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2012.02.24

味覚障害の漢方相談(2)と天王補心丹の話

おはようございます。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

山形も春らしくなって、一時の豪雪から抜け出しました。

陽射しも柔らかく、だいぶ日も長くなってきました。

今朝のラジオでは栃木県では福寿草が咲きました!などと放送されていましたので、早春なんだなあと実感しました。


さて、昨日の2月23日に東京から中医師の何先生に訪店して頂き、途中から妻も合流して一緒に中医学を教えてもらっていました。

昨年の12月にも教わっていて、まだ全然まとめが追い付いていないのですが、今日は最近、当店でも漢方相談を手掛ける「味覚障害の漢方相談その2」をログしていきたいです。

前回の話は「味覚障害の漢方相談」です。



土屋 「最近、年配のかたの味覚障害の漢方相談が増えてきました。健脾以外の方法でなにか効き目のある漢方はございますか?」


 「年配のかた、高齢のかたの味覚障害は補腎陽(ほじんよう)で陽気を補っていきます。

胃腸と補腎作用のある漢方を満量で服用。

それにプラスして安神薬の天王補心丹を併用します。

6、6丸くらいでいいです。

杞菊地黄丸や八仙丸なども良いです。

それに冠元顆粒半包×2回


腎陽が足りなくなっているので、味覚障害が起こってきます。


補腎陰と補腎陽を同時に使うことが効果的です。

脾腎両虚は、補脾と補腎が大切。


水→相生→木→相克→土 の理論です。


若い人の場合、30~40代の味覚障害は、たとえばレストランのコックさんが仕事のしすぎでストレスがある場合があります。

この場合には、安神薬で胃腸に帰るようなものを使っていきます。


年寄りの人は腎。

腎の問題があるかどうか、補腎が必要。

たとえば、以前に何先生が訪店していたお店のお客様、胃腸の漢方薬をありとあらゆるものを使ったが効き目がなかった。

最終的に、胃腸と補腎作用のある漢方をお勧めしたらだいぶ良くなった。


CF


天王補心丹について


君主之官


心という文字だけ、唯一五臓六腑のなかで「月(にくへん)」がついていない。


君が乱れると、すべての五臓が乱れてしまう。


心の陰には、麦門冬、天門冬、地黄、玄参。

心の気には、人参

心の血には、当帰

そして五味子。

心を総合的に補う漢方薬である。

心の陰気血を補う。

ホルモンの受容体は体の400場所で働く。

だから意識の問題は大切。


自律神経が働きすぎる。→心と腎の陰を消耗する→悪循環で火が燃える→さらに消耗する。

日本人は職場で頑張る→心が揺れる→五臓みんなが揺れる→勉強する人、更年期の人にも良い。


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<2012年2月11日 江の島 実に20年ぶりの再訪となりました。当時の記憶はスマートボールと射的場と鄙びた江の島植物園だったのですが、すっかりあか抜けていてビックリしたことと、片瀬江ノ島駅からずいぶん長く歩くんだなあと思いました。茅ヶ崎からチャリンコで行ったときのほうが、なんか充実感がありました。20代男子の男の子の青春といった感じでしょうか?>


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