マーラー交響曲第四番と彼岸花咲きました。
今朝も早朝ジョギングで、アイポッドを聴きながら走りました。
用量制限のためにアイポッドの中身を適時入れ替えているのですが、最近は洋楽ロックに加えてクラシックも増えてきました。
ブロムシュテットさん指揮のシューベルト交響曲全集に、カラヤン指揮ベートーヴェン交響曲全集、サー・ゲオルグ・ショルティさん指揮バルトークに加えまして、昨日思い立ってマーラー全集の半分くらいを入れました。
クラッシクファンになりたてのときに、銀座の山野楽器で何故か?マーラー全集を購入してしまったのです。
しかも、ショルティ指揮 シカゴ交響楽団の演奏で。
ショルティさんが指揮すると、マーラーの曲の情念をねちっこく演奏するのではなくて、本質を追及したかのように、スコアを真剣に追った指揮になるそうです。
ということで、金管楽器の美しいシカゴ交響楽団の演奏のマーラー交響曲第四番を聴きながら走りました。
第一楽章から第三楽章まで、終始一貫として主旋律であるメロディが繰り返されます。
陽気であるようで、物憂げなメロディは、一度聴いたら虜になるでしょう。
ベートーヴェン交響曲第三番「英雄」のように。
そして、ジョギングのそろそろ終わり掛けの頃─野川橋を渡り朝日に輝く川を見つめたときに─天上から天女の歌が舞い降りてきました。
天上の世界を歌い、至福に満ちたその声はとても美しいです。
私たちが楽しんでいるのは天国の喜び だから、地上の俗な暮らしは避けている。
俗世界のやかましい騒ぎなどひとつも 天国にいると聞こえて来はしない。
何もかもこよなく穏やかに安らかで こよなく穏やかで安らかに生きている。
私たちが送っている暮らしは天使の生活。
そればかりか、実に愉快で 実に愉快で朗らかな私たち。
私たちが送っている暮らしは天使の生活。
踊ったり、跳んだり、はねたり、歌ったり、私たちは歌う。
天国の聖ペテロが眺めているなかで。
さあ、天上の世界を思いながら今日の彼岸花を紹介しましょう。
<2008年9月19日 我が家の庭 彼岸花>
明日もマーラー聴いてみよう。
そこにはカタルシスが待ってるんです。
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