おくらの花と中医学的な薬膳解説
<2007年7月26日撮影 おくらの黄色い花>
すごくきれいな、それはきれいなきれいな、黄色い花が咲いていました。
母親に聞いたところ、みどりさんにもらった「おくらの花」でした。
おくらの花は、とても食用になると思えない、まさに園芸の世界のきれいな花です。
気品と上品さを感じるほど、美しいものです。
「おけら」ではなくて、「おくら」の花です。
イングリッシュガーデンとは高級そうな感じで憧れてしまいます。
私たちの身近にも素敵な花はたくさんあります。
やはり私たち日本人の食卓に上がる「食用」の花こそ、価値があり、普遍的なものではないでしょうか。
国産の「和の世界」
国産の「美」と称しましょう。
「おくら」です。
ああ、おいしそうです。
我が家の食卓に上がる前に、パチリと撮影です。
「おくら」はとてもおいしいし、美味だと思います。
これで、夏にも負けません。
薬膳の解説を久しぶりにしようと思い、伝説の「漢方コラム」を作ろうと思ったら、私の持っている蔵書には「おくら」が載っていませんでした。
そこで、私が四気五味を解説しましょう。
おくら
五味: 甘味 →栄養、滋潤さようがあり、夏の疲労回復、夏ばて防止に。
精力増強作用も期待できるかも。
四気: 平性 →偏らない調和したもので、もしかすると「微涼」で夏のほてりを解消するかもしれません。
帰経: 脾胃(ひい)と肝、腎
胃腸を丈夫にして、肝臓や腎臓の疲れを解消する。
…
素晴らしいです。
自分で想像して「おくら」の薬膳を解説してしまいました。
最後に、百合の花でお別れです。
とても良い香りがします。
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