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2007.03.23

親になること、家族になること

親になること、家族になること
携帯からの投稿です。

いよいよ明後日が仙台での試験日なので、昨夜の勉強は過去3回私が受講した
「不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座講演集」を
ざっと眺めていました。

試験の数日前になれば、過去の問題を見たり、
山をしぼって大切なポイントだけを見るのが王道なので、
最後に復習を兼ねて過去の受講したときのことを思い出していました。


その中で、第18回の講演のメモ書きを
再度読み込んでみて、心にしみじみと来ていました。


ちょうどそのときの感動は、「土屋薬局メールマガジン42号」にアップしています。

再度のその中の一部を掲載させて頂きます。



先日、25~27日(金~日)と東京の虎ノ門のニッショーホールで、
不妊カウセリング学会と不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座に
参加してきました。

その中で私が一番と印象に残ったのは
里親のかたの講演でした。


その方は一般の方ですので、
講師のかたのお名前はこの場では伏せさせて頂きますが、
私の心の奥深くに一言一言が響いたのでした。

https://tutiya.cocolog-nifty.com/kanpotusin/2006/05/post_67be.html

最初は眼鏡をお掛けになっていて、
正直言いますと、どこにでもいる「おじさん」でした。

ところが話を進めるにつれて、
会場がシーンと水を打ったかのように静まり返り、
周囲から涙をすする音が聞こえます。


私も思わず、眼鏡を外して涙をふいてしまいました。

講演会に参加すること、人と会話することは、
そのかたの人生の体験の一部を共有することであります。

映画や小説もそうだと思います。


「不妊は身内から受ける圧迫がつらい。

苦しみ、圧迫です。

不妊は少数でも他人事でもありません。

ごく身近ななことです。」


の言葉から始まった講演会90分は、本当に私の人生でも
稀な体験でした。

「愛されているという愛情があれば年齢は関係ない。

ひどい話だと、養子縁組で子供が来て、
親がガンになってその子は何も悪くないのに、
親戚に「疫病神」と言われた。

その子は、残った片親に育てられたが、
全然曲がらなかった。


それは親に愛された体験があるからです。

いじめる、いじめられる側にも愛された体験がない。


人が生きるのは時間でも、豊かな生活でもない。


心が充たされなければならない。


夫婦もお互いが充たされなければならない。

不妊治療は屈辱感があった。


不妊治療を切り上げる原因になった。

ちょっとした言葉をかけて上げて下さい。


ちょっとした世間話がほっとする。

子供たちは、私の人生につなげて、僕らの未来につなげてくれる。


命の証を子に託せる。


生きている価値をつかみとりたい。


産めないことは悪くない。


自分たちの未来のために子に会いたい。

医師にも養子縁組を必要悪と言う人もいる。


息子の母親は入水自殺した。

息子が5歳のときに真実を告知した。

息子が言った。


「僕は海がきれいな町で生まれたんだよ」


私は、はっと思いました。

人間の記憶は自分が生まれたときを覚えている人もたくさんいますし、
5歳までの記憶は鮮明です。


確かに、息子はY県で生まれたのです。

海の水は冷たかったそうです。


真実告知をしていないと、真の親子にはなれない。


産んでくれた母がお前を守ったんだよ。


産んでくれた人の悪口は絶対に言ってはならない。


もし子供が非行に走ったとしても、愛された記憶があれば戻ってくる。


ルーツ探しをしても、やはり育ててくれた人が自分の親。

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