店されるので、
それに合わせて知り合いの中医学講師の先生から、電話で教えてもらいました。

それをまとめます。


カンジダ膣炎

症状:痒み、おりものが多い

おりものが白い→チャガなど追加

おりものが黄色い→湿熱(しつねつ) 基本処方に潟火利湿顆粒も使える。


カンジダの病機→湿熱(しつねつ)+淤血(おけつ) (痰湿もある)

処方は、清熱解毒(せいねつげどく)+活血化淤(かっけつかお)

中医の処方は、丹参、紅花、地黄、苦参、黄ごん、黄柏、金銀花、ヨクイニンなど。


○カンジダ膣炎→清熱解毒(五つのお華または白いお華)+活血化淤


○子宮頚管細胞異変→陽性反応が陰性反応になった体験。

4A→1Aに。


○衛益顆粒もOK

○紅沙棘OK

じわじわと3ヵ月後から。


活血化淤の分類


○全身の症状→肩こり、足の冷え、生理不順があれば、丹参製剤。

○血塊があれば、血府逐淤丸。

○若くてあまり症状がない人→弓帰調血飲第一加減。

○爽月宝は、シベリア霊芝と相性が良い。


カンジダの生活の養生法


×酒 →湿熱(しつねつ)が強くなる。

○早めに寝ること

×夜更かし→ホルモンバランスが崩れて症状が悪化する。

×ジーンズ 

○通気性の良いものを履く。

080322_151913

<3月23日 表参道ヒルズの前>

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.01

慢性化していたカンジダ膣炎が漢方で改善しました。

こんにちわ。

薬剤師の土屋です。

山形も3月に入り、春雨の季節になりました。

雨が朝から降っていましたので、雪解けの音とともに、春を実感しています。

と思いきや、外では雨が雪に変わり、三寒四温の移ろいです。

みなさまも、どうぞ気をつけてお過ごししてください。


さて、長年のカンジダ膣炎が良くなったお客様がいます。

30代のかたで、20代の頃から、カンジダ膣炎が長年続いています。

ここ3~4年は、カンジダ膣炎に普段ずっとなっているか、生理になっているかのどちらかです。

慢性化してしまっています。


生理は順調でトラブルはありません。

食欲あります。胃もたれ、胸焼けありません。

お通じやお小水なども問題ありません。


舌ベロは、全体的に白っぽく、特に奥に白い苔が溜まりやすいです。


<当店の漢方の考え方>…「気・血・水」理論で体を考えていきますと、長年のカンジダ膣炎が治らないことは、体の下半身、つまり「下焦(かしょう)」に、「湿熱(しつねつ)」という邪気(じゃき)の存在が疑われます。
「湿邪(しつじゃ)」「湿熱(しつねつ)」は、下方性がありまして、人体の下に降りてきます。


「気・血・水」理論で体を考えていきますと、長年のカンジダ膣炎が治らないことは、体の下半身、つまり「下焦(かしょう)」に、「湿熱(しつねつ)」という邪気(じゃき)の存在が疑われます。


湿邪(しつじゃ)の特徴として、粘着質のストーカーのようなしつこさで体に浸入することが、第一番。

ですから、慢性化して治りにくいのです。


第二の特徴は、容易に、痒みや炎症、菌などの元凶になる「熱(ねつ)」と合体しやすく、「湿熱(しつねつ)」という、より新しいやっかいな邪気(じゃき)になります。

「湿邪(しつじゃ)」「湿熱(しつねつ)」は、下方性がありまして、人体の下に降りてきます。

おりものが多いことにも共通のことですが、カンジダ膣炎も人体の下部の病気、「湿熱(しつねつ)の病気」と言えます。


この湿熱(しつねつ)を解消する漢方として


1)火の炎症を消して、湿気をサッパリさせる漢方薬

主方剤になりまして、メインです。

カンジダ膣炎の痒みを解消する力があります。


2)からだのバリア力をアップする漢方薬

からだの免疫力がアップして、粘膜が丈夫になれば…

という思いの処方です。


3)火を消して、下半身の熱を解消して、同時に舌ベロも改善する漢方薬


1)の漢方と同様で、効果が似ていますが、より下焦の臓腑「腎(じん)」に的を絞った処方です。


以上、3点をお勧めしたところ、1ヶ月の服用が経過したところですが、不思議と長年10年以上悩んできたカンジダ膣炎の症状が改善され、この1ヶ月間はカンジダ膣炎になっていないそうです。


