2007.02.02

コーヒーとアルコールと

おはようございます。

土屋です。

久しぶりに雪が降った山形です。


さて、最近は「便秘相談」が多く、3日間連続で
高齢者から中高年の男性のかたまで相談していました。

「ザ・便秘漢方」 「ザ・デトックス漢方」 (この言い方は、インチキくさいですね。^_^;)

を目指そうかなと、「便秘を治そうとする熱意」を聞かせて頂きながら、

そう思ったのでした。


さてさて、今日の本来の私が書きたい話は、「舌ベロの話」です。


昨日は、2人の対照的な舌ベロのお客さまが来店されました。


1人のかたの舌ベロは、最初のころの相談は
苔が少し多い感じでしたが、ご自身で舌ベロチェックをして頂きますと、

「舌の苔は少なく、亀裂があって、赤み」がある感じでした。


20代で若々しいかたなのですが、舌ベロ自体はイメージ的にいえば、

「茶飲み友達舌」です。


「茶飲み友達」の舌ということは、おじいちゃん、おばあちゃんに多い、

「お茶が飲みたくなるような」→のどが渇いたり、

お茶を飲んで口を潤したくなる舌のことです。


これは、「病院に行っても口内炎が治らない」「何軒廻っても同じだ」と

こぼすお客様にも多い舌ベロです。(難治性の口内炎でしょうか)


中医学的には、からだの体液不足の、つまりは「陰虚(いんきょ)」と呼ばれる

「証」でして、体が「サースティー」で乾いている状態です。


あと20代にもかかわらず、舌の色が「赤い」のは、

「熱(ねつ)」がこもっている状態です。


更年期障害に多い舌ベロです。


そのことを、「失礼ですが…あまり気にしないで下さいね…」

と言いながら、説明させて頂きました。


もう一度まとめると、

○舌が苔が少ない、亀裂がある→ 陰虚(いんきょ)

○舌が赤い→陰虚(いんきょ)


となります。


通常は、原因としましては、


1)ホルモン剤などの使いすぎで、基礎体温が上がってきて、

たとえば低温期36・5度以上、高温期37度以上となり、

寝汗も毎晩かくようになり、ベッドやパジャマが汗でビッショリになること。

2)お酒(日本酒、ウイスキーがとくに)、コーヒー、タバコの飲みすぎ 

→辛いものが体の津液(体液)を損傷するので、

体が乾いて「サースティー」の状態になりますので、

舌が赤くなり、苔が減ることとなります。


そのお話を説明させて頂きましたら、どうやら後者のようで、

「コーヒー」を1日6杯飲んでいるそうでした。


お酒とタバコはやりません。


ですので、「コーヒー」を止めてみて、

体を必要以上に乾かすことを止めましょう! というアドバイスになりました。


やはり、1日の水分をすべてコーヒーからにしてしまえば、

体調がおかしくなってくると思うのです。


「カフェインの利尿効果」がありますからね。


以前にテレビで元C○ガールズの青○典子さんが
「1日にコーヒー30杯」飲んでいるを見て、私も衝撃を受けたのですが、
逆流性食道炎の原因にもなりますし、やはりお医者さんたちも
「更年期に早くなりやすいですよ」と忠告していました。


また私は、プロレスが好きですが、

ビッグブーツの巨漢レスラーの高○さんは、

1日にコーヒー10杯以上毎日飲んでいて、

体が脱水状態になって、脳卒中になって数年間お休みしていました。


本人様は、「コーヒーの飲みすぎ」とのことに気がつかなかったらしいです。

入院先のお医者さんに指摘されて、気がついたらしいです。

「もっと早く教えてくれよ」と思ったそうです。

「あるある大辞典」のような、一方的にあれがいい、これがいいという、

マスコミの影響もあると思いますので、ある程度正しい医学知識があったほうが

自分の健康に役立つと思います。


ということで、今日は長くなりましたので、次回は「コーヒーとアルコールと」の

続編を書いていきます。

さようなら。


2月6日追記です。


その日に来店されたもう一人のお客様は、
ダイエットがしたいそうです。

30代前半でお子様が一人いらっしゃいます。


頑固な便秘があります。


ひどくなると「痔(ぢ)」になります。


出るときには出ますが、3日に1回の排便です。


肥満でお悩みで、立ち仕事です。

便秘が続くと体がだるくなってきます。


胃腸は弱くないですが、生理痛もひどくて
イブなどの鎮痛剤を飲むそうです。


冷え性はありません。


舌ベロチェックをしてもらうと、色は淡紅(たんこう)で、
苔は黄色くて厚めでした。


黄膩(おうじ)と呼ぶ舌です。


体に老廃物(ろうはいぶつ)が溜まっている舌ベロです。


便秘や肥満なども、その「老廃物」が原因になっていると考えますので、
体の中からサッパリしていくためには、お通じをスッキリする漢方などを
紹介して「食事の養生」も紹介しました。


今後に大いに期待しております。

以上で、追記を終わります。


体調に応じながら、津液(しんえき)の体液が少ないのならば補う、
また汚れが体に溜まっていたらスッキリさせるなどが大切だと思いました。

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2007.01.17

がん(ガン)になりやすい舌ベロの話

こんにちわ。

土屋です。

ココログのメンテナンスが終わったようですので、
すばやく書きます。


一昨日に、隣の市のお客さまが来店されました。

おもな訴えは「風邪をひいて喉が痛い、最近疲れやすくて気力が沸かない、
体力が無い」などでした。


ご自身で舌ベロチェックをして頂くと
舌の色は、なんというか「薄くて淡い色で、沈んだ暗い紫色も隠れている」という
舌ベロでございました。


○薄くて淡い色→血虚(けっきょ)です。


冷え性がひどくて、最近は調子が悪いというのも、
舌ベロチェックからしますと「なるほど」という感じです。


○「沈んだ暗い紫色も隠れている」→淤血(おけつ)です。


淤血(おけつ)とは、血液がドロドロ、ネバネバしていて血行不良ということです。

この場合は、通常の肩こりや頭痛でなくて、
私の経験からしますと、「がん」になりやすい舌ベロです。


過去に、「がん」の方でこのような舌ベロを見たことが何回かあります。


そのことを伝えますと、顔色が変わって、
やはりお医者さんでも子宮頚部に異型性の細胞があるとのことで、
注意したほうがいいと前々から言われているそうです。


しきりにお客様は「やっぱり、そうなんですね。気をつけたほうがいいんですね」

ということで、漢方的には「がん予防」にも効き目があって、
風邪も早く治るものを、天津感冒片(てんしんかんぼうへん)という
喉に効く風邪薬とともにお勧めさせて頂きました。


そのほか、淤血(おけつ)の症状では、
淤斑(おはん)と言って、舌の両側に暗い色が沈んで見えるときにも、
「がん」の恐れや子宮内膜症やチョコレート嚢腫などの可能性も否定できませんので、
気軽にできる「自己チェック」として「舌ベロチェック」はお勧めでございます。

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