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2015.11.05

不妊症の年代別子宝漢方相談…その6 月経不順(後期):卵巣性の基礎体温の特徴 Ⅱ

シリーズはまだ続いていて季節はすっかりと秋になりました。


前回は「不妊症の年代別子宝漢方相談…その5 ◎生理不順の漢方治療の三拍子」でした。

不妊症の年代別子宝漢方相談…その4 生理不順のタイプ、生理不順の原因

こちらなども参考になりましたら、幸いです。


さて、シリーズその6 「月経不順(後期):卵巣性の基礎体温の特徴 Ⅱ」の巻です。


月経不順(後期) 卵巣性の基礎体温の特徴Ⅱ


不妊症のBBTの基礎体温の特徴:卵胞期長い、不安定、波動が激しい


基礎体温のグラフ

<またヘタウマな基礎体温のグラフになってしまいました。。>


卵巣機能低下、卵巣早衰、FSHが高い

多嚢胞性卵巣、卵巣嚢腫


中医弁証──肝腎陰虚(かんじんいんきょ)、痰湿瘀血(たんしつおけつ)


漢方方剤─補腎薬+去痰(きょたん)、活血(かっけつ)剤


補腎薬…夏至と冬至に採れる漢方薬→不正出血の予防にも、人参と海馬が配合されている脾腎に良い漢方薬→健脾化痰する。


去痰→チャガ  たとえば、3ヶ月間1つの卵がホルモンを邪魔する。E2は上がってしまう


活血剤→<基礎体温が高い> 水蛭配合の漢方薬、 <基礎体温が低い> 丹参製剤や桂枝と茯苓が配合された漢方薬など


生理不順(後期):医原性の基礎体温の特徴 Ⅲ


不妊症の基礎体温の特徴:卵胞期長い、不安定、高め


基礎体温が不安定、卵胞期が長い、不安定、高め


<基礎体温は36・5℃以上>


長期間に渡る排卵誘発剤の使用、子宮内膜症治療など


中医弁証─痰湿鬱熱(たんしつうつねつ)、気陰両虚(きいんりょうきょ)


漢方方剤─滋陰清熱(じいんせいねつ)、去痰解鬱(きょたんげうつ)


夏至と冬至に採れる漢方薬、亀とスッポンの甲羅が入った亀食品、知母と黄柏が配合された虚火を鎮める補陰の名方、枸杞の実と菊の花が六味地黄丸に配合された名方、水蛭配合の破血薬など


烏瓜の実がブロック塀に

<2015年11月4日>


烏瓜の白くて可憐な花は、すっかり熟した果実となりました。

葉っぱも紅葉で秋という感じです。


秋の熟した烏瓜の実です

銀河鉄道の夜では烏瓜の実の灯りを思い出します。


若木山公園もすっかり秋。ブランコと銀杏の風景

若木山公園に足を運びました。

すっかり赤黄色の風景で紅葉が美しいです。

ブランコと銀杏の風景もなかなかですね。


地面に落ちた銀杏の実です

今年も銀杏の香りが公園中に広がる季節となりました。

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