中医不妊症お茶の間講座 「卵管閉塞」 クラミジア感染症による…基礎体温がガタガタ、どこが低温期、高温期かも分からない
こんにちは!
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
いつもココログをお読み頂きまして、ありがとうございます。
昨日は、妻と一緒に初めてのコンサート、一青窈さんを山形県民会館で聴いてきて感動しました。
震災後、歌って素晴らしいなあと思っています。
歌の力って素晴らしいですね。
一青窈さんは、コンサート前日に一人別行動で天童温泉・天童荘に泊まって、天童木工に行ったり、コンサート当日はは山形学び館に行ったり、上山の美術館に行っていたそうです。
好奇心旺盛で、感性豊かな才媛でした。
さて10月4日に勉強したことの内容をログしていきたいです。
…
中医不妊症お茶の間講座 「卵管閉塞」
20代 女性 両卵管閉塞しています。
クラミジアがありました。
体外受精も複数回しています。
何回採卵して、何回戻しても妊娠しない。
→卵管の通りの対策の周期療法もしつつ体調を整えた結果、見事にご懐妊されて順調にいっているという症例でした。
以下、私がメモした内容です。
クラミジア→炎症をとってあげないとダメ、妊娠までいかない。
基礎体温はたとえば生理中にも関わらず、基礎体温が高めです。
基礎体温がガタガタ、どこが低温期、高温期かも分からない。
体外受精を何回もやると体に負担がかかるし、クラミジア感染を取り除かないと妊娠までいかない。
生理の出血が黒い、または10日以上ダラダラと生理が続く。
→生理が終わった後に、その後不正出血もダラダラ続いたりする。
癒着が影響している。
クラミジアが慢性化すると、お腹がグチャグチャ、癒着となる。
普段はおりものが多い、粘調状態、臭う。
色は黄色い→まだクラミジアが取りきれていない、炎症がある。
おりものからみると、炎症があることがわかる。
もしお腹を開けると、グチャグチャ癒着している。
クラミジア感染症の合併症は、骨盤腹膜炎となる。
女性の附属器のあたりが全部、膿だらけ。
急性だったらすぐに抗生物質を飲めばよいけれども、慢性化は難しい。
5つのお花の成分やチャガが良い。
卵巣から卵管に卵が入らない。
卵管の詰まりに、卵管采の癒着もあって、ピックアップ障害もあるに違いない。
排卵は卵巣の状態が悪くなければ毎月ある。
クラミジア感染は、卵管癒着、卵管采癒着、卵巣表面の癒着、子宮の中にも癒着する。
過去に1度、卵管を通す手術をしたことはとても良かった、卵管は通らなかったとしても、これは子宮腔、中の掃除にとても良かったのではないか。
上記の漢方を服用して、かなり子宮の中の状態が改善されたと思う。
破血化淤(水)→活血の力、癒着が剥がれる力
+5つのお花の成分→黄色のおりものが少なくなった、炎症の状態が良くなっている。
炎症がひどいときには、採卵しても分割しても卵が良い状態でないし、たとえ着床しても流産しやすい。
ある程度、クラミジア感染症と子宮内膜症は似ているところがある。
分割しにくい、着床しにくい。
ずっと炎症反応がある。
骨盤の中の炎症反応で抗体ができやすい。
なにかあったらすぐに炎症反応、白血球の働きもすごく活発。
抗体ができやすかったら着床しにくい。
お花の成分や破血化淤をずっと使っていて、とても良かった。
→ここで質問?
清熱解毒の漢方は、冷え性があったとしてもお腹のところに部分的に炎症があれば、清熱解毒を長く使っても悪い影響は考えられない。
むしろ炎症が改善すれば、血流が良くなるし、冷え性も改善していく効果も考えられる。
だから自覚症状で冷え性であっても、清熱解毒を炎症があれば使っていける。
<2011年11月4日 若木山公園 ナナカマドの赤い実>
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