産後うつ病の漢方相談…更年期の上の夏と下の冬を楽にして体を春にする
お客様からの相談に答えに窮したので、
恩師の先生が教えてくれましたので、忘れずに書き写しておきます。
産後うつ→気を上昇↑させたほうが良い。
婦宝当帰膠+補中益気湯
補陽が大切。
とくに朝に気を↑させる。
少量の海馬補腎丸も効果的。
1回4~5丸くらい。半量以下。
2丸でもOKのときがある。
夜に眠れないとき、若干熱がある。
↓
酸棗仁湯錠を加える。
↓
イスクラのは古典処方に近い。
↓
夜は1回まとめて服用もOK。
↓
それでも頑固な場合には、星火霊芝宝1包を加える場合もある。
星火霊芝宝ですごく良い場合があって、五臓六腑を補い、鎮静的。
9錠分3とか寝る前4錠+天王補心丹
産後うつは、赤ちゃんがいるので睡眠不足になったりする。
睡眠改善が大切。疲れてしまう。
人参と海馬が配合された漢方薬20~30代。
40代には海馬補腎丸や至宝三鞭丸など効果的。
更年期の女性は女性ホルモン↓ 女性ホルモンは体を温める。
女性の更年期にたとえば、二至丹+酸棗仁湯錠+海馬補腎丸
海馬補腎丸は弱火。
上ののぼせは、二至丹、酸棗仁湯錠。
下の冷えは海馬補腎丸で弱火で温める。
男性の更年期に、婦宝当帰膠を使ったり。
男女逆転の方法がある。
更年期の上の夏は、二至丹、瀉火補腎丸。
ほかに安神の酸棗仁、天王補心丹、帰脾錠で春にする。
更年期の下の冬は、海馬補腎丸、至宝三鞭丸で冬から春にする。
以上です。
目から鱗の内容をメモしました。
<2009年10月22日 「朝日を浴びるリンゴ」 東根市>
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