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2011.07.21

中医漢方お茶の間講座 「高プロラクチン血症」…☆補陰を強化→卵のクオリティーを上げる。◎不妊治療は体を乾燥させる→経血量↓ おりもの↓ 体が乾いていく→補陰をしていくことが大事→潤いをつくっていく

こんにちは。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

今日は台風が去った後の天候で涼しく、夏を通り越して秋になったような気候です。

そう、まるで北海道に旅行に来たようです。

体調管理には気をつけていきたいですね。


さて7月12日に勉強した「中医不妊症テレビお茶の間講座 症例検討」より、私のノートをまとめていきたいです。

全国の漢方薬局の先生方とまたチューターの中医師の力也先生とを結んで討論していきます。

今回は張先生で、プロラクチンがおもな議題でした。



○30代の女性のかた 流産後に漢方薬局でご相談、その後めでたくご懐妊、無事にご出産の嬉しいお話の紹介でした。


1)流産後の漢方処方について


流産後のフォローが大事である。次に備えること。

子宮の「復旧」を目指す。


たとえば、婦宝当帰膠、帰脾湯、田七人参など



2)プロラクチンは


腎虚(じんきょ)と肝鬱(かんうつ)のどちらがメインか



3)全周期補陰したほうが良い、陰を外さないほうが良い。

たとえば、低温期に二至丹と杞菊地黄丸の併用で。全周期に二至丹を。


余裕があれば補陰は外さないほうが良い。

卵の質を上げる。

補陰はいい卵を作る。→可能性が広がる→それは漢方の長所


補陰を強化→卵のクオリティーを上げる。


肝の陰が十分にあったら陽が動く。

「肝の体は陰、肝の用は陽」 補陰は大切



○高プロラクチンについて

2~3日前の生理前の胸の張り→正常

あまりにも痛い、乳汁(つねると乳汁が出る)→高プロラクチン血症


高プロラクチン血症→月経量↓ →肝血不足


参茸補血丸→活血作用と補腎作用がある。

補陰は全周期にわたり使ったほうが良い。

補陽は黄体期。



張先生に土屋が「補精の漢方」について質問した。


オリヂンP→補陽と補血の便利なもの

海精宝→補精→補陽に近い、補陽のものもたくさんある。

たとえば二至丹3粒くらい、海精宝5~6粒という方法は、年齢が高い人にお勧め。

20代にはすぐには使わない。

40近くの人や治療歴が長い人などにお勧め。

バランスが良い。



中医学における高プロラクチン血症対策 補腎整肝、兼化痰淤


補腎→滋養肝腎、調補衝任:

滋陰:二至丹、杞菊地黄丸、瀉火補腎丸、天王補心丹

二至丹はBBT高めのとき、邪魔なものを解消していく意味でも使える。


補陽:参馬補腎丸、参茸補血丸

参茸補血丸は5~8粒に減らしていく方法がある。


益精:海精宝、オリジンP


調肝→疏肝解鬱、疏肝理気、調経養血

疏肝:星火逍遥丸、開気丸、シベリア人参、仏手茶、玫瑰茶

清肝:加味逍遥散、瀉火利湿顆粒、蓮子心(眠れないときに)

柔肝:芍薬甘草湯、婦宝当帰膠

斂肝:炒麦芽、晶三仙、酸棗仁湯顆粒
(酸味のもの、養肝斂肝。酸味のあるもの収斂させる) 

婦宝当帰膠と炒麦芽は良い効き目


「肝体陰、肝用陽」

肝鬱の人に柴胡剤だけ→難しいときが多い


肝は補陰補血(ほいんほけつ)をしてから疏肝していく。


去淤化痰:理気活血、健脾化痰、降逆和胃

活血:弓帰調血飲第一加減、冠元顆粒、血府逐淤丸

化痰:健脾散、チャガ、温胆湯

和胃:開気丸、健胃錠



◎不妊治療は体を乾燥させる→経血量↓ おりもの↓ 体が乾いていく→補陰をしていくことが大事→潤いをつくっていく



たとえば、プロラクチンが高めの場合:BBT全体不安定、低温期に波が多い


婦宝当帰膠、炒麦芽、開気丸、加味逍遥散、仏手茶、玫瑰茶→疏肝養血調経(肝を中心に考えること)


養血滋陰育卵:二至丹、杞菊地黄丸 体に潤いを与えながら卵を育てる、卵は生理の3日前から育ち始める、補陰して補血をしていく


活血理気促排卵:冠元顆粒、田七


活血養血補腎陽:参茸補血丸


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<2011年7月16日 霧ヶ峰>

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霧ヶ峰、クーラーの名前で知っていましたが、まさか実際の地名だとは思っていませんでした。

素晴らしくて、眺めも良いし、あまり混んでいないし。ほどほどローカルでアイスクリームも美味しかったですし、いうことないです。

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