体外受精のおける漢方併用の効果
本日第二弾の投稿です。
「首の凝り、 頭痛、 吐き気」の漢方相談の続きです。
最近、真剣になってこの中医学の本を読んでいます。
試管嬰儿的中医干預実録
つまり体外受精における中医学、中医婦人科での漢方の経験、体験集です。
この著者の先生は劉穎先生。
おじいさんが中医の名医だった方で、おじいさんの名処方をもとに現代医学の体外受精、顕微授精と漢方をミックスして治療に取り組んでいる「理論体系」「症例」が載っています。
今まで南京の夏桂成の周期療法の本を2冊読破、何少山先生のこちらも記念すべき中医の本を読破、柴松岩先生や許潤三先生と中医婦人科、中医不妊症関連の本はチェックしてきましたが、この本も「感涙」ものです。
おじいさんの先生の文章もたまたま中国語の原典で持っていたのですが、昨日はそちらも読んでみました。
さて「首の凝り、頭痛、吐き気」のことも聞いて、最後に「ようびん先生」に質問させて頂きました。
土屋 「先生は不妊症の漢方相談のときにはどのような方法を心がけていますか? いま、中国の体外受精と漢方の併用の本を読んで勉強しています」
ようびん先生 「私は人参と鹿茸が配合された漢方薬が好きです。腎精を補う漢方薬は動物薬が効果的です。鹿茸の他には、紫荷車、亀板、鼈甲だったり」
「もしのぼせほてりがあれば亀板や鼈甲などの漢方薬。」
「鹿茸の入ったもので効き目がもう一つのときには、亀ちゃんだったり、ハシマだったり」
とても参考になるご意見でした。
どうも教えて頂きましてありがとうございました。
…
「12年間ずっと望んできて、かなわなかった夢に初めて近づけた私の気持ちのようです。」
「不妊漢方…体外受精サポート…体外受精での採卵失敗、空砲、変性卵、小卵胞、未熟卵、卵巣の腫れ、着床失敗、着床障害、遺残卵胞への漢方対策」
「子宝漢方講和…体外受精とアレルギー性鼻炎の関係は無視しないこと…免疫↓、着床、流産対策に」
こちらの漢方のコラムなども参考になりましたら、幸いです。
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