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2008.02.22

乳がんの疫学と薬物療法まで(2)

昨日の「乳がんの疫学と薬物療法」までの続きです。

だんだんと山形も雪解けの気配で、道を歩いていると、
雪解けの音を聞くことが多くなってきました。

さて、本題に入ります。


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乳がんのリスクファクター

内分泌環境:長期の高い血中エストロゲンレベル曝露により、乳がん発症率は増加する。


○初経年齢が早い

○閉経年齢が遅い

→一生のうちに月経回数が多いほど、発症のリスクが増加する。


○妊娠回数が少ない
また、初産年齢が30歳以降では26~27歳の16倍に危険率が上昇する。


→未経産婦と経産婦では未経産婦で発症のリスクが増加


○外因性エストロゲンの摂取

→ホルモン補充療法(HRT)は乳がんの発症リスクを高める可能性があり、ルーチンに長期間HRTを実施すべきではないとされている。

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乳がんのリスクファクター

遺伝・家族暦:乳がん家族暦がある、BRCA1、BRCA2の遺伝子変異であり、乳がん発症率は増加する。


なし

母親

姉妹

母親と姉妹


(近親者に、乳がんの患者さんがいたら、定期的な検診が大切だと思います)

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乳がんのリスクファクター


食事

◆アルコールについては、1日2杯以上でリスクファクターとしての影響があるとされている。

◆脂肪摂取については明らかではないが、閉経後女性ではBMIが大きいほど、リスクが高いことが報告されている。

これらは生活習慣、食事などの影響もあり、見極めは困難とされている。


喫煙

◆影響がない、またそれとは逆にリスクを下げるという報告があり、一致していない。

◆ただし最近では、閉経前ではリスクを上げるとの報告がある。

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