副鼻腔の痛みは緩和したが,鼻がつーんとする症状について漢方相談
こんにちは。
山形県東根市の土屋薬局です。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
昨日は4人の出産されたお客さまからその後のご相談などあり、嬉しく思った一日でした。
昨日、今日と雪もやみ、比較的に天候が落ちついています。
ココログの読者のみなさまは、明日からは早くも12月ですから、風邪などに気をつけて体調良くお過ごしくださいね。
こちらは11月25日に雪が降った様子です。
我が家の庭です。
今年の雪はだいぶ早かったです。
さてその中の1人のお客さまからご質問がありました。
「以前に子宝相談で大変お世話になりました。
大変ご無沙汰しております。
おかげさまで,土屋先生の支えで授かりました息子も2歳5ヶ月になり,健やかに成長しております。」
「◎昨年の11月に,急性蓄膿症を発症(生まれて初めて)風邪から。
耳鼻科にて抗生物質などを約1ヶ月服用し,症状緩和。
◎今年9月下旬にのどの痛みがあり,その後鼻水がひどくなる(発熱などなし)
その他の症状はなかったため,様子をみていたが,鼻水の状態はひどくなり,量が多く,緑がかった黄色の鼻水。鼻づまりもひどく,のどからでることも多かった。)
10月中旬には副鼻腔付近の痛みがでたため,耳鼻科を受診。
副鼻腔炎と診断され,昨年と同様の薬を処方され,約3週間位飲んだ。
◎現在は,副鼻腔の痛みは緩和したが,鼻がつーんとする症状はまだ残っているので, 炎症は続いているのだと思います。また,鼻をかんでもほとんど鼻水はでないし,鼻づまりの感じもない。
が,鼻声なので,まだ副鼻腔に膿が残っている状態なんだと思います。
◎塩番茶で鼻うがいを時々しています。」
そこで東京にお電話したら、楊先生に回答して頂きました。
むかしは仙台にお住まいになっていて、いろいろと私達、南東北中医薬研究会の先生方にご指導をして頂いたものです。
私のほうへのアドバイスは「疲れを溜めないようにしてくださいね」と優しいアドバイスでした。
話し方が優しいのでとてもいい先生です。
楊先生からのアドバイス
「いまは回復期です。炎症から粘膜の修復へ。
ふだんはマスクをして冷たい空気を吸わないようにしてください。
これ以上悪化しないように予防していく。
漢方では「粘膜を強化する漢方顆粒」と「鼻水をすっきりさせる鼻炎の漢方薬」の2つがお勧めです。
粘膜の修復には→「粘膜を強化する漢方顆粒」
鼻の炎症、症状改善には→「鼻水をすっきりさせる鼻炎の漢方薬」
温めること、マスクで予防することが寒い季節は大切です。」
寒くなってきたので鼻水、鼻づまりなどのトラブルの漢方相談が増えてきました。
冬の間から花粉症、鼻のアレルギー対策をしていきます。
冷たいものを控えて身体を冷やさないようにすること。
【鼻の食養生】
食養生は辛味のあるもので余計な水分を発散させます。
ミント、ゴボウ、ねぎ、生姜、三つ葉、大根、春菊、玉ねぎ、どくだみ、ハトムギなど。
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