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2014.03.06

「夜に目が覚めること」の漢方相談

こんにちは。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

三寒四温の言葉がありますが、春を通り越して冬将軍がアイシャルリターンばりに帰ってきました。

二日間続けての降雪となった山形です。

若木山も白く染まり、冬景色に戻っています。


さて、お客様から「夜に目が覚めること」の漢方相談を受けていまして、師匠の何先生にお聞きしました。

師匠、世界睡眠学会にも参加するぐらい「睡眠の中医学」のプロでございます。

睡眠がよければ、すべていい方向に行きますので、睡眠の質を上げる漢方相談は侮れません。


<何先生のアドバイス>


22時半に寝て2時とか3時に目が覚めることは、まったく問題ないです。

ちょうどその時間帯までが深い睡眠

それからは人間は浅い睡眠になるから大丈夫


中医学的に夜に目が覚めることを検討すると


1)心脾両虚(しんぴりょうきょ)→帰脾湯がきく

2)肝血虚(かんけっきょ)→生理の周期の変化や、経血量が減ったりする


◎婦宝当帰膠に枸杞の美と菊の花が入った補腎薬がいいです。


枸杞の美と菊の花が入った補腎薬は肝血を増やして、月経周期を整える働きがあります。

2~3時など夜中にもし目が覚めたら、その時に帰脾湯1包を再度服用します。

100mlの白湯(ぬるま湯)に溶かしてもう一度寝ます。


胃腸に帰る漢方薬はストレスの緩和や睡眠の質を高めます。


ほかの方法には星火霊芝宝を寝る前に、または目が覚めたときに1包を飲む方法もあります。

(睡眠薬は肌に悪かったりする。

睡眠薬、入眠剤は効かない場合には量が増えたり、強い睡眠薬に切り替わったりします。

強い幻覚、幻聴など→鬱と診断される→安定剤と悪い循環になることも)


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<2014年3月3日 我が家の庭 楓の芽>

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