「子宮内膜症」と不妊漢方…その3
1)子宮内膜症は黄体機能が良くない。
2)排卵障害もある。
何日間かけて高温期になる。
3)生理の排泄、生理中に基礎体温が高い。
体温から見ると子宮内膜症じゃないかなと判断できる。
低温期と高温期の差が縮んできて、低温期の体温が上がっていく。→低温期の体温を下げてあげる。
排卵誘発剤で基礎体温が上がっていく→低温期にたとえば二至丹など。
これからステップアップして体外受精へ進むとき。
○漢方薬と併用できるか?
これからの子宮内膜症の先の状況はどうなるか、お客様に教えてあげたほうがいい。
一つは子宮内膜症は自然妊娠が難しい。
もう一つは体外受精をしても受精卵ができにくい、できても分割しない、分割しても着床しにくい。着床しても流産する。難しい状態。
病院の刺激に漢方薬を併用すれば副作用を減らしていけるし、質の良い卵をつくっていける。
1)誘発剤の副作用防止 2)質の良い卵子に
体外受精の場合にはどんな漢方を併用していくか?分けて考える。
排卵誘発剤は基礎体温がどんどんと上がっていく、また排卵誘発剤は子宮内膜症の症状自体がひどくなる。
炎症がひどくなる、採卵もようない、いい卵がとれない、数が取れても→分割卵にならない、受精卵にならない。
いい卵子を確保するために漢方の併用の必要性がある。
チャガ使うべき
1)卵巣の腫れ予防 2)いい卵子に
着床
胚盤胞が得られても、着床できない、着床しても流産する。→美肌油、チャガの併用も必要
たとえば着床が成功しても流産できない→子宮内膜症は流産しやすい→5つの花の生薬、2つの生薬の補腎薬。
5つの花の生薬がもし胃腸が弱い場合は、苦味が弱い場合には食後にのんでもらう。あるいは半包ずつ量を減らして飲んで頂く。
5つの花の生薬の使い方は?
→後から説明します。
りゅう先生、3月からスタートして毎月1回漢方相談会に行った。
驚いたことは98%の人が子宮内膜症。
多いこと、高齢になって薬局に漢方相談に来る。
35歳以下のかたがいない、みんな35歳以上だった。38歳、40歳、43歳など
腺筋症、卵巣嚢腫など合併症があって病院の先生もお手上げ。
採卵できない、採卵できても分割しない状態。
薬局での子宮内膜症の相談はとても良いこと、意味があること
<2012年5月14日 我が家の庭 石楠花>
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