アトピー体質もあって、体の痒みがどこかにありましたが、それも減っているそうです。

舌ベロの苔もきれいになっています。


<漢方的な考察>

経過が長いお客様ですが、症状の改善が早く分かりましたので、私もビックリで喜んでいます。

攻守のバランスが良い漢方をお勧めしたのではないか、と推測しています。

今後とも、再発などないか、経過観察してもらう予定です。


2011.08.30 追記です。

違うお客様ですが、カンジダの嬉しいお話の続編を書きました。

カンジダ膣炎改善の話です。(2)

今後とも頑張って相談していきたいです。


土屋薬局 中国漢方通信」では漢方相談の方法なども書かれています。参考になりましたら、幸いです。

カンジダ膣炎に効く漢方薬」こちらはスレッドです。こちらにもいろいろとカンジダ膣炎の漢方相談の体験談、嬉しい話など満載です。


カンジダ膣炎の漢方相談お気軽にお寄せくださいね。



所在地 山形県東根市神町中央1-10-7
Google mapによる所在地

営業時間 第二、第四日曜日お休みです。

平日 午前8時~午後7時  土祭日 午前8時~午後6時

メールアドレス JDY00247@nifty.com

電話 0237-47-0033 漢方電話相談室 0237-48-2550 Fax 0237-49-1651

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.02.04

PCOSで体外受精。凍結融解胚を戻す子宮内膜が厚くならずキャンセルに

おはようございます。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋です。


先週の漢方相談会は、近県と関東からのお客様のカップルが来店されました。


1組は、PCOSで体外受精を実施後、凍結融解胚を戻すにあたり、子宮内膜が厚くならず、キャンセルになった方のご相談。

もう1組は、おりもの、不正出血が慢性化している相談でした。

かなり専門的に特化した相談ですが、それぞれのカップルのお客様も喜んで帰路に着きました。


PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)のお客様は、エストラダームを3枚貼ってても、子宮内膜が5ミリで厚くならなかったそうです。

PCOSですから、採卵のときにも卵巣が腫れてしまい、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)になったこと。

次回は、自然周期で戻していくとのことでしたので、胃腸も悪い傾向にありますので、方針としては、


1)養血調経(ようけつちょうけい)

生理のリズムを整えて、女性に大切な血(けつ)を整えること。


2)消食導滞(しょうしょくどうたい)、疏肝健脾(そかんけんぴ)

胃腸を保護して、同時にストレス対策、基礎体温をきれいにすること。


3)補腎精(ほじんせい)、補陽(ほよう)

生命のエナジーを高め、体の冷え性を解消してお腹を温めていくこと。


舌ベロは、尖(さき)のほうが赤みがあり、ストレスによる心熱(しんねつ)。

少し歯型がついていて、胃腸も弱そうな感じでした。


子宮内膜が厚くなり、生理の周期も整って、凍結融解胚戻しが成功して頂きたいと願っています。



もう1組のかたの、「おりものが多い」「不正出血」の相談は、基礎体温と舌ベロを参考にしまして、一生懸命に考えました。

20代のかたですが、高校時代から「おりものが多い」「不正出血」を繰り返しています。


その都度、「おりもの」には、クラビッド、クロマイ膣錠。

「不正出血」には、ブロベラ、プレマリン、温経湯などが処方されていました。


舌ベロでは、舌の色が淡い感じで、きゃしゃな感じの気血不足(きけつぶそく)。

そして苔が白くて厚い感じでした。


痰湿(たんしつ)です。

胃腸が弱くて、過剰な水分の老廃物が溜まるので、「おりもの」の湿邪(しつじゃ)の特性として、下方に向かいますので、慢性的な「おりもの」に悩まされるようになります。

胃腸が弱いことは、同時に、脾胃(ひい)の摂血(せっけつ)機能、統血(とうけつ)機能が弱まるので、これも慢性的に不正出血を引き起こしやすいです。


漢方の対策は、

1)養血調経(ようけつちょうけい)


2)益気健脾(えっきけんぴ)、滲湿止瀉(しんしつしゃ)

