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2017.05.30

フレイルの漢方対策、体重減少、座骨神経痛に

こんにちは。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。


今日の山形は快晴です。

これから日中は気温も上昇し30℃近くまで上がるそうです。

雪解けからは田に水が入って田植えの季節となり、さくらんぼなどの果樹でも大忙しの農繁期の東根市です。


さて気温も上がってきましたので今日から半袖のユニフォームにしてみました。


自撮り

<2017年5月30日 自撮り> 最近、やっと体重が75キロ代になってきました!


土屋幸太郎


今日は前回と違って漢方相談コーナーの壁面 「赤ちゃんの写真がいっぱい」をバックにスタッフから撮影してもらいました。

前回は長袖白衣でした→こちら 「2017.05.19 気虚タイプの耳鳴り漢方改善→奥さまのご紹介→奥さまの友人のご来店


さて、昨日の5月29日月曜日は漢方相談の予約などなかったものの、地元の東根市やお隣の天童市久野本や山形市などからのお客さまのご来店がありました。


天童市のお客さまは90代と後期高齢者の範疇に入りますが、とてもお元気でして地域で活発に活動されているようで施設とは無縁の素晴らしい生活を送っていらっしゃいます。


右足の裏側、つっぱり感、痛みがひどい。

座骨神経痛


平成27年6月3日から東根市の土屋薬局にお隣の天童市からご来店で座骨神経痛の漢方薬をお求めでした。

独歩顆粒(どっぽかりゅう)です。


一時、整形外科の先生のほうから病院で漢方薬を処方されていましたので、当店の漢方薬は休薬していましたが、先生の担当が変わったところ、「漢方はもう要らないでしょう」とのこと。


処方されなくなったので再度、独歩顆粒で体を整えていきたいと今年の平成29年4月に久しぶりのご来店でした。


足のしびれ。


あまり食欲がない。

肉、魚を食べたくない。

痩せてきた。


いわば後期高齢者が気をつけるフレイル(前要介護状態)でもともとは「虚弱」という意味です。


フレイルは、

1)体重減少 半年で2~3キロ体重が減った。1年で4~5キロ体重が減った。

これは意図してダイエットや運動などの活動量を増やして痩せたわけではなく自然に痩せた場合をいいます。

高齢者は関節と関節の間がすり減ってきたり、体が縮んでくることが多いです。


2)疲労  疲れる


3)活動量の低下

1週間のうちに体操も体も動かさない、歩かないなど


4)歩行速度の低下

赤信号になったにも関わらず、横断歩道を渡りきれなくなる。


5)筋力の低下

たとえばペットボトルの蓋が開けられなくなる。


握力計は家庭にはないでしょうから、一番とご家庭で便利なのは体重計で常に自分の体重を計測することが大切です。


フレイルの予防、要介護から自立へ戻るにはなかなか大変なことですから「前段階」のフレイルで栄養や運動などで心身ともに健康を見直していきます。


上記の5つのうちに3つ当てはまればフレイル。

1~2項目だけの場合には、プレフレイルと呼んでいます。


独歩顆粒

こちらはお客さまがお求めになった独歩顆粒です。


チャイナビューの222号、今月号の菅沼栄先生の原稿を参考にさせて頂きます。


中医学におけるフレイル対策になります。


ココロとカラダの衰えを改善!

「フレイル」の対処法


腎のケア


「腎(じん)」は生命力の源「精(せい)」を蓄える臓器。

そのため腎の機能が衰えると生命力の低下につながり、腰痛や物忘れといった老化症状が起こりやすくなります。


腎の働きは加齢とともに衰えるため、日頃からケアすることが大切。

腎は冷えが苦手なので身体を温める食材選び、冷えない服装などを心がけましょう。


<フレイルの腎虚タイプのおもな症状>


歩く速度が落ちた、腰痛、腰の冷え、腰が重い、足腰が弱い、めまい、物忘れ、耳鳴り、むくみ、頻尿、冷え性


<フレイルの中医学の食の養生法>


腎を養い、老化症状を和らげる


えび、くるみ、黒豆、黒ゴマ、山芋、にら、松の実、栗、なまこなど


☆よく使われるのは…

金匱腎気丸(八味地黄丸)、イスクラ杞菊地黄丸、イスクラ八仙丸、イスクラ参茸補血丸、二至丹、イスクラ独歩顆粒、牛車腎気丸


このイスクラ独歩顆粒で足腰を丈夫にして筋骨をたくましくすると同時に、痩せ対策、後期高齢者のフレイル対策にはコンクレバンもお勧めです。


長寿たんぱく質のアルブミンも期待できます。

アルブミンは生命の指標です。


いくら、ためしてガッテンの放送のように「お肉を食べましょう!」といっても毎日食べるのは難しいですし、肝臓の栄養でもあるアミノ酸は貯蓄できません。

だから毎日、アミノ酸を摂取しなくてはなりません。


毎日、レバ刺しを食べるとか、毎日焼き鳥屋でレバーやハツを食べるのは難しいからそこでコンクレバンです!


コンクレバン

コンクレバンです。


最近、「そうだなあ」と思ってコンクレバンを積極的に推奨しだしたら日水製薬の担当セールスさんも喜んでくれて「ニッスイの基本はコンクレバンです」と笑顔でした。


ちょっと今ままでご相談されていた50代男性のお客さまは、私の先輩世代なのですが、コンクレバンを飲んでから筋肉がついたそうです。

以前の日水製薬のセールスさんとも男同士での筋トレの話になりましたが、コンクレバンを飲んでいると意外に筋肉がついてきます。


むろん話は脱線していますが、90代のフレイル予防、要介護を予防するにもコンクレバンは筋肉にいいので座骨神経痛や腰痛などの痛みの対策にもなります。


どうでしょう、コンクレバンと独歩顆粒の組み合わせは?

65歳以上の前期高齢者、75歳以上の後期高齢者、またグレーゾーンの個別にメタボやフレイル予防をする65歳から74歳までの年齢にもこれらの医薬品はお勧めです。


アルブミン


介護要らずの長寿タンパクといえば、アルブミン!


健康長寿の栄養素「アルブミン」は

1)血液や筋肉の原料になるタンパク質

2)肝臓でのみアミノ酸から作られるタンパク質

3)身体に栄養素を届ける船の役目(薬なども運ぶ)

4)身体の余分な水分を回収する

5)母乳の主成分


※ 血液検査では基準値は4・5~5・0㎎/dlですが、4・3㎎/dl以上が健康の秘訣!


命の質を維持する食生活のために


さまざまな食品(多様性)を摂ることで老化を防御!


その中でも動物性タンパク質を十分に摂取することが大切!

そのタンパク質摂取の指標が「アルブミン」!!


天童市久野本からの90代のお客さま、1ヶ月間イスクラ独歩顆粒と日水製薬コンクレバンを服用して、だいぶ元気で調子がいいと、独歩顆粒60包とコンクレバン3本入をご購入されてご家族のかたとお帰りになりました。


石灯籠

<2017年5月30日>

我が家の庭です。

おはようございます。

今日は30度まで上がる天気予報の山形です。

我が家の庭、石灯籠と紫陽花の一種の可憐なお花とハウチワカエデの緑が色鮮やか。

紅いツツジと石灯籠

紅いつつじも綺麗です。

つげ義春さんの「紅い花」に衝撃を高2のときに山形市の八文字屋書店で購入して受けて以来、はや30年経過しました。

ですから「赤い」の形容詞ではなくて「紅い」という文字を使いたいです。

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