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2012.05.16

中医不妊症テレビお茶の間講座 「子宮内膜症」

こんにちは。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

五月の木漏れ日を感じている山形です。

今日は気温がグッと上がって、風が強い一日になりそうです。


さて昨日は、中医不妊症テレビお茶の間講座で20時から22時まで薬局の中で、インターネットのウエブカメラを利用した双方向性の勉強会をしました。

南は長崎から全国の漢方薬局の先生方と症例検討、そして学術的に子宮内膜症を中医学の漢方的立場からの考察でした。


中医不妊症お茶の間講座 「卵管閉塞」 クラミジア感染症による」と同じ中医師の先生、りゅうれい先生がチューターを務めましたのでラッキーでした。

中医学は日本漢方と違って各種感染症、熱病などに有効性がありますので、いろいろと子宮内膜症に関しての知識、有効な方剤を学びましたので、今後時間をみては内容をアップしていきたいです。

いろいろ普段から勉強していてだいぶココログにまとめられないものも増えてきて嬉しい悲鳴を上げています。


昨日の検討会では、りゅうれい先生が東京の漢方薬局で3か月間ぐらい店頭で漢方相談にあたったところ、来るお客様たちが全員といってもいいほど子宮内膜症があって、実に98%のかたが子宮内膜症、子宮腺筋症だったそうで「驚いた」とおっしゃっていました。

漢方の効き目も「生理痛がなくなりました」などと良い反応が多かったそうです。


私も普段から子宮内膜症、卵管閉塞、卵管留水腫、子宮腺筋症などの漢方相談をする機会が多いですから、今後ともお役立ちになるように相談の幅を広げていきたいです。

当店でも実際に、自然妊娠されるかた、体外受精と漢方薬を併用してご懐妊になって流産防止も行っている方など喜びの声が多いです。


さわりをまとめていきます。



子宮内膜症


1)黄体機能が良くない

2)排卵障害

3)BBT…生理のときの基礎体温が高い


子宮内膜症…自然妊娠が難しい、体外受精でも難しいことが多い


病院の治療に漢方を併用することは、1)誘発剤の副作用を防止すること 2)質の良い卵子をつくることなど役立つ、有意義


排卵誘発剤は基礎体温が上がってくる ↑

子宮内膜症の症状がひどくなると、数がとれない→分割できない、受精卵にならない、着床できない


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<2012年5月7日 我が家の庭 カエデ>

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