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2006.10.11

不妊と生活習慣、薬剤。性交渉とセックスレス、男性不妊漢方

今週末の14~15日(土日)は、東京のイスクラ産業という漢方の会社の7階で、「テレビお茶の間講座10月スクリーニング」があります。


今回の勉強するテーマは、「補腎薬の効果的な使い方」「安胎法(あんたいほう)」についてです。


「補腎薬(ほじんやく)」とは、「補腎の話」でも軽く述べましたが、五臓の「腎(じん)」を強化する漢方のことです。

五臓の「腎(じん)」は、お父さんの「精」とお母さんの「精」が合体して誕生した私たちの「腎精(じんせい)」を保っているところです。


「成長、発育、老化、死」に関係するところが「腎(じん)」です。


「腎(じん)」が元気だと体は若々しいです。


「アンチエイジング」「抗加齢」の世界です。


不妊症では、「性交渉」「性欲」「卵の質」「卵の数」「精子の数、運動率」などが、中医学では「補腎(ほじん)」と関係がある分野です。


第19回不妊カウンセラー養成講座」では聖路加国際病院の婦人科部長 佐藤孝道先生の講演の「ガイドライン・文献から学ぶ 不妊と生活習慣、薬剤」の中で「性交渉」のところがありました。


○性交渉はいつ何回ぐらいすればよいのか?

2003年7月から2006年2月までの聖路加国際病院生殖医療センターでの統計では、「半数は月に2回以下」で「性交渉が無いに等しい」ということでした。

データーは、39歳以下と40歳以上に分けていましたが、月に性交渉が0回も39歳以下では12・5%、40歳以上では23・0%とのことで「セックスレス」の実情が分かりました。


(やはり40歳以上のほうが、夫婦生活が減る傾向にあります)


19回不妊カウンセラー養成講座


19回不妊カウンセラー養成講座


19回不妊カウンセラー養成講座

子宝に恵まれるのも、「性欲」で愛し合うパワー。


中医学では「補腎(ほじん)」が大切だと私は講演を聴きながら思ってしまいました。

さて、安胎法の話ですが、これは「流産を防止する漢方」のことです。


どんな方法を教えてくれるのでしょうか。

今から楽しみです。

そういえば、よく漢方相談で、奥様のご相談が圧倒的に多いのですが、「主人にも漢方で精力つけてもらいたい」というお客様のほうがご懐妊しやすいと思います。


補腎の漢方では、精力系では「参馬補腎丸(じんまほじんがん)や「海馬補腎丸(かいまほじんがん)」「至宝三鞭丸(しほうさんべんがん)」「参茸補血丸(さんじょうほけつがん)「双料参茸丸(そうりょうさんじょうがん)などが有名です。(ちょっと紹介です)

そのような訳でして、「2週連続週末勉強会」です。


それにしても「中医不妊症専門講座」は、スクリーニングなど多くて、物凄く勉強が充実しています。

有難いものです。


勉強したことは、なるべく「イン アンド アウト」「ココログ・ポートフォリオ化」で情報を書いていきますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。


なお、来月11月は前半に1週間ほど、婦宝当帰膠の製造工場の故郷「武漢(ぶかん)」に沼津の小島先生を団長にして訪れます。

中国は、3年ぶりくらいですから、今から楽しみです。


最近は、寒くなってきましたので、みなさま風邪などお召しになりませぬよう。

どうぞお元気で、今日も素晴らしい日になりますように。

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