→おりものを減らす漢方です。

舌ベロの白い苔が減ってくれば、効き目が上がってくるはずです。


3)お花の漢方

お花を集めた女性らしい漢方で、にきびや膀胱炎、カンジダなどにも効き目があります。

「おりもの」対策にお勧めしました。


「おりもの」「不正出血」に漢方が効いてくれればの一念です。


<まとめ>

体外受精においては、凍結融解胚戻しの段階からでも漢方相談可能ですし、また子宮内膜が厚くならない相談にも有効です。

「おりもの」「不正出血」は、中国漢方(中医学)では、系統的に治す手順が確立されていますので、お悩みのかたは当店にご相談してください。

最上川三難所 「隼の流れ」

<2008年1月27日 最上川三難所 「隼の流れ」>

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

LUF・黄体化未破裂卵胞|不妊と漢方薬 | PCOS・多嚢胞性卵巣症候群|不妊と漢方薬 | PMS・月経前緊張症|漢方薬 | 「ナチュラルな妊娠」「45歳、もう生んでいいかしら?」 | 「血流たっぷり」をめざしなさい | いびき|漢方薬 | おねしょ、小児夜尿症|漢方薬 | おりもの、のびおり|不妊治療と漢方薬 | お腹の張り、腹部膨満感、食欲不振|漢方薬 | しびれ|漢方薬 | つわり|漢方薬 | にきび|漢方薬 | のどのつかえ、喉の痛み、難治性咽頭潰瘍|漢方薬 | ほてり|漢方薬 | むずむず脚症候|漢方薬 | めまい、立ちくらみ|漢方薬 | アトピー性皮膚炎|漢方薬 | アレルギー性鼻炎と体外受精|漢方薬 | アレルギー性鼻炎|漢方薬 | イスクラ冠元顆粒 | イスクラ冠元顆粒発売20周年記念成都シンポジウムに参加して | イスクラ婦宝当帰膠 | イスクラ独歩顆粒 | イライラ落ち込み漢方、不安落ち込み|漢方薬 | インターネットの掲示板などで漢方紹介 | カウフマン療法|不妊と漢方薬 | カンジダ膣炎|不妊と漢方薬 | ガン(がん)|漢方薬 | クラミジア感染症|不妊と漢方薬 | クローン病、潰瘍性大腸炎|漢方薬 | ゲップ・ガス|漢方薬 | ココログ版漢方(無名)コラム・2004 | ココログ版漢方(無名)コラム・2005 | ココログ版漢方(無名)コラム・2006 | ココログ版漢方(無名)コラム・2007 | ココログ版漢方(無名)コラム・2008 | ココログ版漢方(無名)コラム・2009 | ココログ版漢方(無名)コラム・2010~ | コンクレバン | シェーグレン症候群|漢方薬 | シミ・肝斑|漢方薬 | ストレス|漢方薬 | セックスレス、性機能減退|不妊と漢方薬 | タイミング療法|不妊と漢方薬 | ダイエット|漢方薬 | チャイナビュー | チョコレート嚢胞|不妊治療と漢方薬 | ツイッター | ディスプレー症候群|漢方薬 | ドライアイ|漢方薬 | ドライマウス、口腔乾燥症|漢方薬 | ニュースレターより | ハテナ | ビタエックス(プラセンタ) | フレイルの漢方対策 | ヘパーデン結節|漢方薬 | ベビ待ち保育士さん、幼稚園教諭さん|漢方薬 | ベビ待ち小学校教員さん|不妊と漢方薬 | ベビ待ち歯科衛生士さん|不妊と漢方薬 | ベビ待ち看護師さん|不妊と漢方薬 | ベビ待ち美容師さん|不妊と漢方薬 | メニエール病|漢方薬 | メールマガジン | モンテディオ山形 | ヤフー知恵袋の漢方の回答より | リウマチ性多発筋痛症|漢方薬 | リウマチ|漢方薬 | ロコモティブシンドローム|漢方薬 | 下痢、軟便|漢方薬 | 下肢静脈瘤|漢方薬 | 不妊カウンセラーに向けて | 不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座 | 不妊治療の基礎知識…現状と問題点 | 