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2008.05.24

生殖補助医療の有用性と限界(3)

○体外受精─胚移植法

体外受精・胚移植法(IVF-ET)

操作はかなり単純です。


○胚移植

難しい、医師の技量が左右する。

胚移植をしたときに、出血すると、血液の鉄や重金属などの毒性が、胚に悪い影響。

きちんと胚が入っていかない。

医師の手技は重要。責任重大。


○二段階胚移植

子宮内膜に胚の存在を気づかせる。→準備のできた子宮内膜に胚移植。

悪い胚を最初に入れて、捨て駒にして、良い胚を後から入れる。


○胚移植手技は妊娠率を左右する。

施行者によって妊娠率が変わる。


○生殖補助医療妊娠率


1)体外受精胚移植

40才未満 40%

40才以上 20%


2)顕微授精

40才未満 48%

40才以上 16%


最近の高齢のかたの妊娠例。


40才 23人

41才 12人

42才 11人

43才 7人

44才 4人

45才 2人

46才 1人

47才 2人


○体外受精─胚移植法の利点

●卵管や子宮頚部をバイパスできる。

→卵管閉塞、重症子宮内膜症や頸管因子不妊に有効

●卵子や胚の状態が分かる。

→治療方針の決定に有効

●精子の受精能力が分かる。

→治療方針の決定に有効


○男性不妊症

顕微授精(ICSI)

卵子に対して

マイクロピペットで、射出精子、凍結精子、精巣精子、精巣上体精子などを入れる。

(白血病の人は、精子を凍結した。白血病が治ってから、ICSIを行ったが、妊娠してとても喜ばれた)


精子の尾っぽを切ったほうが妊娠しやすい。

老化の卵は、透明帯が厚くなる。

良い胚培養士にやってもらうと得。

「雲の峰 いくつ崩れて 月の山」

<2008年5月21日 「雲の峰 いくつ崩れて 月の山」>


次は「生殖補助医療の有用性と限界(4)」です。

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