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2012.04.03

検査でも異常がない動悸に対する漢方アプローチの紹介でした。

こんにちは。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

今日は宮城県富谷町や新庄市、山形市など天候が悪いにも関わらず、遠方よりのお客様が多いです。

我が家の福寿草は、寒さで固く蕾を閉じたままです。

今朝はお庭に入ってよく眺めてみましたら、フキノトウが芽を出しているのを見つけて感動しているところです。


さて、動悸やしびれで悩まれていて、震えるような感じもあったお客さまがいらっしゃいました。

脳や脊髄などのMRIや血液検査などはすべて正常で問題なく、でも動悸があってスッキリしない感じで胸のところもモヤモヤする感じ、鼓動の音が気になったりします。


舌ベロの尖を見ると赤みがあって、これは心熱(しんねつ)と呼ばれる状況です。

色々なお医者さんに診てもらったけど、とくに今まで指摘されていなくて気になっていたそうです。


心熱(しんねつ)または心火旺の状態で、漢方の五臓の心(しん)は中枢性のストレスによる悩みやドキドキなどの状態にプラスして、もう一つの側面、循環器の血行不良などに関することもつかさどっています。

舌ベロでは舌の尖が赤みがあれば心のエリアなので、ここが赤いことは五臓の心(しん)から改善していけば、動悸やしびれも改善していくことにつながります。


安神(あんじん)を中心にして、植物性の養心安神と重い感じの重鎮安神と2つをお勧めさせて頂きました。

短期間でわりと結果が分かる良い処方で、最近でもよく眠れるようになった、体も元気がでましたなど反響が多い処方です。

検査でも異常がない動悸に対する漢方アプローチの紹介でした。

Imgp36250330

<2011年3月30日 我が家の庭 福寿草>

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