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2004.09.11

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の体外受精。漢方で卵の反応を良くする

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

今日の仕事もひと段落しました。

土曜日ということもありますが、新しいお客様も多くて忙しかったです。


午前中には、隣県のN県からメールの漢方相談表を一度お送りして頂き、当店から返信させて頂いたお客様が車で3~4時間かけて来店されました。


体外受精のときに卵巣がうまく反応しない。


PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)があるとのことでした。


採卵してから6~8分裂(分割)までするのだから、卵さえきちんと採取できれば、今度は体外受精の不妊治療もうまくいくでしょうとのことで、漢方薬で病院での成功率を高める併用方法を検討しました。


実際に、お顔を拝見しまして、舌ベロもチェックしまして(「舌診」と言います)、漢方薬の方向性も決めました。


舌ベロの状態などが、PCOSのかたに多い特徴を持っていました。

舌は、色はやや薄いピンク色で、苔は やや白くてちょっと厚めです。


卵がうまく出てこない排卵障害のPCOSの、一つの原因としましては、①淤血(おけつ) ②痰湿(たんしつ)などの邪気(じゃき)が卵巣に集まっているからだとを中医学では認識しています。


舌の苔がやや白くて厚いのは、痰湿(たんしつ)という邪気が体にあることの「証明」です。

痰湿の邪気を追い払う方針をとります。


同時に舌の色が薄いことは、血虚(けっきょ)と呼び、血が足りなければ生理がこないですから、補血(ほけつ)して生理を整えることも原則になります。

補血すると卵に効果的です。


通常の「精(せい)」を補う補腎作用のある「卵巣年齢を若く保つ漢方薬」と「血(けつ)」を補う養血調経の子宮内膜を整える漢方薬とともに、補腎化痰作用のあるものを併用したほうが、かなり効果が上がります。


昨年は、当店では PCOSのお客様、2人とも妊娠されていますが、お二人ともにその原則を守っていきました。


今日、ご来店頂きましたお客様には、上記のことを踏まえまして、婦宝当帰膠に参茸補血丸、そして化痰補腎作用のあるシベリア霊芝(チャガ)をお勧めました。


一般的な原則としましては、①補血 ②補腎の方法が体外受精のときのセオリーになりますが、PCOSの方の場合には、痰湿(たんしつ)が絡んでいるケースがありますので、キノコ類のシベリア霊芝で痰湿を化痰(かたん)していけば、もっと排卵に関しまして有効ですし効果的です。


そういうことを説明しまして、お車を見送りましたが(無事にご到着されたでしょうか?)、私もうまく成功してほしいと心から祈念しております。

前向きにがんばっていきましょうね。


今日の彼岸花は、昨日よりも少し角度がついています。

自然って不思議ですね。

彼岸花、咲くのが楽しみです。

彼岸花

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