2回流産反復流産。漢方で体づくり、無事に妊娠、出産でした!
おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
山形県東根市神町の土屋薬局では日頃から不妊症の子宝の漢方相談が数多く寄せられています。
多くのお客さまに喜んでいただいています。
病院での不妊治療がうまくいかないことで西洋医学一辺倒から東洋医学、不妊症への漢方パワーを期待されるお客さまが増えてきました。
今週の妊娠報告です。
ご紹介されたお客様が先月の6日から来店していました。
今日の先ほど「妊娠しました、5週目です」とのことで、当初から過去に2回流産された経験があるので、流産防止も念頭においている漢方薬にしていました。
染色体検査はとくに問題ありませんでした。
仕事は過去の反省をもとにパートで日中3時間だけ勤務しています。
養血調経の漢方薬に生脈散製剤。
そして先月の8月28日に「かかとが痛い」とのことで、「かかと」は「腎(じん)」の経絡ですから補腎薬と収斂作用があって流産防止になるものをお勧めしていました。
「かかとが痛い」→腎虚(じんきょ)といって腎が弱い→腎気が足りないので流産しやすい→腰痛や下腹部痛になりやすく流産しやすい→
の法則ですから上記の漢方をお勧めした訳です。
以前の2回の流産はその症状のほかに茶色いおりものも出ていたそうですから、「腎」のほかに「脾胃」も補って気の保つ力、固摂する力をキープする処方を選びました。
つまり、「脾胃」と「腎」の2つに養血調経していきますのでスペシャルな3種類の漢方処方になります。
脾胃も大事です。
「脾胃気虚(ひいいききょ)」→気の保つ力が弱くなる→不正出血→流産しやすい
です。
最近は、焼肉を食べたせいか、貧血のためにレバーもたくさん食べたそうで胃腸の調子が悪く、ちょうど舌ベロのコケも荒れていたのです。
プラス、私の妹たちも服用して元気な子どもを出産しているお薬をお勧めして流産防止、安胎法をしていくことになりました。
最近は妊娠する人が増えています。
私も女心が分かってきて、漢方薬の選び方やカウンセリングの仕方が上手になってきたのかもしれません。
(脾胃を補うのは生脈散製剤はお休みにして、脾胃の摂血、固摂機能を良くする漢方をお勧めしています)
<2010年9月10日 我が家の朝顔 今年は暑いです>
…
○2011年9月1日追記です。
その後、お客様は髪の毛フサフサの赤ちゃんを抱いて来店されました。(^^)
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