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2007.11.16

糖尿病と経口血糖降下薬について~インスリン導入の時期と製剤の選択

昨日の夜は、同じく薬剤師である父と連れ立って、
グランデール寒河江というホテルで、薬剤師会の研修会に参加してきました。

北村山地区と寒河江西村山地区の合同研修会です。


不妊カウンセラーとして、今まで「メトフォルミン」などの
インスリン抵抗性改善薬の勉強をしていたので、久しぶりに、
というかこちらが本道なのですが、
糖尿病においての薬の使い方を学び新鮮でした。

寒河江病院の先生によりますと、メトフォルミンはとても良いお薬だそうです。


さて、勉強会のメモです。


「インスリン導入の時期と製剤の選択」 

特別講演 寒河江市立病院 内科医師 大沼寛先生


SU受容体 S1、2A,2Bがある。

それぞれ選択性がある。


抗GAD抗体→1型糖尿病

内因性インスリン分泌能→血清、尿中、CRPの測定

血糖値60↓ だと、内因性のインスリンは出ない。


インスリン注入器→製品によって、一長一短がある。


最近の針は、髪の毛ぐらいの大きさで、痛みはほとんど無い。


インスリン注射→血糖コントロールは時間をかけて、ゆっくりと行う。

糖尿病網膜症は、血糖値が急に下がることにより、悪化することがある。


インスリン→速攻型 1日3回


1日投与量 = 体重×0・2 (経験的数字) が目安。


中間型や混合型のインスリンは、あまり勧めない。


SMBG 血糖自己測定

食事の前に測定する。

食事の30分前に注射を打つ。

→インスリンの使い方が悪いと、食後の高血糖の改善の妨げになる場合がある。


糖尿病15年は、合併症の可能性がでてくる。


混合製剤の使い方は、2:1が基本。


症例より。

清涼飲料水ケトーシス→ペットボトル症候群の患者がいて、
本来は入院治療を行うところを、入院が出来ないと拒否され、
外来で治療した。

結果は良好な推移を示した。


グリコヘモグロビン 6・5パーセント以下 →インスリン療法を止められる。

グリコアルブミン = グリコヘモグロビン×3 18%未満


空腹時 150~180mg/dl または グリコヘモグロビン 7・5~8%以上

は、インスリン導入を検討する。


夜間の低血糖→朝に逆に血糖値が上がっていることがある。

寝る前に空腹時血糖を測る。(SMBG)

140は大丈夫。

100くらいだと補食をする。


追記:その後、懇親会で一緒のテーブルだった、県立病院の看護師さんに名詞を渡したところ、私が薬剤師で不妊カウンセラーなので、とても尊敬されまして嬉しかったです。その県立病院には、数多くの不妊の患者さんが訪れているそうです。その中で、不妊治療の説明は専門的なので、どうしても医師まかせになってしまう。と述べていました。「ぜひうちの病院で働いてもらいたい」とスカウトされまして、嬉しかったですね。「宣伝すれば、多くの人に役立つので、インターネットでもすればいいのに」とも言われましたが、こうして、こうやってブログを書いていても「鄙び系」なので、あまり宣伝にならないようです。(苦笑) (大体、お客様が1人やって来ますと、新しいかたで1時間か1時間半くらいかかりますと、1日にお相手できるお客様の数は、限界があるのも事実です。)

私の仕事柄、薬剤師でも特殊な資格を持っていますので、看護師さんに「受け」がいいです。(^^)

あとは、若手の薬剤師さん(男性)が私の中高の後輩で同じ市に住んでいることが分かりまして、意気投合して、人脈も広がって良かったです。最近は、20代の薬剤師さんが眩しく見えます。もう私も年でしょうか。(弱気)

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