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2007.06.13

「認知行動療法」における再度の感想

不妊学会での慶応大学の大野先生の講演で、
まだ書き留めていないことで、昨日に私の頭の中にふと浮かんだもの。


うつ病を理解する:認知行動療法の視点から」も参照してください。



1)人間関係の「水平関係」について

→人に近づいていかないと、新たな人間関係は築きあげない。

→人に冷たくすると、人間関係は「水平関係」であるから、相手がそのまま逃げていく。


「ブーメランの法則」が講演を聞いていて、頭の中に浮かんできました。


「一歩踏み込んで他人に接しないと、親しくなれない」ことは、
小学校時代からの社会生活でも学んでいるはずですが、
こうして社会人になってから話を理論的に聞くと、とても新鮮でした。


一方で、大野先生は、「人はみんなに好かれる訳ではない」


親しい関係もあれば、ほどほどの人間関係もあってもいいのでは?


「八方美人」で、あらゆる人間関係に力を入れるのは難しい。


とも述べられていました。

Imgp1136070613


「人はみんなとは仲良くできない」


名言かもしれないです。



2)「思い込み」


大野先生は、3つの実験の話をされて、
「思い込み」の潜在意識について説明されました。

A)ねずみのはなし


Imgp1119070613


人間の「主観」は怖いですね。


何事も頭から決め付けては、いけませんね。


「俺は駄目だ」とか「何をやってもうまくいかない」などと
自尊心を傷つけることは、やはり何も行動を起こさなくなるので、
何も良いことが起きなくなってくるのですね。


実験であっても、人間の主観による「偏見」について考えさせられました。



B)学生の実験


アメリカでの話。


2つのクラスは、成績はまったく一緒だった。

その条件で2つに分けている。


入学したときから、一方は「優秀クラス」で
一方は「落ちこぼれクラス」と、担任の先生にも生徒たちにも
吹き込んでおいた。

1年後に、見事に成績が違ってしまった。


「優秀クラス」は、張り切って勉強して、何事にも積極的で、
成績全般が良かった。


「駄目クラス」は、成績が全般的に実際に落ち込んでしまった。


過去の実験であるらしいですが、自分が「駄目クラス」とか
「駄目学校」と言われて教育されますと、まさに「一生の問題」になってしまいます。


偏差値主義や名門校のネームバリューのご威光は、
たしかにあり得るかもしれませんね。


「頭から子供や自分の可能性を否定しない」

「未来を閉じない」ことが大切でしょうね。



C)犬の実験


犬を上から紐で、ぶら下げます。(ああ可哀想)


1匹の犬は、何も刺激なし。

2匹目の犬は、電気ショック!

でも、前方の壁にスイッチがあって、それを鼻で押すと電気ショックは止まります。

3匹目の犬も、電気ショック!

前方の壁に、スイッチがありますが、鼻で押しても電気の不快な刺激は止まりません。

(ああ可哀想)


次に…


それぞれを地面の降ろします。


前方には、飛び越えるだけの小さな壁を置きます。


1匹目の犬に、電気ショック! 

→難なく飛び越えていけました。


2匹目の犬に、電気ショック!

→何か行動すれば解決すると認識しているので、その犬も壁を飛び越えました。


3匹目の犬に電気ショック!

→「何をやっても駄目だ」とわかっているので、可哀想に電気ショックを受けるがままで、
前にある小さな壁さえも飛び越えていけませんでした。


(これは、1967年の実験です。かなり有名な実験だそうです)


もう一つの話もありましたが、

ねずみをぐるぐると流れる水につけておけば、
やがては一生懸命泳いでも無駄だと悟り、
ただ水に浮かんでいるだけになるそうです。


人生はただ流れに任すだけではなく、
ゴールという目標をもって、行動していくことも大切なのだと思います。

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