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2004.11.10

漢方で突発性難聴が調子よくなりました! 耳鳴り(または突発性難聴)とストレスの関係

最近、耳鳴りの漢方相談を受ける機会が多くなっています。


先月には、突発性難聴のお客様、「漢方薬で調子が良くなった」という嬉しいお便りがありまして、私たち土屋薬局のスタッフ一同もとても喜んでいたところです。


コメントでは「火を消してサッパリ湿度解消の漢方薬」を服用すると気持ちがスーっと楽になって、耳の状態もいいそうなのです。


性格的には、几帳面とかストレスに弱かったり、またはイライラしやすいなどの気が詰まりやすい傾向があるようなタイプのかたには「火を消してサッパリ湿度解消の漢方薬」が向いているようです。


中国漢方では、ストレスなどのイライラや悩み事は、五臓の「肝」に影響を与えるとしています。


五臓の「肝」には、「肝気(かんき)」という全身の「気」の流れを統率している「大元(おおもと)」がいます。


普段から朗らかに過ごしていればいいのですが、家庭のことや会社でのことなどなど、さまざまなストレスを抱えていますと、「肝気」が詰まってきます。

だんだんと次第に、「肝気(かんき)」が全身を流れなくなってきます。


肝臓の経絡は、片頭痛の頭の片側や生理前の胸の張りや高プロラクチンなどの「胸」のあたり、またストレス性のお腹の痛み、卵巣嚢腫などのお腹の片側など、わりと「Hなライン」を通っています。

「肝気(かんき)」が詰まれば、それらの肝臓の経絡に影響を与えるのは「必然」と言っていいかもしれません。


よく女性の人のPMSで、イライラや胸の張りなどのトラブルがあることをお聞きしますが、それは「肝気」の詰まりなのです。


「肝気」+「詰まり」=「肝気鬱結(かんきうっけつ)」または「肝気鬱滞(かんきうったい)」です。

さて、突発性難聴のお客様の場合には、「肝気鬱結」よりも更に更に、長期間「気」が詰まってしまいますと、「気」とは不思議なもので、突然に「火」となって炎症を起こしてしまいます。

これが、「肝火上炎(かんかじょうえん)」です。

プロラクチンが高くなることもあります。

耳鳴りもひどくなってきます。


ある日、突然に耳に難聴や耳鳴りが起こる「突発性難聴」も、中国漢方では、いきなりその病気になったのではなくて、今までの「ストレス性の積み重ね」によっても生じていると認識しています。


「火を消してサッパリ湿度解消の漢方薬」は、「肝火上炎」を解消する結果、耳鳴りの軽減に役立ちます。


女性のかたの場合には、耳鳴りの原因としてもう一つとしましては、いわゆる「血の道症」が関連していることもありますので「当帰などの配合シロップ漢方薬」などを併用することも素晴らしいです。


「当帰など配合シロップ漢方薬」も、補血活血することにより、からだ全身から耳鳴りや難聴の軽減に役立ちます。


さらに、詳しくというか、マニアックな漢方解説をすれば「当帰など配合シロップ漢方薬」は「肝血(かんけつ)」という、「肝」の「陰血」を補い「肝」を和らげるので「火を消してサッパリ湿度解消の漢方薬」の「肝火」を鎮める働きとともに、「肝」を調節して耳鳴りや突発性難聴を軽減していると言えます。


耳鳴りや突発性難聴の養生法としましては、ふだんから努めてリラックスしてイライラしないことなども大切ですし、食事でも辛いもの、たとえばコーヒーやお酒などの刺激物も控えます。


睡眠も十分にとることも、大切になります。

ちょっと難しい話でしたが、参考になりましたら、幸いです。


DSC00252.JPG
11月5日の撮影です。東根市の工業団地の紅葉です。

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