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2016.10.07

つや姫とむずむず脚症候群、体外受精の凍結融解胚移植の漢方併用例

つや姫


土屋薬局は「薬局」なのですが、いまは秋の新米シーズンで店頭にも「つやひめ」が積まれています。

これは店内に入ってきた漢方のある一定の条件を満たしたお客様にご紹介するものですが、とてもめずらしいセールをしています。

ブートレグではなくて正真正銘のロット場号でかんりされている、まるでGMP基準で作られたかのような厳しい条件を通った「つや姫」がひょっとしたら明日、明後日にあなたを待っているかも?


本来のお米のタンパク質の8%を切っているという「つや姫」。


身体が弱い方も、腎臓病の方にもより安心な食材です。


ひょっとしたら、いいことあるかも?


さて、

痺証の勉強会


昨日は仕事が終わった夜の8時から痺証のパソコンのIP通信による勉強会が午後10時まで行われました。


いまのパソコンは今年の連休中に買い替えたものですが、以前はマイクとカメラを付けて会話していたのですが、このノートパソコンはカメラとマイクが内蔵されているようで、普通に会議室に入るだけで双方向性で勉強できるので技術革新なんだなあと新鮮に感じています。


痺証はおもに栃木県の私の師匠格の毛塚先生による「むずむず脚症候群」のお客様の症例検討でした。


毛塚先生、むかし私が東京にいる時代とリンクしていて、そのときには東京薬科大学から吉祥寺の東西薬局さんなどで修行をされていましたから、非常に「中医基礎」がしっかりとした信頼のおける先生です。(先生はその後、南京にも留学されました)


ムズムズ病(レストレスレッグス症候群)と皮膚科で診断された。


足底を触れるとビリビリする。

足裏が硬く感じて砂利が入っている感じ。

たまに棒のように感じたり。


ここからは勉強会の最後に陶先生が教えて頂いたのですが、むずむず脚症候群の方に多い症状だそうです。


「胃があまり強くなく、ときにつかえて、胸焼けを感じる。

食が細くて痩せてしまう。そのようなときには足の調子も良くない」


漢方を服用して1年後ぐらいから調子が全般的に上向きに傾向になったそうです。

テューターの進行役の陶先生によるまとめです。


むずむず脚症候群


中医学的な対策方法


湿熱下注(しつねつかちゅう)→清熱利湿(せいねつりしつ)


気血両虚(きけつりょうきょ)→補気養血(ほきようけつ)


脈絡淤阻(みゃくらくおそ)→活血化瘀(かっけつかお)


肝腎不足(かんじんぶそく)→養肝滋腎(ようかんじじん)


寒邪阻経(かんじゃそけい)→温経通絡(うんけいつうらく)


など一生懸命、痛み、しびれの中医学、漢方的アプローチをたくさん勉強しました。

野川

野川

閑話休題、昨日の2016年10月6日の野川です。

芋煮会シーズンです。


平日でも毎日、どこかのグループが野川で芋煮会を開いています。

いい季節です。

秋のお日様が似合います。


白山のスタバ

またまた閑話休題です。


先日、スタバで読書しました。





だぶん、この本を読めばかなり私の漢方相談のレベルの向上が見られると思います。


中医学の勉強は「ここでいい」という基準がないので、常に勉強して「知識の水平線」を上げていきたいです。

まさに「永遠の果てしない道」です。

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