○漢方不妊症専門講座・PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)…その3
こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
今日は三連休の初日です。
午後から仙台から新しい漢方相談のお客様が来店されるようです。
最近は、PCOS(多嚢胞性卵巣)や無排卵、子宮内膜症、子宮腺筋症などの比較的に専門的で病院の治療だけ受けていても難しいと思われるような方からの漢方相談が増えてきています。
さて、○漢方不妊症専門講座・PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の続きの話です。
東京でせっかく勉強したので、忘れないようにログしていきます。
…
<症例>
35歳の方
不妊治療歴8年 子宮筋腫の手術歴。そして多嚢胞性卵巣もあった。
3か月ほどタイミングをした(クロミッドとHCG)が、胃腸の調子が悪くなったので通院はお休み中。
養血調経と桂枝茯苓丸、チャガの3つを中心に相談していった。
下痢のとき、胃腸が悪いときには健脾散を併用、にきびの調子がかなり良くなった。
漢方服用して1年後に胃腸や体調のほうもすっかり良くなったので、通院再開。
人工授精となり、そして妊娠されご出産。
その後も自然妊娠され順調に2人目出産。
…
<考察>
チャ○は二陳湯よりも去痰効果が優れている。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は、おもに淤血と痰湿(たんしつ)の2つが絡み合っているので、その2つの邪気を解消することは子宝につながっていく。
<2011年10月2日 山形市 長谷堂城址公園「城山」に妻と一緒に登る>
妻の実家の近くの直売所に行ったら、今が城山の彼岸花が見頃だと親切に教わりました。
山形の人はやさしい人が多いです。
今年は雨が少なかったので彼岸花が例年よりも遅いのだそうです。
やっとまとまった雨が降るようになって、彼岸花がでてきたそうです。
やはり彼岸花はそれは綺麗で。。
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