流産後の漢方相談につきまして
流産後の漢方相談につきまして
1)流産をした時がある方の不妊症、子宝相談の漢方相談は、まず「何周目で流産されましたか?」とお聞きします。
その過去の流産した週数をお聞きして妊娠初期の4~6週目だったか、それとも8~9週目などだったか。
そして心拍を確認されたかどうかをお聞きして確認します。
2)次に「不正出血はありましたか?」とか「腰痛はありましたか?」とお聞きします。
不正出血は気血が弱いこと、気虚など。
大事なもの、血液や赤ちゃんなどをしっかり守る【気】が手と手を結んでいないと、不正出血や流産になりやすいのです。
低血圧、朝にだるい、朝食が食べられない、下痢軟便、とくに生理中に下痢軟便になりやすい、汗をかきやすい、風邪ひきやすい、冷え性、倦怠感、免疫力低下、風邪をひきやすい、花粉症などのアレルギー疾患、アトピー性皮膚炎、頻尿、夜間尿、不感症、不妊症、インポテンツ(ED)などになりやすい体質です。
腰痛は腎虚です。
足腰が弱い体質です。
腎とは木でたとえると根っこに相当します。
泌尿器、生殖器、ホルモン、代謝、骨歯、骨髄、腰、髪、耳の働きに相当します。
不妊症、精力減退、慢性膀胱炎、糖尿病、リウマチ、夜尿、尿がでづらい、むくみ、腰痛、難聴、耳鳴り、白髪、脱毛などに関連します。
妊娠中の腰痛も補腎薬でスーッと解決されて出産に至ったお客さまが過去にもいらっしゃいます。
3)次に基礎体温表を薬剤師、不妊カウンセラーの立場から見せてもらいます。
基礎体温表が高温期が36.7℃を超えるのか、超えないのか、もしくは高すぎて37.0℃以上にあるのかを確認します。
基礎体温にも性格がでるんですよ。
イライラしてストレスがあるなあとか。
おっ、ため息が出そう。とか。です。
話は戻りますが基礎体温表で高温期が37℃を超えているような場合には、サウナ状態で熱々で流産してしまうケースです。
卵が熱くて息苦しくなって、、と中国漢方では考えます。
夏場で暑いのにも関わらず温泉や岩盤浴、ホットヨガ、サウナ、貼るカイロなどで温めすぎている場合です。
基礎体温表の高温期が36・7℃を超えずにいる場合には、基礎体温表が低めの体質です。
身体の冷えを解消しないとなかなか妊娠出産まで持っていけません。
4)月経周期が28日より長いのか、短いのか?
これも基礎体温表とセットでみます。
そうするとけっこう漢方での体質改善がスムーズです。
タンパク質だ、ミネラルだ、ビタミンだを超えた世界になると、漢方のんでまず美人になり髪も艶々になり、シミも解消して、色気がでます。
基礎体温が低めの方が体温が上がるにはお鍋の火力がちょっと強くなるといいので体質改善が早いです。
基礎体温を下げる、冷ますのはちょっと時間がかかります。
こっちは陰虚という体質ですから体液を増やす方法ですよ。
いずれにしましても、お客様の大切な人生に参加させていただくつもりで漢方相談しています。
だから喜ばれると嬉しい世界です。
年賀状とかお手紙がくると嬉しいので壁に飾らせて頂いています。
(プライバシーはもちろん配慮してます)
…
薬剤師、不妊カウンセラー、国際中医師の土屋幸太郎が執筆しました。
初めまして、こんにちわ。
薬剤師、国際中医師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
以下の資格を持っています。
●薬剤師
●認定薬剤師(薬剤師の中でも研修研鑽を積んでいる資格で評価が高いです)
●東根中部小学校、神町中学校の2校の学校薬剤師
●国際中医師(中国政府認定です。ただし日本の医師資格ではありません)
●不妊カウンセラー(NPO法人日本不妊学会認定)
(自称「子宝カウンセラー」とは違い、専門の婦人科医師の指導のもとに勉強研鑽を積んで試験を通った公的に認められている資格です。)
●出身校:神町小学校、東根第一中学校、山形南高校、星薬科大学
●東京大学医学部附属病院薬剤部研修
●イスクラ中医学研修高円寺塾研修終了
●マスコミ掲載実績:山形新聞への取材2回、週刊ポスト、雑誌コスモポリタン、雑誌「健康」、週刊朝日「本格漢方2011」、フリーペーパーの天童市を中心としたサンデータイムスへの取材など
●さくらんぼテレビでの漢方の取材
●土屋薬局として中国大使館から日中友好への寄与として3回表彰されました。
●地元講演会:神町公民館で薬膳の講演会、山形市城西COOPで薬膳の講演会、寒河江市ハートフルセンターで淤血(おけつ)の講演会
●漢方講演会:
山形市、宮城県仙台市、埼玉県大宮市、東京都、新潟市、静岡市、長崎市、大阪府、福岡県博多市でそれぞれ日本中医薬研究会講師として漢方講演、痛み痺れ、子宝不妊の漢方相談のことなど
とくに東日本大震災後の郡山市での漢方講演会は忘れられない思い出です。私もビッグパレットの檀上でお話させて頂きました。頑張ろう東北!
