体外受精と漢方の併用…「卵巣年齢」を若返らせていきます。
おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
今日も山形は31℃と真夏の暑さになりそうです。
梅雨と無縁の山形はさくらんぼ日和の農繁期が続いています。
さて先週はカンジダ膣炎の漢方相談や体外受精での漢方の併用のご相談が多かったです。
体外受精のときの漢方相談は、卵巣の腫れを防ぎ、いい子宮内膜をつくること。
補腎をして生命エネルギーを補い「卵巣年齢」を若返らせていきます。
質の良い、卵になれば、妊娠する確立が上がってきます。
先日、虎ノ門での「不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座」では、婦人科の先生や患者さん代表の方などの講演がありました。
その中でも私が印象的に思ったのは、結局、「卵巣年齢が老化」してしまって、卵が採れなくなって不妊治療を断念せざるを得ない話でした。
子宮に関しては、ある程度老化しても大丈夫だそうですが、「卵巣年齢」の低下は深刻な問題で、「卵の老化」自体が不妊の原因そのものになっているそうです。
ですから、漢方薬を併用する場合にも、「卵巣年齢を若返らせる」ことを目標においたほうが効果があると思っています。
当店では、対策としましては「養血調経で生理を整えることと」と「補腎補精(ほじんほせい)で若返り」などを柱に、活血化淤(かっけつかお)で卵巣や子宮内膜の血行を改善することなどをお勧めすることが多いです。
いわば漢方の「アンチエイジング」になります。
詳しくはご相談して下さい。
…
<2013年6月13日 緑の季節、若木山を登ります>
栗の花も匂う季節になりました。
芭蕉翁の須賀川の段を思い出します。
「世の人の見付ぬ花や軒の栗」
村山の葉山の眺めもあっぱれです。
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