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2008.04.10

ルイボスティーなど嗜好品のお茶について

昨日、隣県より来店されたカップルのお客様と生活習慣なども詳しく聞かせて頂いていました。


3年前よりも体重が増加しているそうです。

ぜひ、今度は排卵誘発がうまく出来て、移植できるようにとのご相談でした。


舌ベロは、胖大(ばんだい)で少し大きめです。

舌の横には歯型が付いて、波打っています。

これは「歯痕(しこん)」と言われていて、胃腸が弱かったり、水分の過剰摂取も疑われます。


話をお聞きすると「ルイボスティーが不妊に効く」というので、1日に2リットルくらい飲んでいたと言うのです。

お茶などの水分のとり過ぎは、胃腸を弱めますし、体のバランスを崩すことにつながります。


現に舌ベロが通常よりも大きめの形で、歯型もついているということは、痰湿(たんしつ)の証です。

この場合の養生は、過剰な水分摂取を控えることが大切ですし、ビールなどの飲酒も控えめにしていたほうが良いです。

漢方的には、胃腸を丈夫にして、体のむくみをスッキリさせたほうが、ダイエットにも、体調全般にも、また排卵などにも有効です。

1日に30分くらいは軽く散歩するなどの運動もお勧めです。


いろいろとブームになるものとして、ほかにもタンポポ茶や山茱萸(サンシュユ)、お種人参などもありましたが、これらは一味の単味製剤で漢方の世界では、これらだけが不妊に効き目があるということは、まったく無いのです。

とくにタンポポは、蒲公英 (ほこうえい)と言って、これは清熱解毒作用があり、元来は乳腺炎などの炎症を抑えたり、お乳の出を良くするもので、不妊専門ではありません。

山茱萸も六味地黄丸や八味地黄丸の成分にもともと配合されているもので、一味で使うことはあり得ませんし、お種人参もこれも、漢方薬では方剤の中に配合されるもので、これ一味で処方することもありません。

ルイボスティーも然りです。

ルイボスティーは、10年以上前に流行っていたのですが、違う形、つまり「不妊に効くお茶」で再デビューをしていて、薬剤師の立場からすれば、ビックリでした。

専門の知識がある医療職の方々は大丈夫だと思いますが、一般の素人の人達が一生懸命飲んでいると可哀相です。

やはり生活習慣の改善すべきところ、睡眠、運動、食事などを見直して、同時に一人一人の体質別の養生があるべきだと思います。

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