不妊漢方治療の応用 | 不妊症の基本検査について | 不妊症の年代別漢方相談 | 不妊症テレビお茶の間講座 「子宮内膜症」 | 不妊症専門講座・PCOS 「多嚢胞性卵巣症候群」 | 不定愁訴|漢方薬 | 不正出血|不妊と漢方薬 | 不眠|漢方薬 | 不育、流産後|不妊治療と漢方薬 | 中医五官病 | 中医痺証専門講座「南通研修」への道 | 乳がんの疫学と薬物療法 | 乳腺炎、断乳、母乳|漢方薬 | 人工授精で妊娠出産|不妊と漢方薬 | 今週の漢方相談会 2008年 | 今週の漢方相談会 2009年 | 今週の漢方相談会 2010~ | 今週の漢方相談会 2013~ | 今週の漢方相談会2017 | 体外受精で妊娠出産|不妊と漢方薬 | 何先生や中医師の先生から漢方のこと聞いたこと | 便秘|漢方薬 | 免疫性不妊|漢方薬 | 全身性エリテマトーデス(SLE)|漢方薬 | 円錐角膜|漢方薬 | 冷え性|漢方薬 | 加齢性黄斑変性症|漢方薬 | 勉強会(2004~2008) | 勉強会(2009) | 勉強会(2010) | 勉強会(2011) | 勉強会(2012~) | 動悸|漢方薬 | 卵巣予備能~全周期活血化淤 | 卵巣嚢腫|不妊と漢方薬 | 卵巣機能不全、卵巣機能低下|不妊と漢方薬 | 卵管性不妊|不妊と漢方薬 | 卵管水腫|不妊と漢方薬 | 卵管閉塞|不妊と漢方薬 | 卵胞発育不全|不妊と漢方薬 | 受精障害|不妊と漢方薬 | 口内炎|漢方薬 | 呑気症(空気嚥下症)|漢方薬 | 味覚障害|漢方薬 | 咳、ぜんそく、慢性気管支炎|漢方薬 | 咽喉頭異常感症、難治性咽頭潰瘍|漢方薬 | 嗅覚障害|漢方薬 | 土屋幸太郎・漢方講演会 | 土屋幸太郎結婚式 | 土屋薬局からのお知らせ | 土屋薬局のの口コミ、評判 | 坐骨神経痛|漢方薬 | 坑精子坑体|不妊と漢方薬 | 基礎体温が低め|不妊と漢方薬 | 基礎体温が高め|不妊と漢方薬 | 基礎体温ガタガタ|不妊と漢方薬 | 基礎体温表|不妊と漢方薬 | 多汗症|漢方 | 夜中目が覚める|漢方薬 | 夢と不眠|漢方 | 女性のための漢方レッスン | 女性不妊症的中医治療 | 妊娠中と産後の体調不良|漢方薬 | 妊活・妊娠力アップ|漢方薬 | 子宮内膜が薄い|不妊と漢方薬 | 子宮内膜ポリープ、子宮内膜増殖症|漢方薬 | 子宮内膜症|不妊治療と漢方薬 | 子宮外妊娠後|不妊と漢方薬 | 子宮筋腫|不妊治療と漢方薬 | 子宮腺筋症|不妊治療と漢方薬 | 子宮頸がん|漢方薬 | 子宮頸管無力症|不妊と漢方薬 | 季節の養生法 | 学校保健委員会 | 小児チック|漢方薬 | 小児漢方 | 小太郎製薬 | 帯状疱疹後神経痛、後遺症|漢方薬 | 後鼻漏・蓄膿症|漢方薬 | 心と体 | 感音性難聴・耳鳴り、難聴|漢方薬 | 慢性副鼻腔炎(蓄膿症)|漢方薬 | 慢性咽頭炎|漢方薬 | 我が家の庭 | 我が家の庭 2008 | 我が家の庭 2009 | 我が家の庭 2010~ | 手根管症候群、腱鞘炎、ばね指|漢方薬 | 抗リン脂質抗体|不妊と漢方薬 | 抗核抗体|不妊治療と漢方薬 | 掌蹠膿疱症|漢方薬 | 排卵痛、排卵期|不妊と漢方薬 | 排卵障害|不妊と漢方薬 | 日中線記念館 | 更年期障害|漢方薬 | 月経の経血量が減少|不妊治療と漢方薬 | 月経不妊周期療法|不妊と漢方薬 | 月経不順・生理不順|不妊と漢方薬 | 月経周期が短い|不妊と漢方薬 | 月経周期が遅れる、長い|不妊と漢方薬 | 未成熟卵|不妊症と漢方 | 椎間板ヘルニア|漢方薬 | 武漢へ | 死産後|漢方薬 | 母乳|漢方薬 | 泣きたくなる | 活血化淤の応用 | 浮腫み|漢方 | 温活GO | 漢方周期療法…南京・夏桂成先生の講義より | 漢方薬の安全性について | 漢方薬局で相談を受ける婦人病について | 