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2007.07.06

希発月経について

先日の「テレビ電話勉強会」の続きです。


今回は、希発月経(きはつげっけい)について。


月経周期が39日以上、3ヶ月未満を「希発月経」、
3ヶ月以上無月経を「続発性無月経」という。

おもな原因は、ホルモンのアンバランスにあるが、
無月経が長く続くと、卵巣や子宮の働きが悪くなり、不妊の原因になりうる。


ただし、初潮が始まってからの4~5年間は、
月経周期が定まらないことがある。

また、月経の周期が長くても、定期的で排卵があれば
それほど心配はない。

希発月経が続いたり、周期がどんどん長くなる場合は、
卵巣や甲状腺の機能不全の可能性がある。

希発月経の病機


陰血不足(いんけつぶそく)または陰虚陽弱(いんきょようじゃく)

↓↑      ↓↑     ↓↑

気滞血淤  寒凝衝任  痰湿阻滞


重陰転陽(排卵)の障害が根本である。


希発月経は、排卵がない。排卵が遅い。



希発月経の対策について


弁証要点:月経の期、量、色、質、全身症状


○陰血不足…杞菊地黄丸、潟火補腎丸、オリヂンPなど

(BBT高め、周期が短い陰虚火旺のときには、オリヂンPよりも芍薬甘草湯)

○寒凝血脈…冠元顆粒、爽月宝、星火逍遥丸など

○気滞血淤…冠元顆粒、爽月宝、星火逍遥丸など

○痰湿阻滞…星火温胆湯、星火健脾散、チャガなど

注意要点→卵胞期と排卵期  これらがメイン


補(補腎養血)と瀉(理気活血化痰)は、おりものの有無で使い分ける。


おりものが大事


生理が終わってから、補腎(ほじん)

次に + 理気活血(りきかっけつ)


これでも排卵しなかったとき

もう1回 +補腎


(これは周期療法)


注意事項:


1)周期療法と弁証論治の結合

2)弁証弁病(べんしょうべんびょう)の結合

(PCOS、甲状腺機能低下、PRL高いなど)

3)陰と陽の関係を重視する。

陰虚求陽、陽虚求陰

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