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2008.06.19

循環器疾患の薬物療法~多剤併用となる理由~

「循環器疾患の薬物療法~多剤併用となる理由~」

寒河江市立病院 副院長 内科 千葉純或先生


昨日の6月18日(水)に午後6時半から、
寒河江市立病院で寒河江・西村山薬剤師会主催の研修会がありましたので、
ここにレポートをまとめたいと思います。

実用中医学を実践していて、不妊カウンセラーの資格を持ち、
ふだんは婦人科の先生たちの話を聞く機会が多いのですが、
薬剤師としても研修を積んでいます。

道は遠いですが、「目指せ!認定薬剤師」です。


○私のメモ内容

レニベース(低用量)→心不全に

アーチスト(低用量)→心不全に


○動脈硬化は、血管の炎症だ!


○アンジオテンシン


○NO(亜硝酸)


○プラークが破れる→急性冠症候群

破れる直前まで、血液はスムーズに流れているので、
直前まで自覚症状が無いこともある。


○アンジオテンシン

AT1(悪い) AT2(良い)


○PCI→冠動脈形成術、ステント


○ワーファリン+パラミジン(ブフローム)→作用増強の組み合わせ


○ジギタリス→中毒が怖い→半減期が長いから


○ワーファリンは服用したままで、抜歯できる。

止めたほうのリスクのほうが怖い。


○ステントを入れている→パナルジンが確実。

パナルジンの副作用は肝機能が悪くなること。


○パナルジン2T、クラビックス75mg1T (抗血症板剤)


○アカルディは、どうしても!という時だけ。長期は使えない。

<懇親会の感想>

仙台出身で山形大学医学部を卒業された千葉先生は、
明るくてダンディで若々しかったです。

生化学とか有機化学が好きだそうで、道理で、
「薬剤師に近い感じで、かなり薬に詳しいわけだ!」と思いました。

内科の先生は、薬に詳しい先生が多いとは知っていましたが、
垣間見た感じです。

宴席は千葉先生の前日の当直明けにも関わらず、
夜遅くまで盛り上がり、楽しいひと時でした。

ステントなども実際に見せて頂きまして、
「いや~ステントとはかなり頑丈なんだ」とか実感したり、
「今の私の処方ではアメリカでは一流企業の幹部しか飲めないもので、
日本の国民健康保険制度は素晴らしいです」
「ジェネッリックの後発品は、責任を持てませんから駄目です」
などなど、実践の一流のお医者さんの視点もお聞きできて良かったです。

相手の目をきちんと見て、私たちに分かるように話す姿勢や、
朗らかさなども見習いたいと思いました。

いつしか宴席の最後のほうでは、私とクラッシックの話題になり、
会話が盛り上がってしまい、「そうか、講演の内容よりも盛り上がっているね!」と
ニヤリと言われたことは秘密です。(笑)

医学とクラシックは相性が良いかもしれませんね。

きっと、千葉先生がステントを入れているときには、
頭の中で、ピアノの旋律が流れているかもしれません。

(血管内視鏡で、血管の中を見るのが一番確実なんだそうですが、
そのような施設はあまり無くて、一般的でないそうです。
ただし、「実際に医師が自分の目で患者さんの血管の状態を見ることがベスト」で、
それを実施しない限り、血管の炎症の動脈硬化の状態は、
あくまで「推定」に過ぎないそうです。
それを聞いた私は、以前に婦人科の別府先生が言っていた、
「子宮内膜症の確定は、腹腔鏡で実際にお腹の中を医師の目で見ないと分かりません」という言葉を思い出しました。)

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