●保有メディアは、ココログ版土屋薬局 中国漢方通信と土屋薬局 中国漢方通信、そして土屋薬局メールマガジン、土屋幸太郎ツイッターです。
●いつ、この薬剤師や国際中医師、不妊カウンセラーの資格を身に着けましたか?
幼少の頃より薬局の息子として生まれたので薬剤師になるのは自然なことでしたので、進学校の山形南に入り、運よく星薬科大学に入れて薬剤師になれました。
卒業後は、最初の1年間は東大病院薬剤部で研修して西洋医学、薬剤師の基礎を固めました。
その後は、まるきり正反対の中医学を当時 高円寺にあった塾で1年間勉強し、イスクラ薬局や東西薬局さんで研修、店頭での勉強を重ねました。
その後は、商売の勉強をしようと1年半はマツモトキヨシでお世話になりました。だから、松本清さんの先代のスピリッツも持っています。
その後は、実家に帰り現在に至ります。
●このノウハウを身につけたことで何が変わりましたか?
病院でもうまくいかない不妊症の方や痛みやしびれ、耳鳴りなど辛い思いをしている方に、薬局薬剤師として地域医療に貢献しています。
薬剤師は医師とはちがって雑談が沢山できるのが強みですので、今後とも患者さん、お客さまに一番近い立場の薬剤師としてここ神町で生きていきたいです。
土屋薬局がワイワイと処方箋でもOTCでも漢方でもお客様が気軽に来店できて雑談の場になって笑顔になって頂けたら望外の喜びです。
●このノウハウに関することで、何か誇れることがありますか?
お店に子宝の赤ちゃんが生まれた写真やお客さまからの感謝の手紙があふれていることです。はっきりいって嬉しいです。
●「日夜、しあわせ」になって頂きますように、中国漢方で奮闘中です。」「幸せはお金じゃない。繰り返し、そう思う。」
日夜、お客様に良い結果、私の名前の「幸太郎」のように「しあわせ」になって頂きますように、中国漢方で奮闘中です。
最近は、不妊症や痛みなどで良いお知らせが多く
私もお客様から元気を頂いております。
不妊カウンセラーの資格も得ましたので、今後に生かしていきたいです。
お客様と心の共有ができる漢方相談、深みのある安心できる漢方相談が目標です。
漢方相談をしていて、今も心に残っているお客様は、他県から来店されていたHさまです。Hさまは、結婚13年目で体外受精も6回目だったのですが、実際にHさまのお気持ちと深く相談しまして、不妊の大変さ、心理的なプレッシャーを知りました。
「結婚して以来13年間が不妊との戦い」でした。
「不妊とは、まさにゴールの見えないマラソン」でした。
という言葉が今も心に残っております。
Hさまは、その後漢方も併用されまして、めでたく双子のお子様をご出産されています。1年に1回くらい、家族で来店されていますが、今ではお子様たちも元気に育って、幼稚園に通われています。
Hさま曰く「私の経験を他の不妊で悩んでいる人達にも役立てて頂きたい」とのことで、現在は子育て中ですので、私がHさまの代わりに、漢方相談に生かしていきたいと思っています。
ですから、お店で私が気合を入れて相談をしているときには、Hさまの気持ちも入っていると思ってください。
今後とも努力していく所存ですので、みなさま、どうぞよろしくお願い致します。(2008・01・20追記)
ホスピタリティーのある人間が私の目標で、人生の格言は、「幸せはお金じゃない。繰り返し、そう思う。」
~石田泰子(字幕翻訳家)さん~
映画「ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ」のパンフより。
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