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2007.04.24

不妊治療の基礎知識…現状と問題点(5)

日本中医薬研究会の先生方からの質問に佐藤先生が答える。


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○自然周期の排卵が早い場合(10日前後)、その原因(メカニズム)と対応方法<br />

○自然周期の排卵が早い場合(10日前後)、その原因(メカニズム)と対応方法


卵巣機能が落ちてきている。

閉経の前 24~25日周期。

26日周期までは正常。~32日。


FSH ↑

卵巣が高い刺激を受けている。

ムチを受けているので、排卵が早くなってしまう。

卵巣の卵の数が減ってきている。

クロミッドを使うと排卵を遅くさせるが、効果は分からない。



○体外受精で採卵するとき、9~11日目で採卵される人が多いようですが、その判断基準は卵胞の大きさだけなのでしょうか?

成熟の「度」は考えられないのでしょうか?

卵の成長期間を考えると、後の2~3日の成熟はとても大切な時間と思われますが…。いかがでしょうか?


→卵胞の大きさで判断する。

エストロゲンは、測らないことが多い。


17~18ミリでHCGを打つ。

卵胞1個→エストロゲン 300ピコ。


エストロゲンの計測は、1回3000円くらいかかるので、お金がかかるし、メリットは無い。



ここからお勉強。

○卵胞の発育。


月経期:月経時には径4~6ミリの卵胞が数個認められる。


主席卵胞:LHサージの5日前に直径12-14ミリになり、以後1日平均1・5ミリ前後発育し、排卵前には約20ミリに達する。


閉鎖卵胞:主席卵胞意外の卵胞は、主席卵胞からのエストロゲン分泌上昇によってnegative feedbackがかかりFSHの分泌は低下・アンドロゲン貯留がおこり、卵胞は閉鎖にむかう。


クロミッド→22~23ミリ。

HMG→26ミリ。


赤ちゃんは、hcgを出して、お母さんの卵巣刺激をする。

もっと住みやすい環境にしてよ~と指示する。

人間の体とは、よく出来ているものです。



採卵周期からすると、胚盤胞までもっていっても、あまり妊娠率は変わらない。



○卵子の生存期間について、24時間とか、10~12時間とかの説がありますが、実際は?


タイミング法のスライド


排卵日の翌日はダメ(妊娠しない)。


28日周期だったら

14日排卵だとすると、10日目から2日に1回は性行為をしたらどうでしょうか?


排卵日は、妊娠する確立が落ちている。

LHは頚管粘液を減らす。

シャッターを下ろしてしまう。


排卵の前、前日に性行為をする。



ちょっと休憩です。


先日まで私の家の近所では、梅の花が咲いていました。


梅の花をうららかな春の日差しに眺めていると、私の心の中には「平和」という文字が浮かんできます。

毎年、梅の花を見ては感激して、心を新たに「がんばろう」という気持ちになります。


昔の私の気持ちは、漢方コラム 「」の中にあります。


さて、平成19年度 2007年の梅は、いかに!


Imgp5465070420

土屋薬局の道路を挟んだ前のTさんの家です。


子供の頃には、夏休みにはよくセミ獲りに行きました。

毎年、見事な紅梅を咲かせますので、春の時期は店の中から見えますので、昼休みに歩道側から撮影させて頂きました。


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隣の警察署を挟んだところには、見事なしだれ桜もあります。


隣の警察署を挟んだところには、見事なしだれ桜もあります。


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隣の警察署を挟んだところには、見事なしだれ桜もあります。


不妊症・婦人科疾患には経験豊富な漢方薬剤師、国際中医師、不妊カウンセラーが漢方支援。
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