無排卵・無月経/不妊と漢方薬 | 無月経・無排卵・中医不妊症テレビお茶の間講座 | 生殖医療に関わる疑問に答える | 生殖補助医療の有用性と限界 | 生理痛、月経困難症|漢方薬 | 甲状腺機能亢進症|不妊と漢方薬 | 甲状腺|不妊治療と漢方薬 | 男女の更年期と神経症|漢方薬 | 男性不妊|不妊治療と漢方薬 | 痔|漢方薬 | 痛み、しびれ|漢方薬 | 痰湿|漢方 | 眼精疲労|漢方薬 | 着床障害|不妊治療と漢方薬 | 神経障害性疼痛|漢方薬 | 空胞|不妊治療と漢方薬 | 糖尿病|漢方薬 | 経血量少ない|不妊と漢方薬 | 綿花観察日記 | 緑内障|漢方薬 | 繊維筋痛症|漢方薬 | 老人性膣炎・萎縮性膣炎|漢方薬 | 耳管開放症|漢方薬 | 耳鳴り、突発性難聴|漢方薬 | 聴覚過敏|漢方薬 | 肘痛|漢方薬 | 股関節痛|漢方薬 | 肩こり|漢方薬 | 肩甲骨の痛み|漢方薬 | 肩痛、五十肩|漢方薬 | 胃酸過多、機能性胃腸症(NUD)|漢方薬 | 背中のほてり|漢方薬 | 背中の痛み|漢方薬 | 胚盤胞|不妊治療と漢方薬 | 脂漏性皮膚炎|漢方薬 | 脈拍|漢方 | 脊柱管狭窄症|漢方薬 | 脱毛、抜け毛、薄毛の漢方薬 | 脳卒中|漢方薬 | 脳疲労症候群、脳過敏症候群|漢方 | 腰椎すべり症|漢方薬 | 腰痛|漢方薬 | 膀胱炎|漢方薬 | 膝痛|漢方薬 | 膿精液症|男性不妊の漢方薬 | 花粉症|漢方薬 | 若木山、石崎山や東根の景色 | 若木山、石崎山や東根の風景2008 | 若木山、石崎山や東根の風景2009 | 若木山、石崎山や東根の風景2010~ | 蕁麻疹、湿疹/漢方薬 | 薄い子宮内膜に漢方薬が有効である可能性がある | 薬膳 | 血の道症|漢方薬 | 血管力をつければ病気は治る | 補腎の話 | 西洋医学的にみた不妊症漢方概論 | 足底筋膜炎|漢方薬 | 逆流性食道炎|漢方薬 | 過去のバックナンバーより | 過敏性腸症候群|漢方薬 | 過活動膀胱、頻尿|漢方薬 | 遺残卵胞|不妊治療と漢方薬 | 酒さ|漢方薬 | 頭痛|漢方薬 | 頸椎症、首のこり|漢方薬 | 頻尿|漢方薬 | 顔面神経麻痺、手のふるえ|漢方薬 | 顕微授精(ICIS)|不妊と漢方薬 | 風邪|漢方薬 | 食欲不振、胃痛|漢方薬 | 高プロラクチン血症|不妊と漢方薬 | 高血圧|漢方薬 | 高齢不妊症、卵巣機能低下における中国漢方の考え方 | 高齢不妊|不妊治療と漢方薬 | 鷺草、朱鷺草観察日記 | 黄体機能不全|不妊と漢方薬 | 黄疸|漢方薬 | 100歳まで元気に生きる! | 2人目不妊、第二子不妊|漢方薬 | 2004年妊娠出産おめでとうございます! | 2005年妊娠出産おめでとうございます! | 2006年妊娠出産おめでとうございます! | 2007(1月~6月)妊娠出産おめでとうございます! | 2007(7月~12月)妊娠出産おめでとうございます! | 2008年妊娠出産おめでとうございます! | 2009年妊娠出産おめでとうございます! | 2009(7月~12月)妊娠出産おめでとうございます! | 2010(1月~6月)妊娠出産おめでとうございます! | 2010(7月~12月)妊娠出産おめでとうございます! | 2011年妊娠出産おめでとうございます! | 2012年妊娠出産おめでとうございます! | 2013年妊娠出産おめでとうございます! | 2014年妊娠出産おめでとうございます! | 2015年妊娠出産おめでとうございます! | 2016年妊娠出産おめでとうございます! | 2017年妊娠出産おめでとうございます! | AMH|不妊治療と漢方薬 | COPD 慢性閉塞肺疾患|漢方薬 | FSHが低い方|不妊治療と漢方薬 | FSHが高い|不妊治療と漢方薬 | POF・早発閉経|不妊治療と漢方薬