50代女性のお客様のダイエットの漢方相談について
こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
最近、ずっと雨降りでしたが今日は午後からやっと晴れてきました。
夏は暑いほうが気持ちがいいです。
そういえば、今朝は我が家の庭でミンミンゼミが鳴いていました。
そろそろ夏本番のようです。
さて先日、50代の女性の方のダイエットの漢方相談をお受けしました。
「30代後半から痩せることなく、少しずつ体重が増えてきて、また子供たちの残り物を食べたり、運動不足、過食なども考えれます」とのことでした。
日頃は仕事もあるので忙しい毎日だそうです。
生理が不規則になった40代後半からお腹ポッコリの体型になってショックです。
知り合いの恩師の周先生にもアドバイスをお聞きしておきました。
「女性の方は、40歳を過ぎてからホルモン低下になりやすいです。
肥満の原因は食べ過ぎ、代謝が悪いことです。
女性の中高年のかたの場合は気虚(ききょ)があります。
疲れやすかったり、水太りになり体脂肪率も高めです。
気虚は痰湿(たんしつ)を生むので、いわゆる水太りになりやすやいわけです。
補気をしながら代謝を良くするには、代表方剤として防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)があります。
三爽茶も余分な水、水太りを解消するにお勧めです。
食生活の養生法は、水分の飲みすぎに気をつけます。
忙しい毎日は、気滞(きたい)もありますし、気虚からの血行不良も存在しますので早く代謝を良くするには丹参製剤も少量併用をお勧めです(丹参製剤にはたとえば冠元顆粒があります)」
とのことでした。
夏はダイエットにも心が向かう季節です。
私も最近、というか長年のテーマでなるべく太らないように努力しています。
では、みなさま良い季節をお過ごしくださいませ。
<2011年7月16日 茅野市北山5270-1 田舎料理イタリカさんからの眺め>
蓼科方面は最高です。
今朝の日経朝刊「私の履歴書」でも、小田島雄志さんが2人の息子たちがそれぞれ蓼科に別荘をかまえたので毎年夏は八ヶ岳の白樺や小鳥たちなど自然に癒されていると書いていました。
私も蓼科大好きです!
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